公園でシルビアという少女の自殺体が発見され、その近くではシルビアのかかっていた精神科医が殺されていた。
シルビアの日記から、ネットの自殺サイトで「ニーチェ」と名乗る男と交流があったことがわかる。
そのサイトによると、少年や少女が今夜集団自殺をするらしく…。
ニーチェの言葉を曲解して子どもたちを死に誘う、そんなへんてこりん男「ニーチェ」。
シルビアの精神科医を殺してしまったからではなく、以前から、シルビアがかかっている、へんな男に愛されている、なんて情報はつかんでいたわけですよね。
精神科医をターゲットにして子どもたちを捜していたのでしょうか。
ニーチェもへんてこりんですが、ヤナのお父さんもかなりへんてこりん。
教育パパにも程度というものがあります。
学校で苦労してもらいたくないから厳しく勉強を強いているようですが(逆関数って何?・笑)
しっかり勉強したらロンドン旅行をプレゼントと、チケットをちらつかせるとは…。
「勉強頑張ったら、夏休みはロンドンだ!」、「わ~い、お父さんありがとう♪」それじゃいけないの?
チケットがあるのに一切喜ばないヤナを見てると、過去にもこんなことがあってこのお父さんは平気でキャンセルする人だと見た(笑)。
だからといって自殺となるのは子どもの気の迷いとしか見えませんが、子どものいやになっちゃった心を狡猾に操作する悪い大人がいるのですからね。
部屋から外への視線の行く先、集団自殺決行の場で同じ年頃の女の子に即声をかけたりと、ヤナはお友だちが欲しかっただけなのですよね。
S7になってレックスがマスコットっぽくなっているようでつまらない気がしましたが、回が進むごとに盛り返し、今ではレックスがいないとみんな
即殉職と思えます(外が少ないクンツは生き残る可能性大)。
今回も、マークは参考人宅訪れてドアノブ握っていきなり感電、ニキは暗闇に目を凝らしている間に殴られて棺に入れられる始末。
あの場にレックスがいなかったら、マークは後に覚醒したとしても居所のわからないニキは窒息死。
いや、ニキを閉じ込め終えた参考人がマークも始末しに来るはず。
棺桶開けるのも、マークはただくらいついてましたが、レックスは「バールのようなものを使え!」と指示してましたよね。
ホント、大いにレックスに感謝していただきたいですわ。
同僚二人の命を救っただけでなく、犬刑事としても文字通り立派な嗅覚を発揮です。
ヤナがマッチ箱に隠した自殺サイトへのパスワードメモ(何故ヤナの部屋にマッチ箱?見間違い?)を見逃さず(嗅ぎ逃さずか?そしてニキ、「これはどこから?」って聞けよっ!)、ニーチェが子どもたちを集合させるための地図作成時の糊の臭いからプリンターに置き忘れの地図へと導き、子どもたちの命も救いました。
そして極めつけは、追いつめられたニーチェがヤナを人質に山へ逃げたところを先回りして、木の枝でぺっち~ん!ときついお仕置き。
見事な事件解決です。
またもやウィーン警察に新しい波がきました。
今度はデジカメです。
えっと、鑑識のじゃ足りないのかな?(笑)
そんなことはどうでもよく、デジカメ説明してるクンツやPCとにらめっこしているニキのそばで、机に顎をのせてちょこっと首かしげてるレックスがっ!!!
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COMMENT
No Title
ニーチェはどうして子供たちを集団自殺させたかったのか?だったらお前も死ねよ!とマーク同様に思ってしまいました。ヤナの父の理不尽な教育パパぶりも困ったけど…相変わらずウィーンは変な人だらけです。
Re:No Title
それじゃいけないような気がしますが、新入りに背中を見せる先輩刑事だと思うと見事なのですけどね(笑)。
ニーチェもヤナのパパも極端すぎてなんだか困ってしまいました。