サー・チャールズ・バスカビルが死んだ傍らには大きな犬の足跡があった。
バスカビル家には犬にまつわる恐ろしい言い伝えがあるので、相続人であるサー・ヘンリーを心配した遺言執行人で医師であるモーティマーは、ホームズにサー・ヘンリーの警護を依頼するのだった。
ホームズは他の事件から手が離せないので、ワトスンをモーティマーとサー・ヘンリーに同行させるのだった。
タイトルだけは知っていましたが、内容は初めて。
ホームズがいないわけないと思ってたけど、あのアヤシイ人がそうだったとは!
ワトスンにも真相を知らせないのは慣れているけれど、「君がベーカー街に戻ってきてくれることを祈るよ」みたいなことを言われても使命を達観しているかのようなワトスンを見てホームズは「すまない…」と思わないのかな?(笑)
そういうことを超えちゃった関係なのは承知ですよ。
そのアヤシさから内通者?と思わされた執事とその嫁の本当の隠し事がなかったらたいへんでしたよ(笑)。
お話はそのうち本を読むので置いておきます。
このエピソードの一番のポイントは、モーティマー先生とワンコですよ。
ふつう、ドラマや映画に出てくるワンコって、飼い主役の人と向き合っていても、その後ろにいる本当の飼い主(またはトレーナー)を見ているふうじゃないですか。
それが、このワンコはモーティマー先生にべったりで、先生ばっかり見てました。
ホームズの元を訪れた時は、膝枕を要求し、話がまだ終わらないとなると先生のわき腹にめり込みそうなくらいに身体をすり寄せてましたよ。
その後もアヤシイ人影(ホームズだったんだけどね)を探りにワトスンと先生が草むらを歩いていると先生から離れたくない一心なのか、「そこ無理だろ!」ってところも並んで歩いてました。
もちろん、いつもぶんぶんとしっぽを振ってます。
タレント犬ではなく、モーティマー先生役の人のワンコなのでしょうか。
それとも、空き時間に仲良くなりすぎてしまったのでしょうか。
とにかく、「先生出て来ないかな♪」とつねに期待させるほどのワンコっぷりでした。
一言も名前呼ばないのは気になったけど(笑)。
吹き替えだからかしら?
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