前シーズンもずっと見ていたのですが書くのは久しぶりでございます。
今シーズンの終わりはかなり意外でした。
これまでは次シーズンに多少引きずりはしても、1シーズンでメイン事件の決着をそれなりにつけてきましたよね。
今シーズンも最後の一突きはしているので終末キラーの決着としてはついたといえるのでしょうが、その瞬間をデボラに目撃されるというのは予想しませんでしたよ。
原作もデクスターがデボラに素性を知られるらしいので原作通りということですかね(一冊めしか読んでないので)。
血はつながっていないとはいえ、兄への恋心を自覚した途端に兄の裏の顔を見るというショッキングなエンディングでしたね(っていうか、ハリーの導きがなかったからこんなことに?・笑)。
それでなくても今シーズンは、デクスターと神、信仰、と同一線上では考えられないような路線だったのに。
ブラザー・サムはハリーにとって変わるかのような存在にも思えましたよ。
彼との出会いがあったから、死を覚悟した瞬間に思ったのがハリソンだったのかも。
そしてこれは人の心を持ったデクスターを決定づけたかのようにも感じました。
一方で、デボラの「愛してる」の意味も、トラヴィス(&ゲラー)の教会再調査の意味も気付かない。
冷凍庫キラーの兄に導かれたりもしていたので、血の濃さを語っているのでしょうか。
というわけで、最高だったS1にはかないませんが、この意外な終わり方もかなり気に入りました。
政治屋となったラゲルタが面倒臭かったのですが、あら、結局はデボラの味方?
それともスキャンダルは切り捨てて、希望に賭けたのかしら?
次シーズンの彼女の立ち位置も気になりますよ。
そして何と言ってもエンジェルがかっこいいシーズンでした。
警部補の職をデボラにとられても、恨むことなく殺人課をまとめようとし、あほたれクインの失態も異動をすすめて荒立てないようにし(クインは人事に相談しちゃったけど)、なんでこの人が奥さんや子どもに捨てられちゃうのか納得いきませんよ。
妹の交際相手(マスカの実習生)を遠ざけようとしたのはお父さんみたい♪と笑ってしまいますが、正解ですよきっと。
彼はデクスターに何かを仕掛けてますものね。
あれは敬意の現れなのか、ゲームを否定されたことへの恨みなのか、これも気になりますよ。
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