「本の雑誌」を手に入れるといつも最初に読んでいた、クロ日記。
イラストと共に淡々と語られる沢野さんとクロの日常が、あったかくておかしくて、とても楽しみだった。
クロが年を取り具合が悪くなってからは、そこに違った感情も含まれてきた。
そしついにその日のクロ日記。
さみしいが「15年ありがとう」という気持ちでいっぱいだった。
月一回のお披露目だったけど、読者がみんなクロを大好きだったことがわかり、余計にクロが愛おしくなった。
私、「本の雑誌」は自分で探せないような本を紹介してくれるから好きだけど、一部の読者がキライだったんですよ(笑)。
ある有名人が図書館でどんな本を借りていたとか実名で披露してみたり(後に謝罪しておりましたが)、図書館の本を袋にも入れずに車の中で失くすとか、ちょっとどうかと思うインパクトが強くて。
最近では、お休み前の親子本読みをタブレット端末でしている写真だかを見た際に「紙をめくれ!」みたいにつっこんでお嘆きの方がおりましたが、そこは「眠る直前まで光るものを見つめさせることが問題なのでは?」と思ったりしましたよ。
恐らく言いたいことは同じなのでしょうが私の姿勢がナナメですからね(笑)。
というわけで、ナナメの姿勢で読むことにしている三角窓口(読者のお便りコーナー)で、最期のクロ日記に寄せられたお便りを読んで、ここだけは同じ気持ちだったのだな、と苦笑いでした。
っていうか、私のキライなタイプとクロ日記へのお便りが別の人であるだけなのかもしれませんけどっ!
そんな私のどす黒い心根はどうでもいいのです。
改めて「クロ日記」としてまとめて読むと季節の移り変わり、年を重ねるということ、そんなことが身に沁みてくる。
なにせ、15年ですからね。
ブログで知り合ったお友だちも、私の理想の男性第一位のある漫画家さんも最近愛犬を亡くされました。
大好きな人たちの愛したワンコと、うちのまさも仲良くしてもらえているといいなと、どす黒いわりには純粋にそう願います。
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COMMENT
No Title
まさちゃんとシロ何を話しているでしょうね。エルビスの長さでも自慢し合っているかもしれません。
Re:No Title
シロちゃんも同学年(笑)ですものね!
クロの先代犬レオの頃から心待ちにしていた日記だったのですけどね。
ホントにワンコとの生活日記で、ワンコ飼いにはその行動が手に取るようにわかって体温さえ伝わって来るようですよ。
>エルビスの長さでも自慢し合っているかもしれません
うちはたまに切られていたので、シロちゃんの勝ちかもしれません。
大吉くんという強敵の噂も伝わっているかも。