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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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刑事ヴァランダー 3 #1「弔いの庭」

S2ラストで、父の死やら何やらの諸々から、自分を変えることを心に誓ったヴァランダーは、前妻への未練を断ち切り事件で知り合った女性とその息子との新生活をスタートさせる。
荷解きも終わらぬうちに海岸に女性の遺体の一部が流れ着き、新居の裏庭からは白骨死体が見つかり、俄に忙しくなる。


S3の放送日8月4日は、昼12時からREXを5本分、17時からはヴァランダー3本と、レコーダーがハードスケジュール。
見るのもREXを優先したので、ようやく#1を視聴できました。

ヴァランダーはいいところに引っ越したな、これで人間らしい生活を歩めるのかな、と思ったのに。
裏庭から白骨、そうこうしてると不審者侵入、とまったく落ち着かず。
裏庭白骨の時、「仕事は家庭に持ち込まないって言ってたじゃないか」というニーベリのジョークは結構好き。

事件も、ヴァランダーの私生活も、「なんてこと…」と思っている間にどんどん重くなっていくのは相変わらず。
ろくでなし家族の嫁の証言、「裏庭にクロフサスグリなんてなかった」、「娘はアメリカにいる」をもっと真剣に聞いていれば、フーグルンドもあんなことにならずにすんだものを…。
ちょっと前に「昇進が決まった」なんて話をさせるところがまたいやらしい。
これを聞いたヴァランダーが嬉しいよりも寂しそうだったのが、彼女を見舞った時の涙をいっそう際立たせますね。
そういえば、マーティンソンと男気のある署長の姿がないことにスルーでしたね。
署長、責任でもとらされましたっけ?(笑)

事件に没頭すると、家庭がおろそかになることこそ一番変えたかったことだろうに、まったく改善されず。
家に連絡は入れない、ふらっと戻っては理由も告げずにまた消える、そんな生活に不安を感じたヴァンニャと夫婦セラピーを受けるわけですが、ヴァランダーは「これが自分、変えられない」ことをはっきり自覚、という本末転倒な新生活。
#2が「リガの犬たち」であるからには、ここで幸せな新生活がスタートしてしまってはつながらないので予感がしていたというか、そうでなくては困るというか…(笑)。
つまり、上に書いた「これで人間らしい生活を歩めるのかなと思ったのに」というのはウソでした(笑)。

#2「リガの犬たち」の予告に、「キリング」のマイヤの姿が!
白髪が増えて見えましたけど、ルンドのせいですか?

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