切り裂きジャックをテーマにしたドラマだと思っていたら、その恐怖冷めやらない時代の警察のお話でした。
しかもリード警部補は切り裂きジャック事件を担当していたわけで、犯人は見つかっていないものの収束を願うという複雑な感情でもあるようですね。
#1で、切り裂きジャックがまた動き出した?模倣犯?という場合でも、冷静に事件を見つめている姿がかっこいいです。
が、しかし、裏では闇ファイトクラブを仕切っている悪徳な面も…警察官としてはしっかりしているから目をつむってやるか!と決心したところで、闇ファイトクラブの件は潜入捜査であったことがわかりました(笑)。
つまり、リード警部補は正しい警察官でリーダーシップも申し分ない人でした。
でも、私生活では子どもに何かがあったようで、奥さんとの間には微妙なズレが…ということらしいです。
リード警部補の部下ドレイク部長刑事は元軍人で、だからファイトクラブで闘わされていたのでしょうか。
腕っぷしも頼もしく、警部補に忠実で、見た目はトレーニングをし続けたシュトッキーのよう。
心に傷を抱える警部補(身体にも傷あったよね?)を支えるにはぴったりのようですね。
一番謎なのはジャクソン大尉。
元軍医で探偵で、娼館に入り浸っているようですが、リード警部補からの検視医としての信頼は厚いようです。
でも、微妙に警部補を裏切っていたり(子どもの居場所を話したよね?)、助けに来たようでいて自分がチクったことを知られないための射殺らしかったり、いったい何を抱えているのやら…で楽しみです。
19世紀末ということで、マードックと時代が近いのですね。
ポルノ写真の話とか見たばっかりだったので同時代ならではの重なり具合も気になるところ。
絞首刑の説明は、マードックの時よりもリード警部補の方が簡潔にまとめられていてわかりやすかったです(笑)。
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