タイトルに「終」ってつけたけど、続きのエピソードが放送されるようですね。
とりあえず、ノラが海で見つけた死体事件が終わったということで。
トーマス(この人、「ゾウズ・フー・キル」でもトーマスだったよね)とノラ、つっこみどころ満載で忙しかったです。
でも忙しいだけで、まったくこの人たちに共感できず、続きはもういいやという感じです。
トーマスは赤ちゃんを亡くしたことで離婚に至った傷が癒えていないというのはわかりました。
でもノラは、そんな彼の傷心に勝手に同化してしまったような気がしてなりません。
どうやら「勝手」でもなさそうですが。
ノラの旦那さん、物の言い方はきついですがそう間違っていないと思いますけども。
この点は、ロマンスドラマとして見るならそれはそれでいいのでしょうが、ミステリーものとして見始めてしまったので、腑に落ちないですよ。
ロマンス部分を別にしても、トーマス、警察に連絡しなさすぎでしょ。
容疑者追ってるのを知っていながら、まったく連絡せずにその本人引っ立てて登場するってどういう心境なのさ。
いくら捜査を外されたとはいえ、なんだかなあ…です。
他国の捜査方法に口を出すのも何ですが、上司も怒っていたのであながち言いがかりでもないと思います。
あとですね、ノラは糖尿病なのですよね。
家族に患者がいて、その無神経さにいつもハラハラしている身としては、ノラの描写に腹立ちました(笑)。
注射器落とすのなんて、他の人への心配りがなさすぎだと思います。
旦那さんの「君は病気を軽く考えているのでは?」というのがぴったりくるうかつな行動に見えます。
ロマンスドラマ的に見ると、トーマスへの置手紙か?と思えなくもないですけど、さすがにそれはひねくれすぎです(私が)。
ロマンスドラマとして見られれば、トーマスとノラの行方が気になるのでしょうけど、私には無理そうです。
そういえば、原作本の表紙、ハヤカワなのに随分オシャレですよね。
そういうことだったのか、とこの点は激しく納得いたしました。
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Re:さんたさん
ノラがですね、どうしてもトーマスに話さなくては!というのが、いらぬ揉め事のタネだな…と思ったらそのとおりでした。
あんな様子ならノラの旦那さんの気持ちの方がわかる気がしましたよ。
ところで、原作本がおしゃれな感じなので、主役二人のロマンスが中心のミステリなら仕方ないか…と思ったのですが、どうやら原作にはそんなことまったくないようです。
どうしてこんなことに…といった感じでいっぱいです(笑)。