やっぱり読んでしまいました。
面白がるためだけに読めていたら、語釈の愉快さを素直に喜んでいただろうに…。
「辞書になった男」を先に読んでしまった今、「時点」、「動物園」、「苦しい」等々、背景が見えてしまい、こちらもドラマな本と思わずにはいられない。
なので、SMさんのおっしゃるように「新解魂」は、あるのだと思えてならない。
SMさんはご自身でみつけて感じ入っていらっしゃいますが、私はほら、読む順番が違うから。
ともかく、この本、私には全部が「新解さんの謎」でありました。
後半部分は読んでいても、語釈のことが思い出されて、とてもじゃないけど集中できませんでしたよ。
学生時代に使っていた国語辞典は岩波でしたが、新明解国語辞典を使っていたら、何かが違っていたかもしれないと思うほどです。
こうして取り上げられなければ、素直に受け入れるだけだったという可能性もありますが。
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