小児医療センターの精神分析医マルタが自宅で殺害された。
息子のミケーレは現場を目撃していたが、自閉症である彼はショックから余計に心を閉ざしてしまうのだった。
しかし、ミケーレの描いた絵に意味を見出そうと考えたロレンツォたちは医療センターの女医さんの協力の元、メッセージを読み取ろうとするのだった。
最初に犯行を見せての倒叙ミステリでした!(ホントかっ?)
ネクタイも意味ありげな演出で映してたし!
でも警察と対決して犯人が追いつめられていく~という感じではありませんでした。
勝手に自滅してたみたいです。
だいたい、マルタのパソコン壊して自宅前のゴミ置き場に捨てるとか、信じられない間抜けさ。
それを警察も見つけてないのがさらに信じられない(笑)。
せっかくレックスがセンター長の家でパソコンの欠片見つけたのに。
事件は、センターの金を博打に注ぎ込んだのをマルタに知られたセンター長が、マルタの交際相手に罪をかぶせようとして殺したのでした。
薬で眠っているはずのミケーレが、薬を飲んでいなかったので現場を目撃してしまったらしいと警察に聞かされたセンター長が今度はミケーレを口封じに…というところでレックスが飛び込んで事なきを得ました。
こういう時、いつも思うんだけどどうして電話しないのかなあ?
子どもたちを入院させているのだから誰かしらいるはずでしょ?
そうすればあんなギリギリなことにならないだろうに。
ミケーレを襲う動かぬ証拠を押さえたい!なんてことじゃないですものね。
それとも、勤務体系に文句を言ってる間にミケーレを危ないところにいかせちゃったり、服薬を確認しないスタッフが信用できなかったからかしら?(鬼視点?)
それはともかく、レックスのやさしさがよかったです。
ミケーレのおもちゃの家に「入れておくれよ~」とくっついているだけではなく、その時に視界に入ったブランコの女の子が落としたぬいぐるみを拾ってあげたりと、気配りにほんわかしましたよ。
今回はロレンツォも褒めてあげられるところがありましたね。
レックスを子どもに触らせてあげてましたもの。
子どもに話を聞きたいのに自分だけがレックスを撫で回すという驚きの行動をとったアレックスと大違いでした。
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COMMENT
No Title
癒し犬の役割を完璧に果たしていたし。
ミケーレもレックスが相手だと普通に話しかけられるんだなと、それも大きな発見でした。
Re:Garotoさん
ゴミ箱にパソコン捨てた時は、「遠くに捨てに来たんだよね?」と脳内で擁護したのに、まさかの自宅前。
まさかこんなところに、と警察も思わないだろうという裏をかいた様子でもなく、すがすがしいまでの考えのなさです。
こういう方がある意味、REXらしい気もするのでいいような気がしてきました。
特に今回、やさしいレックスを見られたのでセンター長の失態は帳消しです(笑)。
通常運転(笑)
Re:新参者さん
こういうところがREXなのだと思います。
あの小児病院、レックスにいて欲しいでしょうね。
子どもたちとは仲良くして世話焼きさんだし、危機も救ってくれるし、頼もしい限りですから。
アレックスの犬バカ具合は、すごかったですよね。
子どもにレックスを触らせないのは衝撃過ぎて忘れることができません。
あとはレックスの選んだジャケットですかね(笑)。