イマジカで始まった、「英国テレビ文庫 itvコレクション」の「名探偵ポワロ HD完全吹替版」その第1話を見ました。
笑われるかもしれませんが、ポワロ初体験です。
本も読んでません。
さすがにDavid Suchet さんの御姿は知っていますけど。
イマジカのエピソードガイド見るまで、ベルギーで元警察官だったとか、イギリスに亡命してるとか、まったく知らなかったですもの。
ヘイスティングスやジャップ警部もレギュラー登場なのですね。
これもドラマを見てから改めて確認したという程度ものです。
ヘイスティングスは、昔の友人ジョン・カヴェンディッシュの招きでスタイルズ荘に滞在中。
ジョンの母親は20歳も年下の男アルフレッド・イングルソープと再婚し、それが屋敷に不穏な空気をもたらしていた。
ギスギスとした雰囲気のある夜、ジョンの母親イングルソープ夫人が毒殺される。
町で古い知り合いのポワロに再会していたヘイスティングスは、ポワロに事件の捜査を依頼するのだった。
こういった〇〇荘に住まわっているような方々は、純粋な家族だけでなく遠縁や旧知の友人も一緒に住んでいたりするので、相関関係を把握するのが難しかったです。
だんだんと、事件の背景と共にわかってくるのがまたいいのですけども。
再婚したお母さん夫婦、お母さんの知人、ジョン夫婦、ジョンの弟ローレンス、イングルソープ夫人を「おばさま」と呼ぶシンシア、あとは使用人たち。
ここらへんの関係と遺言書がどうだこうだとなれば、もう犯人は身内に決まってます。
でも捻られてました。
一番怪しい人で正解だったとは!
あんなに堂々と憎まれ役をしているのも作戦だったとは気付きませんでした。
次に怪しかったのが、二男のローレンスです。
母親が目の前で死んだ時の、何かに気を盗られたような呆けた顔、完全犯罪を狙ったものの、うっかりミスに気づいてしまい困っているのか?などと考えてしまいました。
が、密かに愛していた人が母親毒殺に関係しているのでは?という疑念でどんどん怪しい人になっていただけだとは。
このローレンス、「ニュー・トリックス」のストリックランドでおなじみの
Anthony Calf じゃないですか。
これが1990年のものらしいので、24年前ですか。
とにかく若いです。
そして絵に描いたようなハンサム、ハンサムのお手本のようなハンサムです。
いや、今もハンサムですけどね。
何も知らないので、とにかく新鮮でした。
ポワロはただの探偵ではなく、捜査が本職の人だったというのが一番新鮮です(笑)。
ヘイスティングスさんも、今回限りではなくこれからもポワロの助手的な感じで登場するのですね。
病院でニュース映像見てる姿や、夢でうなされていたり、戦争で心が傷ついた難しい立場の人かと思ったら、意外とお人好しで好感が持てました(笑)。
ジャップ警部も、不本意ながらではなく、積極的にポワロを評価しているのが「ミス・マープル」とは違うところですね。
いや~な事件でも、この三人のやりとりがいい感じです。
次回以降も楽しみです。
この放送を逃さずに見ることができてよかったですよ。
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COMMENT
No Title
何だか却って新鮮でしょ?
ストリックランドさんなの?もう一度見てみよう、、、。ジャップさんもあちこち見かけるでしょ?どこで見たかが思い出せないのですが。それもイギリスドラマの楽しみの一つかも。
Re:Abiさん
あのイメージが強すぎて、敬遠しちゃってたのかしら?
ヘイスティングスさんがやってきた最初の食事のテーブルで、ハンサムさんがいるなあと思ったら、ストリックランドの人でした。
しぐさも含めて、笑っちゃうくらいにハンサムでしたよ(笑)。
これだけイギリスのドラマも見るようになっているのですから、ジャップ警部の人もどこかで見ていてもおかしくないのですけどね。