「10人子どもを産めば、ひとり殺せる」、そんな社会制度が確立しているという、タイトル作がもっとも印象的でした。
男性も、人工子宮というものがあるので子どもを産めます。
10人産んでないのに人を殺すと、捕えられた後、一生子どもを産み続けなければならないのです。
このシステムで産まれた子どもはセンターに預けられ、子どもが欲しい家庭はセンターから譲り受けるのです。
これで人口減少も食い止められ、この制度のおかげで自殺は格段に減ったとのこと。
それにしても、毎年産んだって10年、それほど抱え続けられる恨みっていったい…。
センターっ子は確実に「人殺しの子」なわけですよね?
それでも歓迎される社会って…。
ある意味、親がそうだからと言って、子どもまで一緒の目で見るという偏見はない、理想の社会といえるのかもしれません。
でも、命を授かることに対して、愛情がひとつもないのが空恐ろしいです。
髙橋慶彦、津田恒美を応援していた私は、今で言うところの「カープ女子」だったのでしょうか(笑)。
応援していた頃は二人ともすでにスター選手だったので(子どもだからスターに目がいきますからね)、この本でヨシヒコの若い頃を知ることができて楽しめました。
ボイコットからの謹慎騒動さえ、懐かしいです。
この本が出たのが、昨年の2月。
こんなにカープ愛を語っているのに、新監督がヨシヒコではないということは、球団経営陣はこの本を読んでいないか、許せないかのどちらかだな。
復帰させるなら今だろう!と思わないでもないぞ、最近は全く野球見てないけど。
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COMMENT
あけましておめでとうございます。
きゃ~~~~ヨシヒコさんだ~~~~!!!
私も最近は全く観ていませんが(本も読んでません^^;)
古葉さんが三塁コーチボックスにいた頃からのカープファンでした(過去形!?)
70年代後半の赤ヘル黄金時代から80年代の終わりまでは
私にとってもプロ野球の黄金時代でした。
ヨシヒコさんにツネゴン(笑)、大野さんも好きだったなぁ。
でも一番好きだったのは清川栄治投手でした(マイナー過ぎる・爆)
Re:amiさん
こちらこそ、よろしくお願いいたします。
え~、amiさんもカープ女子(笑)だったのですかっ!
益々心強い味方です♪
今ではまったく追いかけていないですが、子どもの頃、カープの黄金期でしたからね。
当時のことが懐かしく思い出されて、感傷的になる部分のある本でした。
ヨシヒコも当然好きですが、ツネゴンですよ。
死後の番組見て、涙が出ました。
意識混濁して搬送されてるのに、手はボールを投げるしぐさしてたとか…。
なので、数年前のギリギリ殿堂入りは本当によかったです!
>清川栄治投手
さすが、amiさん、玄人好み!
サイドスロー、懐かしいですね~。
何だか、今年はカープを応援してみようかなという気がしてきました。
黒田も戻って来るし。