とりあえず、あの日は見ないと言っただけですよ。
一週間あけるとは言ってませんっ!
不法投棄ゴミの中から、防腐処理をされた遺体が見つかる。
彼は既に火葬されているはずだったため、棺桶の中味をすり替えて殺人の証拠を隠したと思われる。
替わりに焼かれた人物を推測するも、突然本人が現れて…。
ルイスは、休暇中のハサウェイの代わりのグレイ巡査と捜査にあたります。
事件とは直接関係ないところでの、大学の先生の話はきついです。
結婚もしてくれない、不誠実な医者の子どもを死産し、もう子どもを産むのは無理と悲観したところに、教え子ルースの妊娠話。
でも、コレ、ふざけて話していただけなのに。
先生の中ではもう、ルースの子どもは自分の子どもだったなんて。
リアムが襲われたのは、ルースに赤ちゃんの父親はいないことを決定づけさせるためかと疑ったりもしましたよ。
真実かどうか確認する前に先走り過ぎたために、事実を知った後の落胆の背中はきつすぎました。
事件は、自分の勧めたアルバイト先で、そうとは知らずに危険な目に遭っている息子を案じたお父さんが、返り討ちにあってしまった…と。
お父さんが、飲んだくれで信用ない人だったために発覚がさらに遅れてしまったのですね。
既に死んでいたとはいえ、リアムが帽子を取りに行った時、チラッと見えたのがお父さんだったとは。
すでにお母さんも亡くし、身内がいなくなってしまったリアムに、グレイ巡査は退院を出迎えてあげたりと何かと親切です。
困った時は遠慮せずに訪ねて、とまで声をかけています。
その理由は、自分も少年時代に家族を亡くした時、とても親切な刑事さんに支えてもらったからだ、と。
本人は当時の僕だとは気付いてないようだとも言ってました。
ルイス、あなただったのね。
それで合点がいきました。
グレイ巡査は、若手のくせに、妙に、ルイスを見守るような視線だったじゃないですか。
個人的なファン?、上層部の送り込んだ査定員?、と気になってましたよ。
感謝の気持ちと、同じ仕事に就ける誇りと幸福感だったのですね。
それにしても、ルイスとの臨時相棒に「一人しか手を挙げなかった」というのは解せないです。
確かにこれがモースなら(モースがいたから今の私が~というのもよかったです)、全く驚きませんが、ルイスは優しいじゃないですか。
もしかして、みんな、ハサウェイに遠慮してるのだろうか…(笑)。
そのハサウェイ、休暇をとるなんて珍しいと思ったら、ボランティアというか、そういうことだったのですね。
「休むことを知らない」とルイスが言うわりには「休暇中です」と頑なでした。
ハサウェイにとっては、刑事の仕事でなければ休暇ということなのでしょう。
この休暇エピソード、「事件の関係者がクロアチアにいるのでちょうどそこにいるハサウェイがこき使われる」のを楽しむのでしょうが、前話のラストがあるので、意味があるようにも思えてしまいました。
そう、なんとなく「修道士ハサウェイ(仮)」の下準備のような(笑)。
そんな妄想が浮かんだので、出番が少ない割には満足度ありました。
戻ってきたハサウェイとイノセントもびっくりの、ルイスとホブソンの交際宣言です。
前話とこのエピソードの間で、二人の心に何かがあったのですね。
ホブソンに気のある風なピーターソンの登場で、お互いへの想いに気が付いたとか。
具体的に、ルイスとピーターソンが火花散らすというよりも、静かに二人ともが「そうよね」とわかり合えたようで、彼ららしい感じです。
ルイスがホブソンと手をつないで歩いていたりするの、ホントはちょっとだけ、ハサウェイがいなくて寂しいのかな?と思ったりもしましたけど(笑)。
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COMMENT
最終回間近?
「ルイス警部」のファンです。
そしてこちらのページも楽しみに読ませて頂いてます。
過去記事も思い出して楽しむ事が出来て大変有難く嬉しいです♪
今回はハサウェイが休暇で出演が少なくガッカリ、スケジュールに入っていなかったのかしら?
その上、ルイスとホブソンの仲があまりにも急接近なので終了間近かなのではと心配してしまいました。
7シリーズの残りと8シリーズが楽しみなような怖いような。。。。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Re:mymyさん
ルイスとホブソンの急展開は、S7の#3のせいなのかな?と思われますよね。
S7を見終えてみると、ここで終わらせてもいい感じで作られたような気がします。
欲を出して調べてみて驚いてしまったのを考えると、余計にそう思います(笑)。
こんなところではありますが、またお話しにいらしていただけらありがたいです。