映画「セブン・サイコパス」の脚本に行き詰っている脚本家。
その友だちが、題材を集めてあげようと、聞いてきた変わったエピソードを紹介したり、新聞に「どうかしちゃった人募集」の広告を出したり。
やって来たのは、ウサギを抱えた正義の殺人者。
彼は、エピソードを使う代わりに、見解の相違で別れたパートナーの女性へのメッセージを入れて欲しいという言うのだった。
ウサギの人みたいに、ちょっと変わったエピソードが短編集のように積み重ねられてました。
中でも、アーミッシュの復讐の話はよかったです。
改心したけれど、被害者の親からいつまでも見張られている男が、地獄に逃げるしかないと決断するも、追いかけてこられるという…。
エピソードの主は追いかけて行けなかったというのが、お気に入りです。
そうやって次々披露されるエピソードはよかったのですが、最後、本筋についていけなかった自分がいました…ゼルさんが逮捕されてしまったからかしら?(笑)
ゼルさんは、ワンコ大好きマフィアの参謀でした。
ヒゲ顔で、銃身の長い銃を振り回すという、あまり見たことのない役柄でした。
でも、やっぱり顔色が白すぎて、あんな砂漠に立たせたらいかんだろう!と心配でした。
マフィアの愛犬ボニーちゃんが、おとなしくてかわいかったです。
ゼルさんにワンコ、いかれたエピソードの羅列、と私向きの映画だったと言えるかもしれません。
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