ヘレン・ミレンの「第一容疑者」が、舞台をアメリカにしてリメイクされたものが、イマジカで始まりました。
オリジナルの時代では、まだ女性が上に立つことの難しさがあったために成り立っていたと思われますが、今のアメリカで、女だからってあそこまで爪はじきにされるって、どうなのでしょうか。
「女だから」じゃなくて、彼女に問題があるように思えますよ。
オリジナルのジェーン・テニスンも問題児だったけど(笑)。
そう、テニスンは好きじゃないけれど、ドラマはかなり好きでした。
それにですね、リメイクというのならもうちょっと雰囲気も…という気がします。
オリジナルは警察内部の政治色が強くて、それを逆に盾にしてのし上がっていくテニスンも、捜査される事件も心理戦といった趣きでした。
が、コチラはカーチェイスに取っ組み合い、と肉体系なイメージです。
ふつうに刑事ドラマとしてなら、何も言いませんけれど。
もう少し見るつもりですが、問題がもうひとつ…。
知った顔がいっぱいで、気持ち悪いです(笑)。
主役はER、主役の親はホミサイド、主役の恋人はシールド、主役を嫌うチームの代表はブラザー・フッド、刑事チームのトップはエレメンタリー、早々に死んじゃった刑事も、その他の刑事も初対面じゃない気がするし。
確かに、これを見ようと思ったのは好きなドラマのリメイクであることと、
Kirk Acevedo が出ているからという、顔馴染を頼ったものではありました。
しかし、酔いそうだ(笑)。
Aidan Quinn に至っては、「エレメンタリー」がお休みになったからいいようなものの、同じ役職っぽいじゃないですか、NYだし、暗い濃い色のシャツというところまで。
これは酔うな~。
Kirk Acevedo は、有能なジェーンを認めたみたいで、オリジナルでのお気に入りキャラクター、ハスコンズ的な役割と感じたので、応援しなくては!という気もします。
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