海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。
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コミックスの存在も連載先も知ってましたが、読んだことはありませんでした。
が、先日、とある用事でガチャガチャを見ていたら(どんな用事かはつっこまないでください・笑)、猫ピッチャーのを発見。
出てくるものの写真、「遠征」にやられて読んでみよう!と思い立ちました。
今更私が言うことでもありませんが、ストーリーは、プロ野球史上初の猫ピッチャーである「ミー太郎」の活躍です。
小さなからだからは想像できないストレート一本の速球派で、先発完投型。
そこに猫の習性が加わって、みんなをほんわかさせたり、はらはらさせたり、その味加減がとても愉快です。
みんなが、猫のプロ野球選手を疑問も持たずにそのまま受け入れているのがいいですね。
で、うまくいかないことがあると「所詮、猫」とか突き放さないで、ミー太郎の個性(習性だな)として理解してあげるのです。
ここらへん、私の大好きな「パディントン」に近いかも。
だから気に入ったのかもしれないです。
心が荒むようなことが続いたせいだけではないと思います(笑)。
先発で、まだ一球も投げないうちに雨が降ってきた時の、審判や相手バッターの「ファイト!」とか「一球で打つから!」等の励ましの言葉なんて、心が弱っている時に見たらうるっときちゃいますよ。
でも、最後のコマで、逃げ足の速いミー太郎を見て、みんなが「アハハ」って笑ってるので、うるっときたとしても一緒に笑えるのがまたステキです。
ちなみに、ミーちゃんの年棒は、カリカリ12箱+出来高制(かつお節払い)。
「それだけ?」と驚かれ、みんなに聞いてみると、2000、3500、4600、7500などと桁違い(いや、違うのは桁だけじゃないけど)。
意を決したミーちゃんが、年俸アップを直談判にいくのですが、勝ち取ったのは猫缶2000。
5000超えてる人もいるのに最低額の2000でいいというのが、奥ゆかしいです(笑)。
そして、私が心惹かれた「遠征」ですが、ちゃんとありました。
なるほど、キャリーバッグにトイレに毛布…そうなのか。
いつもは膝の上で寝てもらいたがるチームメイトも、この時ばかりは同室になりたがったりしないのね(笑)。
そんなこんなで、また買わなければならないマンガが増えてしまった…というご報告でした。
明日には3巻でるのだとか。
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