最新で最終シーズンの前に、AXNミステリーでは、なぜか放送されなかった「三幕の殺人」、「複数の時計」、「ハロウィーン・パーティー」、「オリエント急行の殺人」。
短編も録画したし、最終シーズンも視聴中、ここまできたら全話見たくなるじゃないですか。
ゆーじあむさんから、銀河で放送されると教えていただき、見ることができました♪
改めて、ありがとうございます!
長編のポワロは、シリアス度が高いとは思ってましたが、このシーズンはさらにそれが強まっているように感じました。
引退へ向けて心が決まっていく過程を見せられているような気もします。
友人(ジョージ・ジェントリーだ!)が、ポワロが死んでもかまわないような策をとっていたり、子どもの口をも平気で封じる冷酷さ、これでもたいへんにキツイです。
さらに「オリエント急行」では、法のある世界なのに正義を問われてしまいます。
最後のポワロ、もう心はボロボロですよ…
軍人さんの自死や、イスタンブールでの不貞の結末等がさらに苦悩を際立たせてますよね。
うわ~、やっぱり順番通りに見た方がよかったなあ…
「ヘラクレスの難業」と「カーテン」は残してあるけど。
ここ数年でようやく「ミス・マープル」や「ポワロ」を見たわけですが、こうやって心理的に訴えてくるような話が私は好きなんだな、と思いました。
ここがこうだからこうなるのだ、このアリバイを崩すのだ!とか、そういうのではなく犯罪に至る心理とか、その後のふるまいとか、うまく言えませんけどそんなことです。
ドラマ先行で来ましたけれど、そろそろ本も読んでみたいなと思い(満足に読んだと言えるのは「アクロイド殺し」だけという…)、こんな本を買ってしまいました。
〇マゾンのギフト券あったし、ガイド本好きですからね(笑)。
これで今年の「推理作家協会賞 評論その他の部門」を受賞した2冊が手元に!
少しずつ読んで、この本で初心者所以の読解力の低さを補えたらなと思います。
そんなところに、「ミステリマガジン 7月号」の裏表紙に魅力的なものを発見しました。
「ホントポケット」というヤツです。
これの早川書房の出しているものに、「アガサ・クリスティー全集 100冊入り」というのがあるじゃないですか。
電子書籍は買ったことないですが、ホントポケットはダウンロード不要で買ったらそのまま読めるというし。
少しずつためておけば買えそうな値段だったので、姉のところに頼もうと相談したら…
「あんた、それ、桁間違ってるから」と一蹴されました。
7480円のつもりでしたが、本当はもうひとつゼロがついてました。
よく考えてみれば、100冊分の値段ですからね、1万円しないとか、そんな夢のような話、あるわけないですよね。
7万4800円…これは今の私には無理だな。
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COMMENT
カクテキさん、こんにちは( ^^)/
初期のホンワカした短編も、後期のシリアスな長編も、それぞれに味があって、やっぱり名探偵ポワロは良いですね♪
電子書籍、もう少し安いといいのですが(~_~;)
自分は、クリスティー文庫が出てしばらく経ってから、ポワロ&マープルを中心に大人買いし、そして、数年前に電子書籍化された時に文庫で持っていなかったのを補完しました。
・・・持っていただけで、なかなか読めなかったのですが(^_^;、この1〜2年は本を読む時間も確保できているので、順次読んでいます。
それでは(^_^)ノ
Re:カクテキさん、こんにちは( ^^)/
何か、ここまできたらできれば全部見たいじゃないですか。
なので、銀河での放送を教えていただけれ「うふふふ~」って感じでした(笑)。
シリアスになっていく長編は、いけないというわけではなくドラマとして見応えあるのですけど、その後で昔の短編を見ると、そのギャップにやられるというか…。
ここらへん、やはり順番にうるさい自分としては、時間の流れも楽しみたかったかな?と思ったりします。
でも、ここまでポワロものを放置しておいた自分のせいでもあるし、こんな時期にまとめて見ることができたのを幸運だと思います♪
私も本で読みたいです。
なので、ホントポケットではたいへんな早とちりをしてしまいました。
これから少しずつ手を出せればなあと思います。