脱落した方も多くいらっしゃると聞きますが、見ました。
だって、「NかMか」の原作の評判はかなり面白いらしいではないですか。
しかし…やはりタペンスの無茶っぷりが強烈で、誰か彼女を止めろよっ!と思ってしまいました。
カーターおじさんが「タペンスには秘密だ」とトミーにのみ任務を授けたのもわかるような気がします。
が、トミーという人を知っていればタペンスに嗅ぎつけられることも必至なわけで、「おじさん、読みが甘いな」という結論になります。
トミーが「君の人の言うことを聞かないところが好きだ」というのですから仕方ありません。
「NかM」を探すためにおとずれた宿で、誰をも怪しむものの、誤解が解けて仲間になっていくところは、「ちびっこ探偵もの」としては合格点でした。
カールとシーラの密輸をベロニカも協力していたということですかね。
タペンスたちが追っているのは密輸ではないとわかったあとの仲良し感はよかったですね、一旦大揉めしてたけど。
原作によると、この事件はトミーとタペンスは子どもを巣立たせた後ということでそれなりの年齢のはずです。
ということは、本当はもう少しアクションは少なめなのかしら?
不可解なのは、おじさんがこの夫婦に探偵として専属契約もちかけたところ。
「もちろん危険は少ないの」とか言ってるけれど、MI5の仕事でそれは無理でしょう。
おじさんんがそんなだからタペンスが反省しないんだぞ!と思ってみたり。
あと、トミー、養蜂業辞めてかつら屋さんって…。
とにかく、やっぱりクリスティーものを読みたいなあと思わされるシリーズでした。
でもなかなかねえ…(笑)。
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