小説未読だし、エッセイも二冊しか読んでないのに何ですが、御本人がそう宣言しているように、確かに「よそゆき仕様」と思われます。
いや、やっぱりやってることは同じなのですが、どこか、ね。
今回驚いたのは、青森のキリストの墓の村にお出かけになっていることです、おひとりで。
「奇界遺産」でおなじみの佐藤健寿さんが、正月のラジオで紹介してたところじゃないですか。
三浦さんも興味をお持ちだったとは、また妙なループが広がってしまいましたよ。
そうやって、知ってるお話が出てきてたいへんにうれしかった反面、お母様のことは…正直気持ちが落ち着かなくなりました。
だって、うちと似てますよ、とにかく褒めないとか、床屋に行け!とか。
前に読んだ本「ビロウな話で恐縮です日記」に、
人間は相手に対して、心にもない「いい事」(つまりお世辞)を言うことはできるが、心にもない「悪い事」を言うことはほとんで不可能だ。悪口、ののしり等は、常日頃、心のなかで思っているから口から出るのである。
と、あったのを思い出して、お母様のこういうところを書かれているのだなとつながりましたけれどもね。
服や靴の話を読むと、三浦さんが旅費を出して、お母様と旅行に行けるのかわからないです。
自分だったら、できないです(つまり、やってない)。
それだけ三浦さんは大人だということなのでしょうか。
先に読んだエッセイのような世界を期待していただけに、お母様エピソードがきつくてこたえてしまいました。
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