章立てに、月日と曜日が入っているのが緊迫感があるように思います。
住民の恐怖や捜査本部(というかその上の方々)の焦燥感といったものが割り増しされるように感じるのは私だけでしょうか。
また、被害者女性ミルドレッドの素性を追っていく過程も、語り手によって微妙に印象が違ったりします。
保身が理由だったりするわけですが、それも含めて彼女がどんなところに飛び込んでしまったのかが広がるような感じです。
生きていたミルドレッドを知らないのに、生き返らせるかのように知っていくのが捜査なのだなと思わされました。
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