発売日に、まだワゴンにあるのを、買ってきました(ちゃんと店員さんに許可はとりました)。
いや、これを目指してじゃなく、他にも用があったんですよっ。
でも楽しみにしていたのは事実です。
一話完結と並行して、クロとご主人の物語があります。
ご主人が好きになった娘がなかなかにいい娘でよかったです。
クロの想いもしっかり受け止めてくれるし、クロのこれまでがはじけた最後のあのページで一応の完結といってもいいのではないでしょうか。
一話完結の方で好きだったのは、「小豆洗い」です。
扉絵の形相とは違い、実にナイーヴな心の持ち主です。
いったい、どこ見てるんだよ!という研いでる姿勢もかわいらしいです。
よほど気に入ったのか、私、小豆炊いちゃいました(笑)。
こちらは、鳥獣戯画の面々のキュートな日常とでも申しましょうか。
みんなの性格付けが、しっかりわかりやすくて愉快です。
私はカエルのあおい君のファンです。
季節で学帽が変わってるのもお気に入りです。
後半、うさぎのみみちゃんがやりすぎになっていくのもよかったです。
そして動物のほのぼの漫画であると同時に、「漫符図譜」でもあります。
漫画特有の表現記号を、一話ずつに使いながら解説してくれるというものです。
これがほのぼの漫画にとてもマッチしています。
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