レストラン銃撃事件で5人の死傷者。犯人は黒人少年2人との目撃情報。
マスコミは死亡した白人教師のことばかり報道し、
警察は黒人少年への過剰捜査。
犯人が潜んでいると思われるアパートへの一斉検挙では、4人いたうちの3人が射殺される。1人逃亡。
現場にいたドクは理不尽さを感じる。
というわけで黒人のドクが過剰に反応してしまったエピソード。
警察は被害者が白人だと懸命な捜査をするけれど黒人だとそこまでしない、
犯人が黒人だとしらみつぶしの捜査をする、
警察ドラマを見ているとしばしば取り上げられる問題。
これもその傾向は多少あり。
でも一番強いのはドクの被害妄想。
何故黒人の被害者のことを報道しないのか、
犯人達を最初から射殺するつもりだったのではないか、
もう一人の怪我した少年も殺してしまうのではないか、
妄想はどんどん拡大。
ついにはボスコの「ジャンキーの手当て」といった言葉を「モンキー」と聞き違え殴りかかる始末。
ボスコの口が悪いのはいつものこと。
口にするだけで深い意味はゼロなのに。
怪我人の手当てにかかっていたカルロスにまで取り押さえられ
「モンキーなんて言ってない!」と窘められる。
呆然としたドクは間抜けにも見えた。
間抜けを通り越して過剰反応する人権主義者に見えた。
黒人警官であるデイヴィスにまで嫌味を言う必要ないし、
自分を頼ってきた逃亡犯(と見られている)の搬送にマスコミを呼ぶのもどっちつかずの判断に思える。
結果としてドクは警察も黒人も敵にしてしまった。
腕は最高!と尊敬しているはずのボビーにもどうかしていると指摘される。
救命士チームでなければ警察と同じ目で見ていたかもしれない。
一番身近だからどうかしているドクにいち早く気付いたカルロスの気遣いは泣かせる。
医学部の試験のおかしな出来事をがんばって話してたのに、ドクは上の空。
パートナーの一大事には大人になれるカルロスを見直しました!
ドクが救命士を志すきっかけとなった出来事がモノクロシーンで挿入されていた。
これもなんだかアンバランスにしか見えなかった。
幼い頃見た頼もしい救命士の姿。それに憧れて同じ道を歩む。
命を救う仕事の大切さ、幼心に感動したんだろうね。
今もその想いは変わらないのはわかるけれど、違う想いが入ってきているのも確か。
今回の行動を完全に否定することはできないけれど、
まあこれでドクは仕事の腕はいいけれど頑固者って決めていいのかな?
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COMMENT
無題
フェイスに続いてドクエピでは、某番組のジャックに続くチャーリーエピと同じくらい疲れるのでは(苦笑)?
自分に都合がいい時だけ差別という言葉を使うドクは本当に腹立たしいです。おかげで「仲間」から最後に見放されてしまいましたけど…。それでも俺様ドクは理由がわかってないかもしれません。救命士としての腕が良くても、ドクみたいな人だとそれこそ「仲間を先に助ける」というつもりで仕事してるんじゃないかと心配です。同じ偏見持ちでもRescueMeトミーとは全く違う気がします。
今後も壊れたドクが見れますのでご期待下さい(^^;)。
無題
この1回では断言できないなあ、と思ってましたがこの後もあるのですね。
自分の都合からの差別発言。これは問題です。
事件が逆の展開ならきっと仲間を先に助けることをしていたのではと思えます。
どうも、中絶反対派が中絶を行うクリニックを爆破するのと似た匂いを感じてしまうのですが。
ドクにとっての仲間って何なのだろう、と考えずにいられません。
そんな深刻じゃないけれど(笑)