明日の自分を見つめてボビーの死、老夫婦の乗ったキャンピングカーの転落、と衝撃的な現場が相次いだためカウンセリングを受けさせられるドクとカルロス。
女性カウンセラーの気を引こうと適当なことを喋り続けるカルロスに下された診断は「感受性の欠落」。感受性トレーニングのセミナーへ参加させられる。そこにはボスコもいた。常連だそうだ(笑)
冒頭、ある事故現場でのみなさんの心の声。事故に関する声の多い中、カルロスはキレイな女の子のことばかり。怪我人の搬送した病院でもだし。うーん…カルロスは女の事しか頭にないのか?
待機中の消防隊のことを見下した脳内発言があったけど、あんたも変わりないよ。人を見下してる分程度が低いぞ。
セミナーで思いやりの心の大切さを説かれるが、カルロスは頭で理解しようとするからわからない。「どうすれば思いやりの心をもてるのか教えてくれ」と言い出す始末。教えてどうなるものでもないんだけど。「自分を二の次にすることだ」とドクはアドバイスするけれど、カルロスは自己満足の似非ボランティアでいい気分。
里親を転々として家族の愛情を知らずに育ったことに同情の余地はあるかも。でもそんな境遇で育った人が全員感情が欠落しているわけではない。このカルロスの設定は極端かな。
前回「1年経ってもまだ家族になれない」と言うカルロスに家族の愛を知らないことが無意識に仲間との親しさをシャットダウンしていると想像した。でもそれ以前に事故に対する考え方もボビーと対照的でなんだかがっかり。いつも悲惨な事故の最前線にいるから麻痺してしまった、とは違う。最初からないみたいだ。数回のセミナーでどうにかなるものには思えない。ここまで悲惨な設定にするのは後に何かを契機にして眠っている感情が目覚めるのだろうか。でないとカルロスって人が可哀想すぎる。
ぼんやりして人の話を聞いていない、なんだか夢見がちで恐いカルロスだった。
名誉を懸けて分署対抗のフットボール。腰のバンダナ取りがタックルの代わりだったが、エキサイトした86分署ノーリンズのプレイから本気試合へ。ここで55分署が勝たないのがいいところ(笑)
古倉庫のボヤで出動する55と86。ボヤと決めてかかっていたが、火を発見しても無線の調子が悪く放水が遅れ大規模火災に。フットボールではライバルでも現場では命を預けあう仲間として団結して消火活動にあたるのでした。
消防隊の活躍が見られました。
消火活動、人命救助と並び、仲間を危険から救う責任感のある行動。友情以上のものを感じる。フットボールではいがみ合っていたノーリンズを救出するジミー。助からなかったけれど「助けてくれてありがとう」と言える奥さんも含めて消防士が職場の仲間を家族と思っている、というのはこういうことなんだな、と。
ロンバードとジミーの関係も。リンダとジミーの出来事に怒りながらもジミーは親友、リンダのことも愛している。そのリンダが妊娠した。みんながジミーの子だと想像する中、ロンバードは自分の子だと言う。リンダだってジミーの子かもしれないと思ってるのに。疑惑がないわけじゃないんだろうけれど、結婚したい愛する女性の子なら自分の子ってことだろうね。このことが脳裏から離れないだろうに、倉庫火災の現場から戻らないジミーを探しに行けるロンバードの男気。仕事とプライベートは完全に別なまさにプロだ。
火傷や怪我を負ったが命に別状はないようだ。なのに早急にリンダと神父に会いたがる。こんな体験をした今だからこそ、リンダの夫になり子供の父親になりたかった。
そんな二人とは反対にジミーはブルックから許してもらえず、離婚をせまられる。なんとか修復したかったけれど、ロンバードとリンダを見ているうちに離婚届にサインする決心を。相手側の関係は壊れず、自分のところはダメだったと。自分が蒔いた種の責任を取ったってとこかな。
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COMMENT
無題
消防が活躍するエピはやっぱりいいな♪ロンバード、「たとえくっきりエクボがある子だとしても、リンダの子は俺の子」って決めたんでしょうね。リンダはそこまで思うほどいい女かな、という疑問はありですけど(汗)。
先週のRMトミー@講義もかっこよかったし、救出する相手を選ばないプロの方々、素敵です。
無題
HDDがフリーズしたため、4話分がトップに逆戻り。なのでもう1回早送りしながらボビーのエンディングを見てしまいました。
お父さんと手を繋ぐボビー少年の振り向き笑顔、ジーンときました。
カルロスの可哀想な扱いと、消防隊の活躍が対照的でした。
ロンバードの男気はカッコイイですが、リンダがそれほどの女とは私も思えないですね。
結婚前パーティーでジミーに言い寄ったってことはテイラーの推測どおり含みがありそうですもの。
RMもTWも仕事に関してのプロの部分を見せてくれるってのが嬉しいです。