プリズン･ブレイク−16「フォックスリバーへの道」

プチLOSTな今回のプリズン･ブレイク。
リンカーンとスクレのニアミスは…？

話は３年前にさかのぼる。
学歴も仕事も申し分なく順調なマイケルとは対象的に、問題を起こしてばかりのリンカーン。
900万の借金を帳消しにする代わり、殺人を依頼される。
マイケルに電話（相談？）するも話ができず、現場へ急行。
しかしそこにはすでに死体が…

刑務所で兄のためにあんなに熱いマイケルなのに、３年前はお荷物くらいにしか見てなかった。
ベロニカにリンカーンの借金の理由を聞いたら即態度が変わりましたねえ。
お母さんの生命保険金をボクは大事に使ったのに、兄さんは無駄遣いして！って思ってたんだ。
でも借金までして弟に金渡すかな。
マイケルの性格上、そんなことでもしないと受け取らないにしても。
900万ってのは利子が嵩んだんだろうけれど、元金いくらだ？
でもこれでマイケルがリンカーン救出に心血を注ぐ理由もなんとなくわかるかな。
カウンセリングにかかるほど気になることが止められないんだものね。

シーノートは荒くれ者ではなく、正しい軍人。内部告発の口封じに不名誉除隊。
それでも真っ当に生きたかったのに、義弟の紹介した仕事のせいで…

スクレはやっぱりただのチンピラ（笑）
いつも従兄弟とつるんでるあたりも、小者感が伝わってくる。
危害を加えないうえに少額といっても強盗は強盗。
店主は許しそうだったけれど、アイツは許さなかった。
理由は強盗を咎めてじゃなく女だけどね。

ティーバック！まあ、お招きされた時の服装の似合わないことといったら。
子持ちのご婦人と交際中、子どもにも親切と思ったら指名手配犯だった。
しかも子どもを６人殺したって？
ご婦人、即通報。
刑務所内での性癖があるから、大人の女性と交際してるのに違和感アリアリ。
面会に来た時に語ったように、本当に再出発のつもりだったのか、機をうかがっていたいただけなのか…後者だな。

タンクレディ先生もすねに傷もつ身。
しかしあれは自分で断ち切ろうと決断したと見える。
依存症の会で話しかけてきたベリックも依存症？
ボランティアで世話係って線もあるけれど、そんなことしそうな人には見えないし。
でもタンクレディ先生に仕事を紹介しようとしてる。
知事の娘だから恩を売りたいのか。

フォックスリバーと聞いて図面を持ち出し丸暗記を試みるマイケルは、頭が良すぎてバカになっちゃたようにしか見えない。
あの間、彼は仕事してたんだろうか。

疑問なのがスクレとシーノートとリンカーンが一緒の刑務所にいること。
だってここは重罪犯用。
初犯とか出来心の人を重罪犯と一緒にしておくと悪いことしか覚えないのは他の刑務所で実証されているからオススメできないんだけど。

やっぱりベロニカは嫌だな。
婚約者っていつごろ出会ったんだよ、とツッコミたい（苦笑）

リンカーンが殺したことになっている副大統領の兄さんは、死体の掘り起こしも考慮に入れての総入歯…徹底してるね。