ロスの妹との面会をポエットに見咎められ、皆の前で侮辱の詩を聞かされるサイード。
またもや側近から意見される。「もう、おまえ一人の問題ではない。どちらか選べ」と。
でも面会に来てもらうと会ってしまう。おまけに彼女から脅迫の電話を受けたと聞くと、側近達に詰め寄る。
もう、最近のサイードは面白くてしょうがない。何故、最初に見た時に気付かなかったのか残念。
そんな苦悩してる中、たわし(?)で腕をゴシゴシこするライアンを見つける。どうしてもネイサン先生が好きだから、奥さんの名前のイレズミを消したいと…。純愛?
異人種間の恋愛プラス信仰の問題。サイードの苦悩は続くのでした。
ケニーが奥さんの葬式に行っている間に、ポエットともう一人の取り巻きが厨房で襲われる。あれは煮立った湯か、油か?どっちにしろ大火傷。始めから殺さないで痛めつけるのが目的のようで、その方が恐いよ。
事情を知らずに戻ってきたところに「お帰り、ケニー」というアデビシはちょっとした迫力。本当に薬には手を出していないのか、冴えた顔してる。
しかし、ポエット達を襲う時のチームワーク、凄かった。感心する。同じ目標をもつと見事だ。
同時にあんな小物にそこまでの復讐心を持つのもわからない。普通、殺して終わりでは。アデビシには理由があるが、他の人は。アデビシの依頼だからか。
で、こちらの復讐は終幕を迎える。第2幕の終わりか。
この目的はシリンガー自身に息子を殺させることだった。
薬の禁断症状で苦しんでいるのを力になって、すっかり信用を勝ち得たビーチャー。父親を直接非難するんじゃなくて、底辺にいれば皆一緒だと刷り込んだみたい。言ってることは正しいんだけれど、その先に見ている事がね…。
環境って大事だなあと思いますね、あの息子を見てると。打てば響く素直な若者だったのね。
懲罰房内でも一旦はシリンガーの
差し入れを拒むほど、感化されていたし。でも素っ裸で一人っきりで完全に切れたわけではない薬の誘惑には勝てない。彼には気の毒な結末。
シリンガー派の看守は何人いるんだ?金か?
親子喧嘩を見守り、計画の完遂を確認し合うあの3人は、不謹慎だけれど輝いていたな。
さらにケラーはシスターの心までも惑わせる始末。ホント、妖しく魅力的。
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COMMENT
無題
あれが詩だったとは、全く気付きませんでした。
普通に罵倒しているのかと。
詩だったのですか。詩……。想像の範疇を越えておりました。
私は第3シリーズのDVDは全て見終わりました。
これからどんどん面白くなっていきますよ!
無題
早いですねえ、もうS3見終わりましたか。
私は以前2話続けて見てどっと疲れてから「OZは1話ずつ」と決めております。
ポエットは「詩人」なのです。
いつもノートみたいなものに何か書いてましたよね。あれが詩だったのです。
サイードの手伝いもあって本に詩が載り、それが更正の目安になって一度出所したのです。
薬絡みですぐに逆戻りでしたが。