デイヴィスは組合に相談した結果、サリーを山小屋に隔離してアルコールを抜くことにする。今回はその心理的闘いのみ。
組合に相談したら上層部の知るところとなって警察官としてのサリーがピンチなのでは?と思ったら、そこは担当者も心得たもの、上に知られないよう自分たちで何とかできるならやってみようというチャンスを与えてくれた。それだけトラブルを抱える警察官が多いということなのかも。
山小屋でデイヴィスとボスコが交代で付きっ切りでサリーの世話をする。
しかし禁断症状からくる幻覚や妄想、悪態は酷いもの。心が挫けそうになるデイヴィスの表情がツライ。
サリーがずっと幻覚で見ていた警官の影はデイヴィスのお父さんだったのか?「お前の父さんを殺したのは俺、乗り込もうとした俺に危険を忠告してくれた、でも外に家庭を作った汚職警官の言うことなんか聞けるか!」この話だけでサリーの心はくるくる変わってる。その後も大切な人はみんな死ぬって泣き出すし。
依存症に陥ったそもそもの原因は大切な人たちの死、そこにようやく向き合えた。目の前の自分を大切に想ってくれるデイヴィスは生きている、これを支えにして欲しい。
しかし、罵られてぶん殴られても付き合うボスコはエライ(笑)。途中ちょっと見捨てる方に傾いてたけど。
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COMMENT
無題
さすが、警察官の組織は歴史があって奥深いです。
サリーはよくがんばりましたね。デイビスも偉かったが、やはり辛いのは本人。
医療関係者のいない状態で、もし生命の危険に陥ったら、関わったデイビスたちにも責任が出てきますが、最後までがんばれて良かった。ボスコが来るとは思いませんでしたが、彼もパートナーについて何か感じるところがあったみたいですね。
Re:無題
それはおいといて、サリーとデイヴィスの葛藤と再認識を素直に讃え喜べるエピソードでした。
サリーは「街のおまわりさん」という感じがするのでにこにこしていて欲しいな、といつも思ってます。