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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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サウスランド5 #6~8

待ってましたの後半5話の配信スタート。
これでお終いのせいか、それぞれに大きなエピソードがふりかかっております。

まず触れておきたいのが、リディアとラッセルの再会。
以前「ラッセル、どの面下げてリディアに会うのさ…」と思いましたが、会いに行ったのはリディアの方でした。
警察内部への疑惑に対してルーベンと意見が衝突したリディアが必要としたのがラッセルだった、というわけ。
お母さんは亡くなり、息子の父親テレルの行動も鼻につき、うまくやってるように見えたルーベンとも衝突、そうなった時に選んだのがラッセルとは。
会いたいということは、リディアはもう許しているということですよね。
彼、あれ以降どうしていたのでしょうか。
あと2話で語られることを願います。
でもやっぱりパートナーとしてもルーベンの方がいいと思うんだけど。
安定した人だし。

ジョンとお父さんの確執は想像以上でした。
内容紹介で、「死刑囚の父親が死に際に会いたがっている」みたいに書いてあって思いっきり悩みました。
だって、いつだったか仮釈放審査にジョンも呼ばれましたよね?
そこで「一生閉じ込めておいて」とか言ってた記憶が。
なので死刑囚ってことはないでしょう。
これはただ、囚人が刑務所で死を迎えるということを勘違いしちゃったということのようですね、エピソード上でも死刑なんて言ってないみたいだったし。
それはともかく、息子のGFをレイプして殺したと聞いた時は「そりゃ許せん」だったけれど、そこにはまた別の意味も。
GFにひどいことして息子の自殺を願ったとか、ショックすぎる。
何故ならジョンがゲイだから。
ゲイの息子なんて死んじまえ!ということらしい。
死期が迫った本人からそんなこと改めて聞かされて、ジョンは耳元で何を告げたのでしょう。
許したのかな…だから元嫁との間に子どもを持ちたいと決心したのかしら。
怒りからはそんなことに辿りつけないような気もするので、私がジョンの代わりに憎み続けようと思います。
強がりルセロの仲良し家族演出は痛かったけど、これも関係してたりして。

そしてベンですよ。
私、ますますコイツのことがキライになりました(笑)。
サミーVSタミーのことで、証言をサミーに合わせたのは自分の意志でしょうがっ!
それなのに、偽証したからには真実を知る権利があるとか、サミーが持ってるビデオカメラを付き合ってるオネエチャンの兄さんに盗ませるとか、小学校の先生の彼女(前出とは別人)への言動とか、腹立ったなあ。
あんた、正義の人だったよね?
サミーが売人に罪を着せるために証拠捏造したと信じ込んで告発する勢いだったのは誰でしたっけ?
表彰されて広報のモデルになったり、刑事になりたいとか浮かれてますが、サミーがどんな想いで刑事からパトロールに戻ったか考えていなさそうなのがスゴイ。
何もサミーに気を遣って刑事を諦めろと言ってるわけではありません。
う~、なんかコイツ、これほどパトロールしているのに思い遣るって気持ちが欠落している気がしてならない。
デューイを見習った方がいいと思いますよ。

そのデューイ。
なんと、娘が警察官に!
朝礼で「みんな静かに、朝礼だぞ」などと言っているのでおかしいと思ったのですよ。
しかし、同じ分署に配属されなくても…(笑)。
でも彼女、デューイの悪いところも良いところも理解している立派なお嬢さん。
更生にはジョンだけでなく、家族の力もあったのだな、感じやすい故の賑やかしであったことがあらためてわかったように思います。

ということで、残り2話。
しあわせになれる人がひとりもいないような予感がするのは私だけでしょうか。

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主任警部モース #30~33(終)

チャンネル銀河で「ルイス警部」を見て、それから元である「モース」を見始めたという邪道派です。
「モース」も銀河での放送を録画して見ていましたが、終盤4話分はAXNミステリーで毎週土曜日にまとめて放送されたのを録画し直して見ました。

この4話分、それまでよりもストレンジの出番が増えてるような気がしました。
WOWOWで「新米刑事モース」を見て、ヤング・ストレンジのかわいさにやられてしまい、目で追ってしまったのでしょうか。
ヤングなモースとストレンジの関係を見てしまうと、「モース」での二人の言葉遣いが微妙な感じがするのですが。
仲良し(?)お友だちでも上司は上司という、モースの線引きってことですかね。
最終話でストレンジがモースのために不正を働いたと告白するところ、「新米刑事」のふたりを見ていると受ける印象はいくらか変わってくるように思いました。
「モース」だけの積み重ねで感じることのほうが本当なのでしょうけれど。
引き出しからモースの手紙を出したりしまったり、ひとりでは抱えきれなくてルイスに告白するなど、ここのところは上司と部下ではなく、徹夜でボタン付けしていた彼のようでした。
私、このネタどれだけ好きなんだ…(笑)。

#32、倒れたモースが、安楽椅子探偵となり過去の冤罪事件を読み解くというのは変わってましたね、ルイスがいないし。
同じ時代に彼らとモースが居合わせたら、どんなことになっていたでしょう。
やっぱり、女性の方に靡いちゃうのか…?
女性と言えば、このエピソードでは前回に知り合った女性アデルとまだ親しくしているという珍しさもありましたね。
これまではたいていもっと事件に深く関係している人でしたから継続するのは無理ですけども。
アデルは最終話でも、モースにとって大切な人であることは変わらないようで、「ああ、モースも終わるのだな…」と納得してみたり、です。

問題の最終話。
入院していたものの復帰する前日、ルイスがモース宅を訪ねるところ。
バードウォッチングを趣味にと考えるのですが…ふつうのスズメがわからないところがとてもモースらしいといいましょうか。
ここでちょっとショックだったのが、髪の量。
ふさふさだったのに、すかすかしてましたよね。
ここでもやっぱり、お別れの時なのだな…と感じました。

事件では、やっぱり、関係者に惹かれるモースということでした。
しかも今回は、事件になる前。
これは今までも含めて、モースの運命だったのだとしか思えません。
そして一年前の事件と今回の事件が見えた時、ついに倒れてしまいました。
心臓がやられているとのこと。
自分のお兄さんもここでよくなった!と同じ病院に光明を探すストレンジがまた…。
やってきたルイスには自分のことではなく、事件を追うことを促し、最期の言葉「ルイスに感謝していると伝えて…」を聞いて看取ったのはストレンジというのも運命なのでしょうね。
我が強いモースはルイスがいないからこそ言葉を遺せた、そんな気がします。
でもですねえ、ヤングなふたりを見てしまうと、ストレンジがそうであってもよかったように思えてきます。
ここらへんが、順番違った邪道派だからこそ感じるところなのでしょう。

というわけで、「モース」をようやく見終えることとなりました。
そしてAXNミステリーでは、警部になったルイスがオックスフォードに戻ってきた「ルイス警部」が始まってますね。
見たいのはやまやまですが、いろいろ立て込んでいるのでこちらはDVDにしたものを合間に楽しみたいと思います。
でも自分がハサウェイのファンであること確信したエピソード「#4 それぞれの秘密」は気になるなあ。

 

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エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY S1(終)

ワトソンが女性で舞台がNY?と半信半疑で見始めましたが、けっこう楽しみでした。
オリジナルな事件は会話の途中に小ネタのように登場するのみで(あの宝石がどうだとか)、事件自体はホラ、NYということで(笑)。
時にとてつもなく素っ頓狂で、マック(CSI:NYの)が頑張っても街の性格は変わらないのだな、と。
そんなエレメンタリー、S1のクライマックスはホームズ最愛の人、死んだはずのアイリーンが登場して、というもの。
放送済みだけどネタバレになるのかな?
一応、数行空けますけど。




ホームズが心囚われる女性がいたというのがまず驚きですが、性質違うドラマですからね。
死んだはずのアイリーンは生きていた!
しかし、このアイリーンこそがホームズの宿敵モリアーティだった!というショッキングな展開。
そうきましたか。
モリアーティとの対決で死を偽るのはホームズの役目だけど、コチラではモリアーティ=アイリーンがそれを担当。
しかし、実はうちひしがれたホームズが再びクスリに手を出したと見せかけるという、やっぱり一旦はホームズを落としておかないと、ということかしら?
滝じゃないけどね。
でもオーバードースの偽装はモリアーティを誘き出すためだし、この偽装「負けたふり」を提案したのもワトソンというのもまたいいですね。
ホームズの助手となって修行中のワトソンが、提案するというのは、ワトソンの上達と二人の関係性、両方ともが好ましく進展していると見受けられますから。
NYのワトソンの場合、ホームズが死んだというのがウソだったと知ったら、卒倒しても涙は流さずに非難に徹するでしょうから、NYでの二人の絆を感じさせるには正解のような気がします。
新種のミツバチの名前もいいけど、私はそこらへんの役割の方がなるほどときましたよ。
聖典と呼ばれる小説はまだ読み切れておらず、ジェレミー・ブレット版と今のBBC版を見たに過ぎない私の感想ですので、ご了承ください。

あと、このドラマで好きなのは、ホームズがいつもシャツのボタンを一番上まできっちり留めてるところ。
襟が反り返りそうなくらいにきっちりいってるのがステキでした(笑)。
ホームズとワトソンの関係が、モンクさんとシャローナ(ナタリーはちょっと別かな?)のように見えたのはこのボタンのせいもあったかもしれません。
WOWOWでのS2放送も決定しているようなので、あのボタン留めが継続していることを期待しております。

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スパドラの2本

ハッピータウン
一見穏やかな町ハプリンで殺人事件が。
12年前から始まり5年前に未解決のまま終息した「マジックマン」事件の再来なのか?と、みんなが疑心暗鬼になるお話。
5話まで見ました。
「あの人」が悪魔だとかのベタな展開かしら…と心配していたら、首絞められてましたね。
とうことは、サンドストローム博士の人が一番怪しくなるのですけど。
でも、彼はあの時間キャンピングカー運転してるし。
怪しい力が働いているのではなく、正体は心理サスペンスであることを期待したいです。



ブラックリスト
アンズロ・ギャリック前後編の10話まで見ました。
このFBI、レッドのいいなり…っていうか、レッドがいないとダメダメでは?
郵便局にギャリックが押し入ったのも、たいへんに不思議。
監視カメラあっても、それ見てる人いないんじゃ…。
後でデータとして見るだけなのか?
まあ、押し入った側が細工してるんだって思いますけど。
それより、リズの夫トムがあやしいでしょ。
敵対してるのか、味方の遠隔監視なのかはわからないけれど、絶対小学校教師以外の使命があるはず。
銃やカーチェイスが派手派手だけど、トムの正体がわかるまでは見てみようかな。

あとはレッドですよ。
リズの本当のお父さんでOKなのですよね?
リズのお母さん(レッドの妻)は、レッドに姿を消されたことを儚んで登場しないわけではなく、敵対組織というかスパイだったのでは?
そしてその一味がトムなのでは?
とそんなことを考えていますが、それよりも!
レッドというか、James Spaderですよ。
リズといると「お父さん」というよりも「お母さん」に見えて仕方ない。
また、「お母さん」に見えるのに、ワイシャツにネクタイ姿の上には上等なスーツではなく、作業ジャンパーを着せたくてたまらない。
ほら、役所とかの人がちょっと外に仕事で出る時に着ているヤツですよ。
こんな感じの。


色はこんな濃いのではなく、「ライトグリーン」というのが望ましい。
なので、彼がスーツ着ないでネクタイ姿でいると、勝手にジャンパー着せて「似合ってるな~」と言いながら見ています。
そんな楽しみ方でいいのか?

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3月のまとめ

「秘密」がすごかった。
行きつ戻りつしてたどりついた真実は、予想できたのかもしれないけれどそれを超えるドラマだった。
あとは、またへんてこエッセイのブームが来ちゃったかな…(笑)。
巻が進むほどにだいぶ本当のことに近づいてきた、というようなことがあとがきにありましたけれど、これに仰天。
真実は小説より奇なり、ということなのですか?本当ですか?
川上弘美さんが、百閒先生を敬愛されている(「東京日記」というタイトルも百閒先生にあやかってなのだとか)とのことで、急速に親近感を抱かせてくれました。
そういえば、「百閒先生の本を読み返すぞ!」という目標をたてた覚えが…。
巻末の、芥川龍之介の言葉に涙したのはいつのことだったでしょうか…。
今年は読むことができるのでしょうか、もう4月だけど。


2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2151ページ
ナイス数:44ナイス

東京日記2 ほかに踊りを知らない。 (東京日記 (2))東京日記2 ほかに踊りを知らない。 (東京日記 (2))
読了日:3月31日 著者:川上弘美
東京日記 卵一個ぶんのお祝い。東京日記 卵一個ぶんのお祝い。
読了日:3月29日 著者:川上弘美
東京日記4 不良になりました。東京日記4 不良になりました。感想
ウソというよりも、この膨らませ具合!絶妙ですね。
読了日:3月23日 著者:川上弘美
DVDと缶バッジ付きですよ!! いとしのムーコ(5)限定版 (講談社キャラクターズA)DVDと缶バッジ付きですよ!! いとしのムーコ(5)限定版 (講談社キャラクターズA)感想
ムーコは相変わらずかわいいが、うしこうさんに持って行かれた感、大。何があったんだ、うしこうさんっ!
読了日:3月22日 著者:みずしな孝之
日々是作文 (文春文庫)日々是作文 (文春文庫)
読了日:3月18日 著者:山本文緒
一の悲劇 (ノン・ノベル)一の悲劇 (ノン・ノベル)感想
新聞の読書欄に、「今も人気」とあるのを見て再読。でもまったく覚えてなかった…。救いのない誘拐劇は、ラストの血縁を超えた愛情へと集約されていく、そんな物語でした。それにしても時代を感じるなあ…(遠い目)。
読了日:3月14日 著者:法月綸太郎
ひとり上手な結婚 (講談社文庫)ひとり上手な結婚 (講談社文庫)感想
伊藤理佐さん目当てで読みましたが、山本文緒さんにも俄然興味がわきました。一冊も読んだことないのですよね…。
読了日:3月10日 著者:山本文緒,伊藤理佐
秘密<下>秘密<下>感想
性格の違和感とか、予想できるとか、そんなことどうでもいいほどにドラマチックに読ませていただきました。NHKの「ファミリーヒストリー」って番組そのものだ。
読了日:3月5日 著者:ケイト・モートン
秘密<上>秘密<上>
読了日:3月1日 著者:ケイト・モートン

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