海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。
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「ブラウン神父」が終わった後に始まったので見てみました。
切り裂きジャック事件を扱っているのだと早合点し、あまり期待していませんでしたが、たいへんに好みでした。
昔でありながら扱われる事件は、微妙に雰囲気を変えながらも今のそれを思い起こさせるもので、時代が時代なだけに、狂気の孕み具合がキツイようにも感じます。
また、切り裂きジャック事件が未解決であることが、市民や担当警察官をどれほど不安定にしているかがひしひし来ます。
時代が近いということで「マードック・ミステリー」と比べてしまいますが、アチラは小奇麗でコチラは雑然とした感じが。
でも、検死や科学捜査は進んでますね。
ジャクソン大尉がアメリカから持ち込んだから、あそこの警察署が特別なのかもしれませんけれど。
事件もそうですが、主要の三人の描かれ方がまたよかったです。
何かを抱えていそうなリード警部補とジャクソン大尉。
二人ともシーズンを通して少しずつ露わになっていくのが見事でした。
はじまりは特に問題を抱えているとは思わなかったドレイクもまたそう。
戦争で負ったもの、ローズへの想い、そりゃ寄り添ってくれるだけの人が必要だよ。
こんな誠実そうな人なのに、なんでだめなのさ、ローズ…。
と、おわかりのように私はドレイクがイチオシです(笑)。
というわけで、最終話、三人それぞれがとりあえずの区切りをつけたような顔して現場へ出動!とうさわやなかエンディング。
オープニング最後の三人の後ろ姿とようやく噛み合い、シーズン通してチームができあがったような、そんな感じで続きが楽しみです。
月が替わったらAXNミステリーの先取り情報をチェックするのが習慣だったのに、すっかり忘れて見たのは昨日。
そしたら、目玉情報発見!
REX10は、春放送予定だそうです。
http://mystery.co.jp/osusume/comingsoon.html
S9の最終話の感想を書いたのが昨年の5月初めだったから約一年ぶりの登場。
この前は8話でしたけれど、今度は12話もあるのですね。
4話多くなっているのは、レックスの入院とかリハビリの分かしら?(笑)
シリーズ続いているから助かるのはわかっているけれど、悪いクリフハンガーのお手本のようで腹立たしかったなあ。
ロレンツォも降格処分されてればいいのにっ!
実はワンコ好きだった上司ならやりかねないし。
ついでと言っては何ですが、先取り情報にはモンタルバーノもありますね。
このドラマも好きなので楽しみです。
ただ、エピソードによって時間の尺が違いすぎるのが(笑)。
でもカタレッラが見られるのなら、それくらいなんてことないです。
REXよりも上に書いてあるから、春のREXよりも先かと思ったら夏ですか。
この順番も不思議♪
REXもモンタルバーノも、一挙放送でなく週一話ずつ楽しませていただきたいですが、もう予定は決まっちゃってるのだろうな…。