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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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新米刑事モース~オックスフォード事件簿~ #3~5

#1と#2視聴後、続きの放送前にはモースの残りを見終えたいと決意したものの、手つかずのまま。
でも新米刑事からの視聴者も惹きつける内容でしたよね。

見立て殺人(目撃者殺しでもあった)、怖かった。
今では珍しくもないけれど、警視が「ご苦労様なことで」みたいなことを言っているのが新鮮。
時代と事件の関連にうならされるものがありますね。
そういえば、「ジョージ・ジェントリー」で自殺に失敗したら牢屋行きというのを知って、心底驚いたこともあったなあ。
#5の心が壊れてしまった奥様の話も、今なら「CSI見てないのかよ!」とつっこまれるだけですが、かなり頭を回転させた夢中な様子と娘さんの事故がもたらしたものが伝わってきて恐ろしくて悲しくて…です。

もったいないから、#5はもう少し後で見ようと思ったのですが、#4終了後の予告で「さらばモース」とかサーズデイ警部補が言っているのが気になって、結局見てしまいました。
いや、警部補は言ってなかったか?赤字で出ていただけだったか?
そう気にさせるだけの魅力が警部補にはありますよね。
ジェイクスのモースに対するやっかみを制し、モースには場の読めなさを時には注意し、刑事としてやっていく良い面も悪い面も隠すことなく…。
なんてかっこいい警部補なのでしょうか。
権力に屈しないモースを見込んで証拠書類を託したあの決意。
ドラマ上の理想の上司として、「コールドケース」のボス、「CSI:NY」のマック等を挙げたことがありますが、文句なくサーズデイ警部補もノミネートです(何に?)。
でも「さらばモース」の意味は…?
モースを助けるためとはいえ発砲した銃が警察支給の物ではないことを追及され、それで「さらば」とか?
ちょっと受け入れ難いなあっ!(笑)

そして同僚部門には、ストレンジをノミネートしたいです(だらか何に?)。
巡査部長試験を励まし合い、留守中の捜査への参加を素直に感謝でき、モースのピンチにはいつも一番に駆けつける、頼もしさ。
ツボだったのは、王女がやってくる工場の警護をすることになり、徹夜でボタン付けをしたというところ。
ちょっと夜更かしではすまず、徹夜とは!何個ボタンがあるんだ!
そしてその制服姿がなかなかキュート。
特に手を後ろで組むところ、微妙なギリギリ届いてます感がお気に入り。
でも、もうこのまま制服脱いじゃうんだろうな…。
モースは間に合わなかったけれど、ストレンジは試験受けてましたものね。
これが後の二人の位置を暗示しているわけですか。
ドラマの前後とかもうむちゃくちゃ(笑)。

刑事としてだけでなく、私生活を想像させる話題の入れ込み方もいい感じでした。
お父さん(ちょっとJohn Thaw 意識してた?)、義母、腹違いの妹との関係、ここは「モース」にあったエピソードをなんとか見られていたことに感謝ですよ。
あと、時折チラ見えする女性はどうやら何らかの事件のせいで関係を絶たれた恋人ということでしょうか。
#4に出てきたアリスの様子や、妹の言葉からかなりつらい話であるような…。
続きが見たいですよ。
できれば新米刑事ルイスが来るまで!

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11月のまとめ

すっかり頭が疲れちゃって、小説読めない状態ですよ…。
こんなこと言うとキミコには失礼かもしれないけれど、キミコの本はもう一冊読むから許してね、今月三冊も読んでるし。

小説読めない…といいながら、「ミステリマガジン」2014年1月号は買ってしまった。
そう、年末恒例の(恒例なんだよね?恒例にするんだよね?・笑)「ミステリが読みたい!」特集だから。



あまり新作追いかけて読むタイプではないので、みなさまのおすすめと目録として、つまり私にはガイドブックなんですよ。
ちなみに、ランクインしていて読んだものは海外編の「緑衣の女」「コリーニ事件」のみ。
日本編は全滅。
まだ紹介読んでないけれど、この中から読みたいもの出てくるかなあ…?

というのも、こっちの本が実に興味を持たせる書き方で、全部読みたくなってくるのですよ。



「あらすじ」があり、「鑑賞術」として著者やその周辺にまつわる話が披露され、「さらに興味を持った読者へ」として著者の別名義作品や、紹介した本とテーマが似ているとか、同時代の作品だったり、一冊の本からの膨らませ方が憎い。
それもこれも、万年初心者の私だからなのかもしれないけれどもね。
バリンジャーやスレッサーも読み返したくなりましたよ。



2013年11月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1453ページ
ナイス数:25ナイス

苦手図鑑 (単行本)苦手図鑑 (単行本)感想
靴下の話に大共感!!!でも、キミコのお父さんならかわいく思えるのでOK。
読了日:11月25日 著者:北大路公子
英国一家、日本を食べる英国一家、日本を食べる感想
見慣れないものにぎょっとする、というような異文化ショックを期待していたら、日本の食文化と真面目に向き合っている様子にこっちが逆ショック(笑)。初めて知ることも多く、たいへんに感心させられる本でした。
読了日:11月19日 著者:マイケル・ブース
びっくりどうぶつフレンドシップびっくりどうぶつフレンドシップ感想
本来、敵どころかエサであるはずなのに仲良しだったり。そんなありえないふたり(?)が寄り添う写真は見ているだけで幸せな気分。
読了日:11月12日 著者:ジェニファー・S・ホランド
枕もとに靴―ああ無情の泥酔日記枕もとに靴―ああ無情の泥酔日記感想
表紙につっこんだ自分を反省。真の酒飲みにはかないません。ウソ日記でほろりとさせたり、かなりずるいですな(笑)。
読了日:11月11日 著者:北大路公子
生きていてもいいかしら日記 (PHP文芸文庫)生きていてもいいかしら日記 (PHP文芸文庫)感想
犬の吠え声の話はツボだった。近所の犬もそうだと思うと怒る気になれない。吠え止みの続きを待ち構えてしまうくらいだ。
読了日:11月3日 著者:北大路公子
暗黒女子暗黒女子感想
それまでの矛盾の理由が解かれるところで納得。まさに暗黒でした。
読了日:11月1日 著者:秋吉理香子

読書メーター

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ブラウン神父(終)

全10話、見終えました。
名前を知っているだけで本は読んだことなかったので、まったくの初ブラウン神父。
原作との違いを指摘されている方もいらっしゃいましたが、初心者には楽しかったです。
原作も読んでみたいところですが、どうなることやら…(笑)。
バーナビー警部やミス・マープル同様、周辺で事件が起き過ぎなのは、もうつっこみどころではありませんね。
でも、バレンティン警部補が「また、お前がいるかっ!」って視線を神父に送るのがとても真っ当なのに新鮮でした。

このブラウン神父、ガイド本で得た情報によると「丸顔に団子鼻の小男」なのですが、演じるMark Williams は185センチもある大男ですよね。
大きさよりも風貌、ということでしょうか。
帽子をかぶった雰囲気が入江敦彦さんを思わせて、勝手に親近感を抱いてました(イギリスや京都の本で有名。最近ではこんな本を買いました↓)。


スージーもかわいいし、レディ・フェリシアも気のいい御婦人、シドも手癖は悪いものの憎めない、強面警部補もわからず屋ではない、レギュラー陣ほとんどに好感を持っているのですが、マッカーシー夫人だけはキライ(笑)。
9話の行方不明だった夫の登場理由には心を痛めましたけれど、糾弾の先頭に立っていたくせに解決後には「私は信じてませんでしたけどね」とか、しれっと言うのが許せない。
そういう人が身近にいるからなのかもしれないけれど。
みんなのことが大好きな「CHUCK」が珍しくて、マッカーシー夫人のような憎まれキャラがいるのは逆にバランスよいのかも。
ほら、「ER」だってニーラがいるのに最後まで見たし。

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マッシャー、買った。



以前、買うのを迷っていたマッシャーですが、買いました。
心が落ち着かない日々を送っているので、少しばかり贅沢してみようと思いまして。
マッシャーとしては、かぼちゃとカレー粉をつぶしただけですがなかなかいいです。
否定されていた商品とは違い、つぶせるだけの面積もしっかりあるし、ざらざらした底面もいい感じです。
これまでのはつぶすだけで、混ぜる時は他の物に取り換えてましたけれど、これはそのまま混ぜられるので面倒がないです。
ただ、ちょっと目詰まりは気になるかな…がんがんぶつけて落としてるけど。
マッシャーとしてよりも、穴あきお玉としての能力が我が家では大活躍です。
鍋物はもちろんふつうの煮物、炒め物を作るのにも取り分けるにも、最近はこれひとつですよ。
ああ、助かるわ~、狭い調理台にいくつも置いておかなくてよくて。
まだ先代マッシャーが使えるのに新しいものを買うのに抵抗ありましたが、買ってよかったですよ。
金属製の味気ない色合いとも違うしね。
でも、カレー粉つぶす時は先代君に登場願おうかな…(笑)。

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一挙放送の第1話だけ見た、刑事マードックの捜査ファイル S1

先日の23日土曜日、、AXNミステリーで「刑事マードックの捜査ファイル S1」の一挙放送前半(1~6話)をしていましたね(後半7~13話は30日)。
週一放送が終わった後や、放送中に追いついてもらうためのキャッチアップな一挙放送なら歓迎です。
初お目見えが一挙放送というのが好きではないのです。
お試しにしてはHDD占拠しすぎだし。
それに一挙放送後の週一放送になると、再放送が少ない。
ひとつの局だけ見ているならそれでもいいけれど、海外ドラマファンとなると複数局で数多のドラマを見ているわけで、そうなるとやりくりがたいへんですよ。
でも「トップ・オブ・ザ・レイク」はその頃に見ているものが少なかったせいもあり、一挙放送を録画しました。
このドラマの性質もあり、どんどん見られてよかったのですが、あまり私好みではなかったというのが問題…。

まあいいです、マードックです。
チャンネル銀河で日本初放送となるS3をたいへん楽しく見終えたばかりというグッドタイミングなので、第1話はどんな感じだったのか見てみました。
これは吹き替えで見たいドラマだと思っていたのに、字幕に慣れてしまうと早々に違和感が…人間って勝手ですね♪
S3最終話にも出てきたニコラ・テスラ博士は、第1話で登場していたのですね。
「知ってるの?」と聞いてくるジュリアに「僕のヒーローだ!」とマードック。
そうか、ヒーローだったのか。
この後に披露されるマードックの科学捜査的秘密兵器は、ニコラ・テスラ博士への憧れが生み出していたのか。
この第1話もS3最終話も一緒に取り組めて幸せだったろうな。
ジュリアとのことであんな妄想してたのも、この幸せの延長だったのかもしれない。

吹き替えに違和感持ちながら見始めたのに、見ていくうちに警部やジョージは吹き替えの方がキャラクターいいよな…と。
そうそう、ジョージはバイオレットちゃんをどうしたのかしら?
S3では「犬は好きです」と言ってただけだったけれど、たまには署に連れてきてもらいたいものですね。
マードックも誠実な感じがたいへんよろしくて、やっぱりこれは吹き替えドラマだな!と(
益々勝手…)。
今思えば、局の性格からはずれていたかもしれないけれど、LaLaはいいものを買って作ってくれましたよね。
続かなかったのはやはり局のカラーと違いすぎるからでしょうか。
当時では珍しい女医、しかも検死医として活躍するジュリア主役と勘違いなんてことはないと思いますが(笑)。

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