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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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6月のまとめ

なんと、2013年ももう折り返し…
どこかで日にちとか時間をごまかされている感じが拭えない。

「特捜部Q」は相変わらずのコミカルタッチとシリアスすぎる事件のバランスがとても好ましい。
ユアサの謎に少しだけ触れたカールの心痛も上司らしく、アサドを心配するユアサ&カールもよくて、シリーズ始まった時の一匹狼ぽかったカールとはいい意味で変化。
べたべたしないで適度な距離があっても近しい、そんなところが好き。
ここに今度もう加わりそうな予感がする…次作に期待?

萩尾望都さんがとても推していらっしゃる東村アキコさんが気になり、女版まんが道と対談本で言っていた「かくかくしかじか」を読んだ。




このエネルギーは気になる。
他のまんがをまったく知らない分、興味がわいてきた。
そのせいで今月号のパピルス買っちゃいましたよ、彼女の特集だっていうから。


ここらへんの書店にはどこにもなかったから買っちゃったけど、見つけていたら買わなかっただろうな…(笑)。
特集なら、インタビューだけでなく、作品リストや解説もあっていいのではないだろうか。
パピルスという本の性格知らない私がいけないのだろうけれどもさ。


2013年6月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1541ページ
ナイス数:27ナイス

特捜部Q ―カルテ番号64― (ハヤカワ・ミステリ 1871)特捜部Q ―カルテ番号64― (ハヤカワ・ミステリ 1871)感想
自国の暗部をエンターテイメントとして抉り出すところに「コリーニ事件」と同じ匂いを感じた。でもこっちはどんなにシリアスなテーマでも、主役たちのやりとりがどこかコミカルで、ギャップが相変わらず好き。みんなにいろいろあった中、カールがみんなのことを思った以上に好きなことに気づいたと自覚するところはぐっときますね。
読了日:6月26日 著者:ユッシ・エーズラ・オールスン
「二葉」物語 はじめての柴犬警察犬「二葉」物語 はじめての柴犬警察犬感想
二葉ちゃん、かわいすぎる。けど、仕事を持った犬の凛々しさもうかがえてかっこいい限りです。
読了日:6月17日 著者:秋山みつ子+秋元良平
世界の変なトイレ世界の変なトイレ感想
キレイな写真だけでなく、解説も感想も実際に使った感が伝わってきて楽しいです。しかし、使い方わからんものがあった…ドイツのあれだ。ステンレス製でシャープでかっこいいのだけれど、どっちを向くのだ…(笑)。
読了日:6月12日 著者:モーナ・E・グレゴリー,シアン・ジェームズ
ユリゴコロユリゴコロ感想
ラスト、言い知れぬ安堵と恐怖が。
読了日:6月8日 著者:沼田 まほかる
女のはしょり道 (KCピース)女のはしょり道 (KCピース)感想
はしょるどころか、かえって手が込んでいたりする。のちのち楽♪と考えての投資ということでしょうか(笑)。この本も例によっていつも慌てて汗かいてるので好き。
読了日:6月5日 著者:伊藤 理佐
かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)感想
日高先生との関係に何らかの変化があっての「かくかくしかじか」のような気がしてきた。
読了日:6月2日 著者:東村 アキコ

読書メーター

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L&O S19、集中視聴中。

7月は混みそうですが今はまだすいているので、L&O S19を集中視聴中。
これまではオープニングに出てくる人はたいてい死体の発見者だったのに、このシーズンは被害者ですね。
久しぶりに見たのと合せて何か新鮮感が。

それにしても、集中して見ると、ひどすぎて人としての判断が鈍る。
障害を持っているからと子どもを捨てる親も、障害を持っているけれど一緒に暮らしたいからと成長抑制治療を受けさせたい親もいる。
先に見たのが捨てる親だったので、一緒に暮らそうとしているだけいい気がしてくるのだが。
具合が悪いところもないのに使うことがないからと切除、成長を抑制できれば自分たちで介護ができる、娘のためのようだが自分たちの負担も減ることは明らか。
どちらが先にあるかなんて判断できないよ。

ハイチからの児童売買もひどい。
あそこにいたら35歳までも生きられない、だから学校行かせなくても寝るところ、食べるものがあるだけ幸せ、って。
まず第一に、30万ドルもぽんと払えるのならちゃんとした家政婦雇えよ!と言いたいですよ。
どうしてどいつもこいつも迎えた養子を家政婦がわりにするのかな。
ハイチから養子を迎えたということがステイタスのひとつなのかね。
それにしては地下室とかに隠してるよ。

男娼の本出版、モルモン教原理主義…どれもこれもキツイ話。
荒んだ現実よりももっとひどくしておかないと…という気配りなのでしょうか。
結審してから「犯人違う!」のも…
それ以降は別進行で見せられていないだけ、ですよね。

そんな中、昨日見た11話「詐欺と現実」に出てきたOtto Sanches 演じる運転手さんはかっこよかった。
オープニングで社長の腕時計をちらっと見たりしていたので心配しちゃいましたけど。
最悪犯人、そうでなくても倒れてるの見て時計を取った、そんな役かと思ってましたが、社長とその仲間の偽善ぶりを堂々と証言ですよ。
キッドナップでのかっこいい誘拐犯に次ぐいい役で満足です。
そしてこの回の犯人、Robert Iler は、トニーの息子がそのままという感じでした。
これもある意味満足か?


 

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とりあえず「ブリッジ」のリメイク、見てみる

デンマーク&スウェーデンのドラマ「THE BRIDGE」のアメリカリメイク版「ブリッジ 国境に潜む闇」がFOXで始まりますね(7月13日~)。
オリジナルの、だんだんとかわいくなっていくサーガ!
絶対にこれを超えることは無理なので(だってもう過程を見ちゃってるから)、見るつもりはなかったのだけれど見ることにしました。
だって、サーガのお母さん役(上司だよ)がストットルマイヤー警部なのですもの。
ちょっと厄介な人をあたたかく見守る役だから選ばれたのでしょうか。

6月は途中から週間モノがゼロとなってしまい、異常事態か?などど言ってましたけど、7月は一気に回復です。
CHUCK(ファイナルシーズン)、ミステリー in パラダイス(一挙放送…)、MAD DOG(一挙放送…)、カドフェル(帯)、ヴァルグ(東地さん!)、フォロイング(またまた東地さん!!)、そしてブリッジ。
これだけでも十分なのに、WOWOWで見逃していた「パパはスパイ」もあります。
S2が始まるのに合わせてS1の再放送もありです。
「ケースセンシティブ」の男刑事サイモン(Darren Boyd) が、息子にいいところを見せようとMI5に再就職するというコメディ。
サイモンの表情なさ&間の悪さはコメディだったので、純粋にコメディのSPYを見たいと思っていたらWOWOWでもうとっくに放送していたらしいじゃないですか。
なのでこの放送はたいへんにありがたいです。
吹替え版もあったらなあ…東地宏樹さんがぴったりだと思いません?

そういうわけで、HDD内の消化は失敗ということになりそうです。

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「特捜部Q カルテ番号64」 ユッシ・エーズラ・オールスン



過去の未解決事件を専門に捜査するコペンハーゲン警察の特捜部Qシリーズ第4弾。
今回は80年代に失踪したナイトクラブ経営者の事件。
調べてみると、時を同じくして5人も行方が分からなくなっていることが判明。
しかも、内の数人に微妙なつながりがみつかり、またニーデという女性との関わりにもつながると、そこにはデンマークの暗い歴史の一部が…。
自国の暗部にエンターテイメントな小説で切り込んでいくところ、「コリーニ事件」が思い出されます。
著者のあとがきによると、この人権侵害にデンマークは賠償どころか謝罪もないのだとか。
「コリーニ事件」のように国を動かすようなことが起きるのでしょうか。

というふうに、過去3作と同様扱う事件はシリアスすぎ、事件を扱う人たちは軽妙過ぎ(カールだけか…?)という対象的なバランスは今回も健在。
しかし、ローセの心の傷が少しわかり、そのローセもアサドの生活を気にかけ、そのアサドの大怪我でカールはみんなのことを思っていた以上に好きだということがわかり…なんとなくいい意味で関係性に変化アリ。
引き取って同居している元同僚ハーディにもいい出会いがあったようで、カールの離婚もよい方に転んでいくとしか思えませんね。
新たな証拠が見つかったというアマー島事件の方はそこまでだったけれど、この事件が解明されるのはシリーズが終わるときなのでしょうから。

というわけでこのシリーズ1作めの「檻の中の女」が映画となるようです(原題:KVINDEN I BURET)。
カールはもっとおっさんを想像していましたが…。
このNikolaj Lie Kaas は、キリングのS3に出ているみたいなので要チェック!
アサドもかっこよすぎでは…
この顔からラクダうんちくというかラクダ格言が飛び出してくるのか?
それはそれで期待大だ。
アサドのFares Fares の出演作を見ていたら、Child 44が映画になるのを発見(2014年?)。
Tom Rob Smith、また日本に来るかなあ♪などと思ってみたり。
あ、Joel Kinnaman(米版キリングの男刑事ホールダー) もいるぞ。
この映画は見ないといけないな。
と、ちょっと調べたら頭の中がぐるぐるしてしまいました。

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どっちも“お初”なの?

昨日発売の映画秘宝を見ていたら、気になる広告を発見しました。
「シリアル・ママ」と「秋菊の物語」のBlue-ray & DVDが発売されるとか。
驚いたことにどちらも初めてのディスク化らしいです。
これまでスルーされていたのに、何故今なのでしょう?
そんな疑問はともかく、どちらも好きな映画なので皆様の目に触れる機会が触れると思うと嬉しいですね。




ビデオ返却時に巻き戻してないとか、ゴミの分別を守らないとか、生活レベルでの無法者にふつうの主婦が制裁を加えるのです。
懲らしめるレベルではなく、殺戮です。
1994年の映画なので、扱っている事象は古く感じるかもしれないけれど、ママの行動は古いどころか時代の先取り。
私が特に好きなのは、9月になっても白い靴を履いている人に注意したら「今はふつうよ」みたいに言い返されて殺しちゃったヤツ。
衣替えの時期を超えて色が濃かったり薄かったりするものを身に着ける際、「シリアル・ママに見つかったら殺されちゃうかも…」と今でもつぶやくのをお約束としているくらいです。
背景の色使いのどうかしちゃってる感等を聞いたのはだいぶ後になってからだったので、映画系のチャンネルで放送されたらもう一度見たかったのですよ。
これでチャンスが増えそうです。
もうひとつ確認したいこともあるしね。
キャスリーン・ターナーの次にある名前がサム・ウォーターストーンなのですよ。
マッコイさん、シリアル・ママの夫だったんだ!





村長が夫の股間を蹴り上げた!
金で解決しようとする村長に怒りを覚えた秋菊(妊娠中)は、謝罪を求めて立ち上がる!
そんな、勇ましくもかわいらしいコン・リーが見られます。
化粧っ気がなくて地味な顔立ちですが、それ故に怒り、困惑、思案の表情がそのまま伝わってきてホントに人間臭い。
ラスト、思わぬ展開に決断を迫られた秋菊のアップで終わるのですが(うろおぼえだけど…)あの顔はよかった。
秋菊に協力する(っていうかさせられる)夫の妹の一生懸命さもかわいかった、そんな記憶アリ。


両方とも好きな映画なので、二本一緒に発売と知り、ちょっと思いを巡らせてしまいました。

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