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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ラストにやられた! ブレイキング・バッド 4(終)

わーっ!
なんてことに…
敵の敵は味方作戦とでもいいましょうか。
メキシコのカルテルも壊滅状態、北米を預かっていたガスも…
洗濯工場地下のラボも始末して、ウォルターとジェシーはようやくメス作りから解放されるのですね。
望んで入ったとはいえ、この世界の厳しさは相当にこたえたことでしょう。
病院屋上で、「ブロックは回復する、リシンではない植物の毒での事故だった」と納得&ホッとしたジェシーとウォルターの姿は美しくさえあった。
これからこの二人はどうするのかしら?金は十分あるから地道に生きていくことになるのかしら?
そんな甘いことを思わせるほどにですよ。
そしたら、あのラストシーン。
やっぱりウォルターかいっ!
あんなに白々しく、「子どもを平気で巻き込むのは誰だ?」なんて啖呵切れるんですか、この先生は。
それとも、花はプールサイドにあるからガスの子分でも簡単に採取できたのですか?
どっちにも推測可能なこのラストでドラマ自体が最終回でもいいくらいです。
かなり後味の悪いエンディングとして私は評価すると思います。

本国では今放送中(というか中休み)のS5で本当におしまいですよね。
メス作りからは解放されても、ガスの死と洗濯工場の火災に嗅覚の鋭いハンクは黙っていないだろうし、ガスの死に冷静でいるウォルターをスカイラーが手放しで迎え入れられるとも思えないし。
怪我から回復したマイクがどういった態度をとるのかも見ものだ。
あ、ガスが死んでしまったけれど治療費は大丈夫だったのかしら?

週間録画モノがゼロなので、詰めて見ることができたのがいいやら悪いやらです。
毎回、ウォルターの悪さに「うわっ!」とすること連発です。
ジェシーに毒を渡してガス殺害を催促し続けたり、ハンクの嗅覚に慌ててわざと車をぶつけたり、数えればきりがないですよ。
きわめつけは爆弾犯ですからね。
ハンクが早くウォルターに辿りつけばいいのにと思いますよ。
でもそうなると、裁かれるのはウォルターだけじゃないのが困りますが。

本国での終了予定が9月末(16話もあるのか!)、日本での放送はいつになるのでしょう。
放送されるにしてもフジテレビTWOに来るのは、NEXTで終わってからでしょうからかなり先ですね。

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リモコン壊れた

私はあまりエアコンは好きでなくて、風が流れているのを実感できる窓開け+扇風機派。
その扇風機も数日前にようやく出したところ。
湿気はすごいけれど、気温はまだそれほどではないですからね(千葉県南部)。
その扇風機、掃除して今年もよろしくね♪とした時は何ともなかったのに、夜にもう一度お試しで動かそうとリモコンボタンを押しても反応がない。
本体のスイッチを押すと動くし、型番は違うけれど同一メーカーの扇風機のリモコンには反応するので、単なる電池切れかとチェッカーで調べても残量は十分。
チェッカーの不具合ということもあるので新しい電池に交換もしてみましたがやはり反応なし。
ここで気付いたのですが、リモコンって押すところが少しだけ膨らんでいるじゃないですか、ボタンっぽく。
それがなくなって、真っ平らになっているのですよ。
のっぺらぼうな感じです、でおわかりいただけるでしょうか?
もしかして盛り上がってくれるかも…と上下左右から内側に思いっきり押してみたものの、無駄な抵抗でした。
しょうがないので買った店に行ってリモコンだけ取り寄せてもらうことになりました。
3年前に、型落ちのものをかなり安く買ったので、リモコン代によっては扇風機そのものを買い替えることも検討しましたけれど、まあ妥当かなという金額だったので。
朝一で注文して帰宅したその夜、電器店から電話がありました。
もう来たのか?とぬか喜びしましたが、「ちょっとお時間かかりそうです」との親切なお知らせでした。
いいですよ、他の扇風機のと兼用するから。

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やっぱり録画ゼロ

ニュースルームのS1最終回見終えました。
福島のことが扱われていると聞いていたので、なかなか見始めることができなかったのですよ。
現実を受け入れられているとは言い難いものですから。
ホワイトハウスのようにシリアステーマを持ってきても、周囲の弾丸トークで相殺…かな?
1シーズンかけてそれぞれのキャラクター紹介をしてきたような、そんな感じもします。
なので次も見るかな。
ドンって人も不思議だし。
彼、10時のニュースのEPになったのですよね?
8時の番組のマックと同じポジションですよね?
それなのに、8時の方にいすぎじゃないですか?(笑)

というわけで、ニュースルームも終わり、本当に録画して見る週間モノがなくなってしまいました。
グリムはやっぱりだめでした。
とっても楽しみにしていたはずなのに。
よくない時期だったのかな。

なので、ブレイキング・バッドのS4が順調に進んでおります(6話まで)。
驚いたことに、録画したの1年前でしたよ。
ガスの怖さ、ウォルターの暴走する勝手さ、ジェシーの心の隙間…どれもがずしずしときます。
マイクにも知らされていなかった集金強盗事件、金を守ったことで自信を少しだけ取り戻せたジェシーに「仕組まれていたのだっ!」と断言するウォルターに「あんた最低だなっ!」と一緒に言いたかったですよ。
仕組まれてるって察しはついてたけどさ。
ああ、もう半分見てしまったのか。
もったいないけど早く見てしまうのだろうな。
事件の臭いを嗅がせたら生き生きしてきたハンクも気になるしね。

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「世界の変なトイレ」 モーナ・E・グレゴリー シアン・ジェームズ



タイトル通り、世界のトイレをあれこれ紹介してくれる本。
世界のトイレというと、ある旅行記の最低な方が即座に思い出されるが、これはどれもキレイな写真なので安心です。
用が済んだ後水で洗う文化を始め、形状やあり方でお国柄というものが伝わって来るようです。
自宅のトイレを観光客向けに貸しているというのもね。
腰掛け式とスクワット式の導入戦争(大袈裟)も興味深い。
日本の洗浄便座ももちろん紹介されてます。
確かに、こんな至れり尽くせりのトイレなんて他には掲載されていないですよ。

腰掛け式の基本的な使い方に頭を悩ませることはないと思っていたけれど、ひとつわからないものがありました。
ドイツのアウトバーンのサービスエリアで普通に見かけるという便器。
ステンレス製で、見た目もシンプルで重厚なすっきり感でたいへんにきれいなのですが、この形にどうやって座るの?
普通に考えれば、壁とつながっている方を背中にすると思うのだけれど。
何しろ、便座らしきものがないのでおさまり感の想像ができないっ!
その下の写真の障害者用は何も問題なく受け入れられるので、想像する使い方は間違っていないと思われるけどなあ。
でも…座りたくない…キレイなのに…。

とうわけで、どのトイレの説明にも面白いタイトルコピーがついているし、上記のドイツのようにそれぞれに使い方を頭に浮かべることもできて、何重にも楽しめます。

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犬、自由すぎ(笑)「ロング・グッドバイ」




気になるお方、菊地成孔さんが「どうかしている映画」としておすすめしていたので。
一応、小説も読んでます。
けど、小説を思い浮かべながら見るものではないですね。
細部忘れているから問題ないですけど。

猫ちゃんに起こされて、深夜にも関わらずお気に入りの缶詰を買いに行ってあげるところ、本編の筋とは特に関連はないのにすごく印象的。
カレー印の缶詰が好きだけどそれがない。
違ったメーカーのを買って帰るが、マーロウは猫を遮断して缶詰と格闘。
何をしているのか?と思ったら、違うメーカーのだから家にあったカレー印の缶詰に詰め替えるという姑息なことをしてました。
案の定、食にうるさい猫ちゃんは騙されず、ぷいっと出て行ってしまいました。
あんなにくっついて歩いているのに、食べないなんて演技もすごいなあと変なところに感心してしまいました。
「留守にするから猫にエサをあげておいて」なんてお隣さんたちに頼んでいるので猫ちゃんとの再会があるのかと思えばそれもなし。
猫の行方に限らず、お隣の半裸の女性たち、間抜けなギャング(セリフもない下っ端役でシュワルツェネッガー発見)、ギャングボスの愛人への暴行等々、伏線か?後々もっと関わってくるのか?と思っていると痛い目みます。
いろんなことが出てくるけれど、それらの終着点がないという、菊地さんのお話を聞いていて本当によかったです。
音楽のことも、同じ曲がアレンジを変えて何度も流れるというのを知らなければ聞き流していたかも(音楽に疎いし、字幕読むのにエネルギー使ってるし)。
これもどうかしている感を大きく物語るひとつですよね。
当然のようにラストの違いに賛否両論のようですが、この全体の流れを見ればラストはあれしか有り得ないように思います。

タイトルにつけた「犬、自由すぎ」ですが。
ティファナの町で、自由に歩き回り道に寝そべる、車を止めるなんてお手の物です。
そんな自然なところを撮影したのでしょうが、ひとつ「それは?…」と思うようなシーンまで…。
焦点合わせて寄ったりして、必要なのか…?ラッキー!と思ったのか…?
これも「どうかしている」ところのひとつなのでしょうか。
最もお気に入りの自由な犬たちのシーンは、臭い嗅いでいて動かない犬にマーロウが「どけどけ~っ!」とばかりにクラクションを鳴らすのですがそれでも動かない。
その様子を見ながら、車と犬の前を横切るワンコ、最高です。
このワンコ、道を渡り切ると振り返って車と犬の様子をうかがっているのですよ。
すばらしい野次馬ぶりでした。

ネタバレじゃなくて、ポイントを教えてもらうという見方も、楽しいなあと実感いたしました。

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