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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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天才執事ジーヴス vol.1「ジーヴス登場!」&「犬のマッキントッシュの事件」




ばたばたしていて発売日を忘れてました。
本当に開けるまで何が来たのかわかりませんでした。
開けてびっくり、ジーヴスでした。

何気なく読んだウッドハウスのジーヴスシリーズがとても面白くて、訳者の方の「ドラマがある」というお話を聞いて、見たかったのですよ。
しかも、ジーヴス=スティーヴン・フライ、バーティー=ヒュー・ローリーとくれば俄然心は煽られます。
ただ、どちらかといえばヒュー・ローリーの方がジーヴスっぽいかな?という気はしていました。
ハウス先生のイヤな言い回しの印象のせいでしょうか。
が、ドラマとして1話通して見てびっくり、ヒュー・ローリーはバーティーでしかないし、スティーヴン・フライは紛れもなくジーヴスでした。
他の登場人物も、「あなたがアガサ伯母さん!」、「君がビンゴかっ!」と噂でしか知らなかった人に実際に会えたような、そんな感動がありました。
もちろん、マッキントッシュにもね。

ドラマとしては、楽しかったのですけれど、やはり私には敷居が高いようにも感じました。
言葉の応酬ですからね。
しかし、「犬のマッキントッシュの事件」で、マッキントッシュを取り戻す際、犬泥棒の間で流行っているアニス油をズボンに染み込ませるというエピソードは、映像で見られてよかったと心底思いました。
小説だとバーティーが臭いズボンを穿いて行ったというだけですけれど
映像だと、まずホテルに向かう道すがら犬たちがバーティー目掛けて群れてくるし、ホテル内でも行きかう人たちのバーティーを見る目ときたら!
とても愉快でした。

ヒュー・ローリーのピアノの弾き語りもまだまだ見られるだろうし、ドローンズ・クラブでの意味のないおふざけも気になるところだけれど、vol.2以降はどうしようかしら。
もう少し考えてみます、発売6月25日でまだ予約もできないし。

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「コリーニ事件」 フェルディナント・フォン・シーラッハ

 

ドイツの歴史部分となれば、そちら関係のことだとある程度想像できてしまうわけですが。
どうかしていた時代にどさくさで通過してしまった法案のために苦しめられる、何年たっても、何重にも、のしかかってくる戦争というものの恐ろしさ。
平和ボケしているものには別の意味で辛いものがあります。
戦争とはみんながどうかしていた時代だと思う。
そこで行われたことは法律では裁けないと思う。
かといって無実であるわけではないと思う。
でも何を根拠にするべきなのかがわからないです。
主人公の知る被害者は、温厚で尊敬に値する男だったが、
加害者が知っているのは残虐な行為を指示した男。
今誠実ならそれでいいのか?とかそういう問題ではなく、
法律の抜け穴を追及する物語なのでしょう。
ただ、こんな重い話なのにこんなに読みやすくていいのか?という気がします。
シリアスな物語はかしこまっていなければならないということはないですけども。
読みやすく、淡々と進むところに、あとがきにあるような著者と同窓生たちの名前の持つ意味みたいなものを感じます。
表紙見返しに、主人公と年配弁護士の法廷バトルみたいなことが書かれていますけれど、それはちょっと違いますね。
この点を期待すると肩透かしだと思います。

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デクスター7(終)

トラヴィス殺害現場をデボラに見られ、自分の正体も調べられ、真実を告白するしかなくなったデクスター。
そんな幕開けで、これまでとはかなり違った展開だったS7。
兄を正しい道に呼び戻そうとするデボラが健気なんだけど、呼び戻そうにも最初から正しい道にはいなかったんだよなと思ってみたり。
本当の自分を隠すための偽りの人生を大切に感じる、そんな変化に気付いてとまどうデクスターというのは新鮮。
その偽りだった自分の生活を守るために、本当の自分を探り当てたラゲルタが邪魔になり、とうとう掟を破る決心をするものの、兄の行動がわかるデボラが現場に向かうと…
いやあ、これは予想しなかった。
デボラがデクスターを撃つわけはないけれど、彼女が自分の銃でラゲルタを撃つとは。
この後、ふたりで海辺のパーティー会場歩いてましたけど、あれは現場偽装を追えた姿だったのでしょうか。
あの現場をどう作ったのか、ハラハラですよ。
ラゲルタって、最初はただの政治屋だと思っていたのに(小説の一冊目、そういう印象が強かったから)刑事としての眼力も持っていたのですね。
それがドークスへの愛情故だったとしてもないものは使えないわけですからね。

こんな展開、本来だったらもっと食いついて見たはずですが、デクスターが愛する人として登場したハンナのせいで何か入り込めなかったですよ。
ハンナという連続毒殺犯を愛してしまい証拠隠し、しかし彼女への追及をやめないデボラにハンナの手が伸びた時、デクスターが選んだのは妹デボラだった、でもハンナへの愛は終わらない…そんな風に揺れるデクスターを見るのは楽しみだったのだけど…。
では何がいけないって、ハンナが「CHUCK」のサラの人だということ。
サラの隣りにいるのはデクスターじゃなくてチャックなの、日本ではまだ「CHUCK」終わってないから。
だからサラの人を見ると、チャックはもちろんケイシーやモーガンたちを無意識に探しちゃうのです。
彼女にはホントに失礼な話だと承知ですが、「CHUCK」を見終えていたならもうちょっと切り替えることができたかなあ…?と思わずにはいられない。

次シーズンでおしまいなのですよね?
ラゲルタ殺害事件はどうなるのか、兄のために人を殺してしまったことにデボラは耐えられるのか、エンジェルは本当にこのまま警察を辞めてしまうのか(いい人すぎて涙が出てくる…)、ハンナはどこへ消えたのか、終わりが決まっているのですっきりとさせてくれることを願います。
ハッピーエンドであることも特にこだわらないですよ。
デクスターにとって何がハッピーなのかもわからないし(笑)。

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ウォーキング・デッド3(終)

ネタバレがイヤなお方は見ないでくださいね。
このドラマ、「ネタバレ=誰が命を落とすか」、この比重がかなり高いですから。






S3、大切な人を失ったリーダー、リックと総督が対象的に描かれるというテーマがあったようです。
壊れて攻撃的になる総督と、同じ道を選びそうになるものの正直に間違った決断を皆の前で認めて同体であることを改めて告げるリック。
リックに正気を取り戻させたのがメルルだったというのはかなり意外。
さらにダリルの「元の兄さんに戻ってくれ」を聞いたからなのか定かではないが、メルルが総督側への鉄砲玉を買って出たのも。
弟といたいけど刑務所が自分の居場所でもない、あんな切ない告白をミショーンは抱えていかなければならないのだな…。
乱暴者のメルルに引きずられていたダリルという兄弟関係だと思っていたけれど、暴力パパの元で二人寄り添って生きてきた、防衛手段としての攻撃性が不良人生にスライドしただけで、ダリルの言う「元の兄さん」とは自分を守ってくれていたメルルだったということでしょうか。
兄さんを愛しているからこその、ダリルの…
この兄弟の物語が重大な意味を持っていたとはね。
リックと話している時のメルル、どこか動物を思わせるような瞳をしちゃっていて、こういうのを死亡フラグが立ったというのかな?と思ってみたり(笑)。

死亡フラグが立つといえば、かつてはシェーンと共に攻撃的になるべきを主張してきたのに、総督とリックの間を取り持とうとしたアンドレアもそうだったのかも。
彼女はウォーカーとなっても出続けるような気がしていたのでこれも意外。
鬱陶しいけれど、腕っぷし要員だったのになあ。

というわけで、ウッドベリーを攻撃するはずだったリック、ダリル、ミショーン。
しかし、刑務所から引き上げる際に総督が最大のご乱心を発症した惨状を目にし、ウッドベリーに残された人々を刑務所へと迎えることに。
かつての仲間を見送り、新しい仲間を迎えたリックの目にはもうローリは現れませんでした、というとても安心できるエンディング。
ここでドラマが終わってもいいと思いましたよ。
でもまだまだ続くのですよね。
部下二人との三人体制となった総督が何を仕掛けてくるのか、
新しく迎えた人々は闘いには行けないような年配者や怪我人、病人でしょうからその対処等、描くことはあるでしょうから。
中でも、無抵抗の若者を撃ち殺したカールのことは避けて通れないでしょう。
人としての善悪を学ぶこの時期、こんな尋常ではない世界でそれを学ばなければならないのですから。
カールの言う「仕方なかった、やるべきことをやった」は、この特殊な世界ではそうかもしれないけれど人としてはかなり心配な状態。
考えてみれば、カールはお母さんを本当の意味で殺してしまったのだから何事もないわけがない。
となれば、リックの苦悩は続くのでローリ再登場も十分ありえるわけだ(笑)。

ふだんの私なら、ヒーロー担当の人(例:「LOST」のあの人)はまず応援できない。
が、リックは別。
ドラマが始まった頃の、改まったり覚悟を決めた時に(例・町に取り残されたメルルを迎えに行くとか)保安官の服と帽子を着用するところ等、彼の真面目さに惹かれっぱなし。
S3、ほとんど保安官服だったのはいつもいっぱいいっぱいだったという意味かな?と勘繰ってみたり。
カールが常に帽子を被っていることや、保安官バッジにも意味を感じたい、そんなけっこう力の入ったファンとなってしまったようです。

S4のスタート、本国で秋ですね、それまで長いですね。

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小銭を用意しなければならないスーパー銭湯(常識?)

はじめてスーパー銭湯というものに行きました。
メガネをはずすとまわりがよくわからないし、水虫恐怖症(笑)なのであまり興味が持てなかったのですけども。
銭湯自体、小学生の時に行ったきりなのでドキドキでした。
修学旅行のお風呂とはちょっと違いますしね。

入浴料金や必要な持ち物は調べましたけど、靴箱や脱衣ロッカー使うのにお金がいるとか(後で返金される)、考えてもみなかったですよ。
両替機はありましたけれど、入浴料金+ちょっとの小銭しか持っていなかったので、いきなり慌てました。
なんとかギリギリセーフで冷や汗を拭いましたが、ここはお風呂屋さんなので安心です。
中はただでさえ湯気で見通し悪いのに、私の視力では何が何やら…。
他人様の裸が見えないので、自分のも他人様から見えていないような、そんな錯覚は新鮮でした。
身体を洗って、いざ浴槽へ!となっても、その湯の説明が壁の方にあるので、入って奥までいかないとわからないのです。
サウナやミストなんたらは入り口のドアに説明ありましたけど。
最初に入ったところを確認したら「熱め」とありました。
どうりで熱いと思ったよ…これはキケンだ!っていうか、たいていの人は読めるのかしら?
引き返そうにも深くて湯量も多いから、身体がふわふわ浮いちゃいます(溺れ気味とも言う)。
楽しいやら、年を考えると恥ずかしいやらです。
立って歩けばよいということにも気付かないなんて。
お目当てのジェット噴射バスでも、その噴射の勢いに流されそうになって大慌てでしたよ。
手すりをしっかり握らんとね。
なんやかんやでいい年してきゃあきゃあ(はしゃぐ+パニック)してまいりました。

で、問題の出口です。
足ふきマットが次々増設されてはいますが、これが苦手。
あらかじめすぐのところに脱衣ロッカーを確保していたので、鍵を開けたら即効足拭いて靴下装着。
で、その靴下も帰宅したら即履き替えるという…私、大丈夫でしょうか(笑)。
そんなに心配ならば行かなければいいとお思いになるでしょうが、今自宅の風呂は工事中…。
ジェット噴射も痛気持ちよく、足ふきマット問題さえなければ楽しかったです。
もうちょっと行けば慣れてしまうかもしれません。
回数券買うか?(笑)

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