忍者ブログ

ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

REX9 #8「誘拐犯を追え」

有名実業家の娘バーバラが誘拐される。
その時、犯人グループはバーバラの護衛兼運転手を射殺していた。
現場に現れたロレンツォは、その運転手がかつての同僚であったことに怒りを覚え、誘拐事件解決に闘志を燃やすのだった。


誘拐事件は、父親に反発しているバーバラが男友だちと企んだもの。
誘拐されている間に着替えちゃまずいだろ(笑)。
「よく計画されている」、「いや、プロなら仲間を殺したりしない」というところから、素人が一生懸命考えた臭を嗅ぎ取ったのでしょうね。
それはいい。
が、ロレンツォ、降格処分モノっ!
どうして被害者が共犯者とまでわかっているのに一人で行くのさっ!
犯人のアジトと思われるところには何人も連れて行ったのに。
しかも、別荘なんていったら共犯の男と一緒にいるに決まってるじゃないの。
男は捕えたのに、バーバラにてこずるのもわからない。
あんな、狙いが定まらない銃撃にどうして銃を置いて降伏しようとするのさ。
油断させるよりも、あんな素人、足先でも撃っておけば「きゃーっ!」って銃を放り投げて倒れておしまいでしょうに。
レックスを危険な目に遭わせた罪は大きい。
撃たれたレックスを目の前にしても嘆いているばかりで、救急車も呼ばないし(途中から静止画だったのはわかってますけど)。
モーザーやアレックスなら自分の懐から救急車出してたよっ(無理っ!)。
「ボス、かわいいレックスをこんな目に遭わせたロレンツォへの処分をご検討下さい」って感じですよ。

一挙放送をご覧になった方々のお話は伝わってきていたので(AXNミステリーの掲示板とか)、レックスがかわいそうな目に遭うことはわかってましたけど、展開ひどすぎ。
シリーズは続いているので、レックスが助かるのはわかっているとしてもダメです。
主役に大怪我させたところで終わらせるなんて、悪いクリフハンガーの見本です。
それに、カティアとの一夜のことを「後で話そう」とか食事の約束をしたりしているので、どう考えたって撃たれるのはロレンツォでしょうがっ!(それこそ悪い見本・笑)。

こんな無責任なパートナーなのに、相変わらずレックスは走り、飛び、機転を利かせ、なんと優秀な犬刑事なのでしょう。
ウィーン時代よりも磨きがかかったようなのは、やはり刑事の質の違いでしょうか。
クラブの騒音に耳を塞いじゃう姿もかわいかった!
しかし、何故に逆回しまで?そんなにお気に入りのポーズだったのかしら?

身代金の受け渡し追跡のために、ロレンツォの盲導犬としてバスに乗り込んでましたけど、ウィーンならレックスがひとりで尾行してたよね(笑)。
犬がバス停にいると止まって乗せてくれる街でしたから。
ローマでは「つながないのか?」と着いた日に叱られてましたから仕方ないのですね。

ロレンツォがジャケットを買ってるシーン、同じように買い物していたアレックスを思い出してしまいました~(6 #14「2つの死因」)。
「レックスが選んでくれたから」とまったく似合っていないものを買ってましたよね。
「冒険したな」という感想がかなりステキでした。
この噂を聞いていたから、ロレンツォはレックスに選ばせなかったのかしら?

シリーズが続いていることを知っているので他に気を向けてやりすごしてますが。
残る問題はAXNミステリーが放送する時期ですよ。
REXページのトップ、イントロダクションの最後に
「現在はシーズン12までが制作決定し、ロレンツォ刑事の登場シーズンは9~11となる」
と、先のことまで日本独自のシーズンカウントで計算しているので、放送する予定はあると見てよさそうです。
でも時間編成の変更で、REXを入れる枠がどこなのか見当がつかないですからねえ。
まあ、本格ミステリーの枠で放送していたこともあるので心配することでもないかしら。

拍手

PR

4月のまとめ

4月は「MONSTER」読んでたのでこんなものでしょうか。
それにしても、読みだしたタイミングとアメリカでのドラマ化の具体的な話が重なるとは、予知能力を疑いたくなる(笑)。
細かくつっこみどころがあるという点では非常にドラマ向きともいえるので、純粋な気持ちとつっこみ心の両方ともが刺激されますね。

あとは「いくえみさんちの白い犬」、まだシロちゃんの室内犬作戦の「ばれてない、ばれてない」のお顔が頭から離れません。
なんてかわいいんだ~。
うちのまさもこんな顔して作戦成功させたのかしら?(笑)


2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:552ページ
ナイス数:15ナイス

MONSTER 全18巻 完結コミックセット(ビッグコミックス)MONSTER 全18巻 完結コミックセット(ビッグコミックス)感想
子どもたちに施した実験の結果モンスターが生まれたのだと思って読んでいたのですが。「母親から手を離された」これが根幹だったのだと思うと衝撃が大きい。
読了日:4月30日 著者:浦沢 直樹
暴行 (新潮文庫)暴行 (新潮文庫)感想
出来事をそのままに見せる手法で解決も批判もないから、フランクの正義感が強くこたえます。それにしても、この日この時、この場所濃すぎ(笑)。
読了日:4月23日 著者:ライアン・デイヴィッド ヤーン
いくえみさんちの白い犬 (愛蔵版コミックス)いくえみさんちの白い犬 (愛蔵版コミックス)感想
え、犬って臭い?犬派の私はショック。かわいい匂いしかしないけどな~(笑)。シロ、本当に健気でお利口さん。室内犬への道はうちも似たような経験が…。
読了日:4月11日 著者:いくえみ 綾

読書メーター

拍手

いまさら…と思ったがそうでもなかったという事実(笑)。「MONSTER 全18巻」 浦沢直樹




「処分するけど読む?」と置いていかれたので読んでみた。
あまりにも有名だからストーリーなんてみなさまご存知なのですよね(私以外)。
孤児院を舞台にした人体実験で生まれたモンスター。
恐怖実験を実行するもの、生まれたモンスター、そういった恐怖なのだと読みながらずっと思っていたのですよ。
でもヨハンは恐怖実験などよりも深く深く傷ついた心を抱えていたという結末にはある意味ショック。
そうか、そういう話だったのか。
貸してくれた人は「おしまいにするための理由みたいでキライ」と言ってましたけれど、みんなの取り戻した日常と対比的にぶち込まれた感じは意外と好き。
読み間違いでもいい、私には面白かった(笑)。
西原理恵子さんの「人生画力対決 2巻」で、どんな絵でもそつなく見事に熟しているだけだったらこの結末も許せなかったのかもしれない。
が、浦沢直樹さんは描けなかったのですよ、あの有名なドラえもんをっ!
この件以降、好意的に見られるようになっているような気がする。
浦沢さんのマンガ、初めて読んだんですけどね(笑)。




ところでこの「MONSTER」、アメリカでドラマ化の話があるそうじゃないですか。
しかもHBOで。
時間も金銭面も惜しまずに使ってくれるでしょうから、期待できるかも…?

拍手

一挙放送とは?

みなさま、ゴールデンウィークの予定はいかがでしょうか。
今年はきっちり前半後半に分かれているのでカレンダー通りという方も多いかもしれません。
また、連休の休み(=平日)に天気が崩れそうなので(関東在住)、お出かけにはカレンダー通りがありがたいのかもしれませんね。
うちは連休明けにちょっとした工事が入るので、そのための片付けくらいで連休だからといった予定はありません。
毎年たいした予定はないので、今年は少し片付けるという予定が入ったというのが正しいかもしれません。

とうわけで、テレビも連休を意識した編成だったりしますね。
私は、AXNミステリーで今日と明日放送される「アガサ・クリスティー ミス・マープル」13~20話の8話を録画します。
クリスティー物は読むのも見たのもほとんどないのでいい機会だと1~4話を見て、そうなると続きも見たいですからね。
しかし、5~12話は秋頃の予定というからへんてこです。
私が食いついたのが初回放送ではないからということでしょうか。
絶対に録画派なので、こういう一挙放送は嬉しくないです。
何故録画派かと申しますと、テレビを見ていると必ずあれをしてくれ、これをしてくれ、と邪魔が入るからです。
録画したものならば止めれば済むことなので我慢もできますが(イヤだけど)、リアルタイムでは困ります。
なのでドラマや映画を見る時は絶対録画派なのです。

話が逸れましたが、一挙放送とはどういった視聴者を狙っているのでしょうか。
リアルタイムで見るには絶対に無理があります。
録画するにしても一回に録画できる制限時間というものがあるし、長時間使うとレコーダーが熱くなるのも心配です。
最近のレコーダーには録画制限時間とかないのかしら?うちのは6時間だったかな?
もちろん、今日のマープルも1話あたりだいたい1時間45分と見込んで一話ずつ予約しましたけど。
それにしたってそんな数分ではレコーダーの熱は下がらないです(予約だと10分前に電源入るんだもの・笑)。

また逸れ気味ですが、録画もたいへん、リアルタイムもたいへんということは、一挙放送とは全部見るものではないのでしょうか?
私ができるだけ順番に全部見たいタイプだから、一挙放送の性格と合わないだけなのかしら。
スパドラでよくあるキャッチアップはまだわかります。
まとめて放送することで、見逃した回を取り戻したり、それまで見ていなかった人も週一放送に引き込めることもあるでしょうから。
「ミス・マープル」も初回放送でないのかもしれませんけれど、「REX」は初登場で8話全部でしたからね。
2週に分かれていたし、世界のミステリー特集の一環だったというのもありますが。

そんなこんなで、自分の視聴形態と一挙放送の在り方についてなんとなく考える大型連休(笑)。

拍手

REX9 #7「真実はワインの中に」

レストランの店主が殺された。
レックスが貯蔵庫に異変を感じ、中を探ると数日前に仕入れたはずの大量の高級ワインだけがなくなっていることが判明。
レックスとロレンツォは、そのワインの製造元に事情を聞きに出かけるのだった。


どうやら前回の続きだったようで、ロレンツォが目覚めるとベッドにはカティアがいるという…。
「覚えてない…」って言うけど、彼、そんなに泥酔してましたっけ?(笑)
案の定、レックスはヤキモチを妬いて拗ねてます。
現場に出掛けても、モリーニへの挨拶もなく仕事に打ち込んでいやなことを忘れようとする姿はいじらしいまでですよ~。
刑事部屋でも背中を向けて座る姿も、きゅ~と以外のなにものでもないっ!
その後、ワイン製造元の田舎に二人で出かけることで仲直りとなるわけですが。
そうなると今度はカティアがかわいそうだよね。
朝目覚めた後の会話があるでもなく、ちょっと田舎に出掛けちゃうから仕事の出番もないし。
つまり、ロレンツォとカティアの一夜は、レックスとロレンツォに仲直りさせたいがためのおまけってことですか?(笑)
おまけついでに言うと、前回こっそりレックスの布団におまけをつけてもどしてあげたボスの立場もなし!
誰か布団のことに気づいてあげようよ…。

事件は、最高級ワインを高級ワインにすり替えたことがレストラン店主に気づかれたために殺してしまった、と。
ワイン会社のオーナーの片腕とその子分が企んだ詐欺だったのです。
子分の方を追跡するレックスは見事な体力でした。
行く先を突き止め、ロレンツォの元へ戻って、また目的地へ走る!と。
体力もそうだけど、曲がった農道をショートカットする判断力も見事です。
ウィーンではしょっちゅう食べるシーンがありましたけど、こちらは逆に走ってるシーンばかりでごはんを食べるシーンが見られませんね。
時代的に、あまり人間の食べ物を犬に食べさせないように、との配慮もあるのでしょうか。
確かに、ご褒美でワンコ用ビスケットとか食べてるレックスなんて見たくないかも(笑)。
追跡劇に、子分のドーベルマンを出し抜き、間抜けロレンツォを助け、最後はワイン会社のオーナーとの見事な連係プレー、非の打ちどころがありません。
かっこいいだけでなく、おばあちゃんと踊るロレンツォを目で追うところもかわいいし、罠にかけたドーベルマンを助けるようロレンツォを誘導する人情派犬刑事なところもたいへんによろしいです。
レックスを活躍させることが主題で、事件の方が二の次になっているような気もしますが、私はそれでかまいませんよ(笑)。

拍手

最新コメント

カテゴリー

アーカイブ

プロフィール

メール

AdMax

カウンター

アクセス解析

ブログ内検索

Copyright ©  -- ささくれた日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]