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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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プリズン・ブレイク #1「マイケル」 Pilot(再)

NHK BSプレミアムで始まったPB、第1話を見てしまいました。
ちなみに、日本テレビの放送を見ていた時は、3話まで様子をうかがっていたようでした

シリアスな脱獄サスペンスだと思っていたので、気付かなかった部分も多々あった。
イレズミ終わって、銀行強盗決行前夜、刑務所潜入計画のために集めた資料をバーッと剥がすところ、アブルッチやサラ先生の周辺記事もちゃんとありましたね。
ここ、後で出てくる人の情報だなんてわからなかった、一瞬だし。
サラ先生が「博愛なんとか」ってあるのはかわいそうでもある。
初回からウェストモアランドさんのお金を使おうとしていたのもびっくりだ(忘れちゃった?)。
自信満々に、「脱獄後の逃走資金も手助け要員も、計画バッチリ」というマイケルは、生意気であると同時に痛ましい(笑)。
フォックスリバー改装時に、内緒の下請け依頼が来て「自分もタイルを貼った」みたいなことも楽しそうに言ってましたね。
そうか、タイル貼ってたのか…安普請部分も計画の内だったのか…って建築検査ないのかよっ!
一番すごいのはやっぱりイレズミ。
刑務所入る時の身体検査では、みんながパンツ一枚姿を披露するのにマイケルだけそれがなかったのは、カワイコちゃんは脱がせないわけではなく、第1話の最後に全身イレズミのインパクトを持ってきたかったからなのですね。
でもさあ、入所の時に私たちに見せなかっただけで同期(笑)や刑務官の目に留まらないわけないよね。
目にしたら絶対時の人だって(笑)。
設計図を書き込んだというが、CGで浮かび上がらせたからこそ設計図だけれど、本人にしかわからないでしょ。
そういえば、痛い思いや費やした期間ほどは役に立たなかったような印象がある。
あれが脱獄計画の一番の自信作みたいで、兄ちゃんに微笑んでご披露するわけですが、もし私がリンカーンだったら「冤罪だけどもういいです、弟がどうかしちゃっているので弟を助けて下さいっ!」って言うかもしれない。
幸いなことにリンカーンは驚愕の表情止まりだ。

再見して、へんてこなところを力技でねじ伏せていたということがとてもよくわかった。
でもこれはドラマに必要なエネルギー。
だからこそS2途中までの輝きがあるのです(残りは?・笑)。
やはりとても素晴らしいドラマだったと再認識。
時間の都合上、これでもう見ないと思うけど、初見時の損した部分を取り戻せたと思うので満足だよ。
ありがとう、マイケル。
私が見なくても頑張ってくれると信じているよ。
そして、君はとにかく生意気な新入りだったということがよくわかったよ。

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サウスランド4 #6「インテグリティ・チェック 」&#7「不協和音」

PBが始まることに気を取られていて、4月1日から「サウスランド S4後半5話」が配信されることを失念しておりました。
マイケルのヤツめ!(八つ当たり)

気の毒なことから凶暴性まで、街の横顔は相変わらず多種多様。
インテグリティ・チェックって、警察はそんな汚いことするのか?(笑)
サミーとベン、ジェシカとジョン、リディアには乗り越えるべき壁ができました。

サミーとベン。
証言した青年が殺された責任を感じるサミーは、殺したと思われる男を保護監察違反で逮捕。
おまけに連行後のパトカーのシートからはパイプが発見され、長期間ぶち込めると上機嫌。
しかし、ベンが手錠をかけた時の身体検査ではパイプなどなかった。
ベンはサミーが、仕返しのためにはめたのでは?と疑いサミー本人に問い質すが…。
これがサミー冤罪。
パイプは、このコンビが使う前にパトカーで連行された男のもの。
だからそのまま引き継いで乗っちゃいけないんだよっ!
ベンが謝罪しても、サミーの表情は硬く、勤務時間は全力でことにあたるが、それ以外はこれまでのようにはできないと宣言。
うわ~。
いたずらが過ぎるけれど(っていうかベンはそのくらいされてもいいと思う)いいコンビなのに。
ベン、針のムシロ。

ジェシカとジョン。
テレビ撮影班が同行することに。
嫌がっていたけれど、一番問題ないコンビだと思うから仕方ない。
デューイと一緒にしたらたいへんだからね。
ジェシカは、ナイフを持って暴れている女性を跳びかかって抑えるが運悪くそのナイフが当の女性の腹部に刺さる。
これでも取材班にはいいニュースなのに、勤務終わりだけれど近くだからと駆けつけた先でジョンが暴れる容疑者に首元を噛まれるという参事。
大量出血でショック状態のジョンに向けたカメラは回り続けていて、見ているこっちもショック。
これが#6のラスト。
で、#7では首にでっかい絆創膏のジョンがジェシカと軽口叩いて登場(笑)。
しかしそこに離婚裁判(?)の召喚状を突き付けられたジェシカは明らかに平静でなくなる。
銃を持った男を追跡中、モデルガンを持って出てきた少年を逃走犯と間違えて撃ってしまう。
そこに駆けつけたジョンは、ジェシカが蘇生処置の前に何かをしていた姿を見てしまう。
正直に話せとジェシカに伝えるも逆ギレされ、傷の痛みも加わって売人(ディアンジェロだよ!)に連絡してしまうがラッキーなことにそれはしっかりと更生の道を歩んでいる元売人。
一緒に更生の会へ行こうと手を取られました。
ハラハラさせないでよ、ジョン。
ジョンはジェシカの後ろからしか見てないので目撃したわけではないけれど、モデルガンからオレンジ色のキャップ(モデルガンですよ、というアピール用?)を外したのをお見通しだったのですね。
お昼ごはんが気に入らないと暴れる子がリディアにモデルガン向けたのが何気に伏線ですかね。
「私の目が良くてよかったわね」は、「そのオレンジキャップがわからなかったらあんた撃たれてたよ」ってこと。
なのでジェシカの状況では、ジョンの言うように不幸な事故ということでしょ。
ジョンは大人だし、ジェシカだって召喚状もらうまでは実に好感度の高い人だったので、ジョンの言葉を無視することはないと思うのだけれど…。

リディア。
妊娠を明かす気はないらしい。
だから人手不足のせいで制服警官の監督役に補充され、タックルを受けて体調不良。
赤ちゃんも無事だったけれど安静を言い渡される。
それでも公表しない。
味方は相棒のルーベンだけ。
ルーベンのためにも公表すべきだよね。
それにしても彼、こんなに紳士でいいのでしょうか(笑)。
以前、刑事部屋で腰掛けようとするリディアの椅子を引いてあげたことに驚きましたが、今度は現場の立ち入り禁止テープを彼女のために持ち上げてましたよ。
こんな現実を見続けても紳士でいられる、そのモチベーションは何でしょうか。
あまりにもいい人すぎると、先が心配ですよ、消されてしまうのでは?と(笑)。


前半、いい感じに進んでいたように見えたそれぞれの関係がピンチです。
大怪我にならないことを期待しますよ。

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3月のまとめ

継続購入しているコミックスの発売日が近く、ひと月に3冊というのはめずらしかったかも。
現在、イチオシのムーコがラストだったのも真打登場!という感じでナイスだ。

読みたい本が次々現れて、このシリーズ(または「この作家」)を読もうと思っても浮気心が出て放置することも多い。
百閒先生なんてもうずっと読んでない。
再読だとまず後回し候補になるし。
ほとんど再読なのに「ねにもつタイプ」はすぐ読んじゃうし。
結局、気分ですね。

2013年3月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2490ページ
ナイス数:36ナイス

逃北~つかれたときは北へ逃げます逃北~つかれたときは北へ逃げます感想
積極的な逃げが、かなりたのもしい。青森行くのにかなり手前で高速バス降りて「助走、長っ!」って話は、中国行くのに南アフリカから出発した誰かさんを思い出してしまった。
読了日:3月27日 著者:能町 みね子
ロンドン丼  英国暮らしは毎日がドッキリコ!ロンドン丼 英国暮らしは毎日がドッキリコ!感想
生活習慣が違う国だからこそ感じる生活感。公園のベンチの話は、ほぉ~っと何気に深いものが。
読了日:3月26日 著者:玖保 キリコ
でかした、ジーヴス! (ウッドハウス・コレクション)でかした、ジーヴス! (ウッドハウス・コレクション)感想
ジーヴスは、バーティーが困る姿を楽しむことを前提に解決策出してるよね(笑)。これが最後の短編集らしいけれど、長編も小さいことがいっぱい積み重なっているから同様に楽しいですよね。
読了日:3月22日 著者:P.G. ウッドハウス
いとしのムーコ(3) (イブニングKC)いとしのムーコ(3) (イブニングKC)感想
いつまででも「待て」ができる、と得意そうなこまつさんは鬼。でもムーコが大好きな人だからいいですけどね(笑)。
読了日:3月22日 著者:みずしな 孝之
一私小説書きの日乗一私小説書きの日乗感想
食べたもの、ぶつかった人、したこと(笑)等を正直に記したもの。ぶつかっては和解、そしてまた衝突、清々しくもある。
読了日:3月19日 著者:西村 賢太
やっちまったよ一戸建て!! (2) (文春文庫PLUS)やっちまったよ一戸建て!! (2) (文春文庫PLUS)感想
不動産屋さん、建築士さん…想像以上に愉快な方々。吹き抜けトイレはかなり衝撃的。その後に住まわれている方の、というか購入すると決めた時の気持ちを知りたい。
読了日:3月17日 著者:伊藤 理佐
やっちまったよ一戸建て!! (1) (文春文庫PLUS)やっちまったよ一戸建て!! (1) (文春文庫PLUS)
読了日:3月17日 著者:伊藤 理佐
それでも町は廻っている 11 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 11 (ヤングキングコミックス)感想
恐怖というか、謎、謎、また謎の連続。モリアーキー先生ってもっと歩鳥に対してバチバチしてませんでしたっけ?これも時系列の関係かしら?それとも「ミラクル・オブ・ザ・奇跡!」のひとつ?(笑)
読了日:3月10日 著者:石黒 正数
よつばと! 12 (電撃コミックス)よつばと! 12 (電撃コミックス)感想
ツボ表現がいっぱいで楽しい。
読了日:3月10日 著者:あずま きよひこ
ねにもつタイプ (ちくま文庫)ねにもつタイプ (ちくま文庫)感想
文庫版には四つ追加があると聞いたので読む。四つだけ先に読んだが途中までねじれたまま放置されているような気がして、結果、全部読む。
読了日:3月5日 著者:岸本 佐知子
強欲な羊 (ミステリ・フロンティア)強欲な羊 (ミステリ・フロンティア)感想
まさか?、やっぱり?、とイヤな予想をそのままなぞられるようでした。強かと紙一重のアチラ側が気味悪くも読むのを止められないというところです。ラストで連作短編だったのか!と驚きましたが、それ以上に「ホラーだったんかいっ!」と(笑)。
読了日:3月3日 著者:美輪 和音
みずいろメガネみずいろメガネ感想
ぷーすけ、死んじゃってたんだ…。
読了日:3月1日 著者:中野 翠

読書メーター

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THE BRIDGE #2「犯人の声明」

声明を録音させたのが3年も前なんて。
その時点で、デンマークの娼婦を殺してから一年後(13ヶ月後か)に国境の橋に死体を置く計画があったわけでしょ。
待ったけど社会が変わらないから実行に移したということでもないですよね。
記者ダニエルに少しずつ理由をメッセージしてくるみたいで、今までのところかなり社会的な問題を孕んでいるような趣きであります。
金にモノを言わせる移植手術とか、訴えたいことのひとつなのでしょうか。
一年前に殺された娼婦が足を洗うきっかけになったのが「ヤーレン」とかいう男だと仲間が話してましたけど、移植手術の予後が悪くて死んだお金持ちの名前も「ヤーレン」でしたね。
長年夫婦仲はよろしくなかったようなので、同じ名前なだけでなく本人かしら?
そして、大手術なのに、関係者の姿がやっぱり妻ひとり…(笑)。

ところでサーガ、奔放ってことですか(笑)。
今自分の関心のあること以外に考えを及ばせることができないという設定なのですよね(酒は飲まないけど、したいことはあるって・笑)。
そう考えると、ボスに「〇〇(奥さんの名前か?)も電話かけてくる?マーティンの奥さん、電話してきたのよ、たいした用もないのに」と考えを回せることはいい傾向なのでしょうかね。

ちょっと古めかしいい外見の福祉局の職員ステファンとホームレスの女性の関係は何でしょうかね。
前回の、DV夫から逃げさせた女性の方があのまま関わるのかと思っていたのに。
犯人のメッセージの先には福祉職員の姿があるようにも思えますが、彼は違う問題を抱えているみたいなのでそんな余裕なしに見えるしなあ。
もうちょっとでつながるでしょうか。

「キリング S1」の、ヴァウンが臓器ドナーの少年のお父さんでしたね。
小ざっぱりした失意のお父さんで、登場すると聞いていなかったら見逃していたかもしれません。

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モンタルバーノ~シチリアの人情刑事~ #2「悲しきバイオリン」

モンタルバーノと部下が葬儀に向かう途中、鶏を避けようとして邸宅前に停車中の車にぶつかってしまう。
呼び鈴を鳴らすも応答がなく車にメモを残して退散するが、その夜、何かを感じて邸宅を訪れたモンタルバーノは女性の全裸死体を発見する。
翌日、自分たちチームの担当になるよう根回しをするが上層部との軋轢で担当を外されてしまう。
しかし、機動隊が容疑者を誤って射殺したことから再度モンタルバーノが事件を担当する。


「事件を引き渡していなかったら死人は出なかった」にいたく傷つき、結束を固めるチームがよかったですね。
ひとり、空気を読めないのもいましたが。
上層部との折り合いの悪さ(特定の人とか?)、隠蔽工作、そういった警察内部の負の部分とも闘う人情刑事班であることがわかりましたね。
「みんなあなたについて行く」というミミも頼もしいですよ。
ただ、事件に管轄は必要だと思うけど(笑)。

事件と並行して、前話で里子として引き取る決心をしたフランシス問題にも頭を悩ませてました。
ミミのお姉さん宅に預かってもらっていたら、農園を営む広大な土地とで同年代のお兄ちゃんたちと仲良くなり、フランシス本人の口から「引き取らないで」と残酷な言葉を聞く羽目に。
これがリディアとの結婚に支障をきたしたりするのかな?
彼女が出てくると口元と声の不具合が気になって仕方ないので、破断でもいい(笑)。
モンタルバーノはもてるみたいだし。
ところで、ミミっていい人ですよね、よく見るとハンサムだし。
お姉さんのところでフランシスを預かってくれるし、緊急事態のリディアを送り届けたり。
軍警察に任せておけばいいところに出向いて投石喰らって入院も、人の好さからきているような気がする。
そして今回一番のお手柄は、カタレッラを情報処理講習会に送り出したこと。
厄介払いのつもりだったのに、講習生の首席となって戻るというオマケ付き。
やはりカタレッラは、何かを持っているのだな(笑)。

事件捜査が回り出すまでのユーモアパートもいかしてました。
偽通報で邸宅に向かうところ、ファッツィオの察しの良さが効いてました。
「夕べ来た時は手袋してたんですか?」
「念のため我々全員の指紋をつけておきましょうか」って、優秀な刑事だ!

そして一番やられたのは…なんすか、あの鶏は!
キレイなオネエチャンがヒッチハイクする時のモデル立ちと見紛うような、美しい立ち姿。
で、案の定、スピード好きの警官の餌食となってしまうのですが、通り過ぎた後に、道に横たわる姿まで映ってましたよ!
ホントに撥ねたの?、それともやりすぎ演出?(笑)

思っていたのとはだいぶイメージが違いますが、私的には当たりです(今のところ)。

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