美術評論家カストロが自宅で何者かに殺された。
遺された指紋から男娼のベルトリーニが参考人とされるが、事件当夜予約&キャンセルしてきた電話の声は「お化け屋敷」で聞くような声だった、と不思議な供述をする。
ローマ警察、暢気すぎないか?(笑)
レックスは「お化け屋敷みたいな声」と聞いて、「ボイスチェンジャー!」とわかったのにね。
いや、レックスに限らず、見ていた人みんなが思ったのでは…?
おまけに、レックスが犯人宅から持ち帰ったものを矯めつ眇めつしても何であるかわからず、鑑識のカティアが「ボイスチェンジャーよ」と教えてくれても、今度は声が変わることを喜びまくるという…。
「レックスもやってみろ!」に「ワン!」と言ったのは、「喜んでる場合じゃないでしょ!」って意味だったのではないだろうか。
ベルトリーニから指紋を盗んだ手口があんなに事細かに推測できるのに、ボイスチェンジャーに思い至らないって…不思議だよっ!
というわけで、事件は愛憎絡み。
カストロと別れて自分と結婚したのに、作品までほとんど私がやってあげたのに、またもやカストロと復縁するって何さっ!、きーっ!という嫁の犯行。
夫がベルトリーニの客だったことはどうやって知ったのかしら?
客だったから罪を着せることに利用したわけでしょうけれど。
指紋複製するところ等、見てみたかったですわ、しゅわっと白くなった後に(笑)。
レックスは逃走する嫁の追跡でがんばってましたねえ。
ローマに越してまだ日が浅いだろうに、船のルートを把握して橋に先回りして飛び乗り捕まえるという活躍。
船なんて水上しか移動のしようがないのでルートも何もないけどさ、橋に先回りというところがポイント。
お買いもの先でも顔馴染みとなっているようなので、街並みなんてもう庭と同じなのかな?
ベルトリーニのジャケットのポケットから携帯電話を失敬するという技も披露してましたね。
刑事がやると犯罪だけどレックスならいいのか?、ローマ警察よ。
ベルトリーニ、電話のヨダレを気にしてましたねえ。
違法性を訴えないところに大人を感じました(ウソ)。
新聞とパンを買ってきて、7時になるのを待って、ベッドに飛び乗って起こすという、目覚ましレックスも見られましたね。
ロレンツォ、「パンにジャムがぬってない」と不満を漏らしてたけれど、レックスが食べるからお店の人がぬらなかったにきまってるじゃないの!(笑)
ところで彼、早起きだよね。
モーザーの目覚まし時計は7時15分だったもの(15分だけかいっ!)。
呼び出しの電話で目が覚めて時計を見たら8時半とかいうのもあったなあ。
それは事件がなければ休みという日だったのだろうけれど、7時15分ってのはリアルだと思う。
カティアがクラブ歌手というのは、今後も関係性アリなのかしら?
公務員の副業問題は?とか気になる(笑)。