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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ケース・センシティブ #3&4「不協和音」

教師の夫と幸せに暮らしていたはずの女教師ルースが、ピアノ調律師エイダンと出会ってしまったことで家庭崩壊。
別居してエイダンと新たな人生を歩もうとした矢先、何者かに夫が殺される。
口論を目撃されたエイダンの犯行なのか、前日に会ったことを隠していたルースの犯行なのか?、というお話。

義母と義妹が同じメアリーという名前なのが混乱のもと。
エイダンが妹から距離を置いていたのは、義母の死亡事故の真相に薄々気が付いていたからだったのでは?
もちろん、もみ合っているうちに階段から落下したことで自分を責めている気持ちも大きかったでしょうが。
飲んだくれの母親から身を守るために寄り添っていた兄妹愛、エイダンとメアリーでは愛情の種類が違っていたということですか。
妻を奪った男エイダンの悪口をルースの夫がまくしたてることを怒って殺した、ルースもこんなことに兄さんを巻き込んだ女として憎む、これも1&2話と同じで「歪んだ愛」ですかね。
で、エイダンのピアノの演奏の行方はどうなるの?

警察チームですが、チャーリーはサイモンが新入りのアンバーと仲良しなのが許せません。
手袋がないなら現場に入らないで!とか、彼女を目の仇にするような言動が誰の目にも明らか。
とうとうサイモンが「チームの状況を悪くしているのはチャーリー」と指摘しますが…
結局そうかい、この二人(笑)。
チャーリーはサイモンが好きだけど、サイモンはどうなのだろう。
あれはチーム内を円滑にするためにしたことにしか思えない。
翌日の、サイモンからの電話にときめいたり、現場で視線に困っているチャーリーとサイモンは温度差ありすぎだったものね。
「俺たちなかなかいい感じ」に「秘密にしておきましょ」と返すチャーリーに「捜査チームとしてだけど…」って空気読めないにもほどがあるぞ、サイモン。
そういえば、また肝心なところで突然現れて犯人確保に支障をきたしてましたよ。
この前は生きたまま逮捕できたけれど、今度は死んじゃいましたよ。
なんて間の悪い男なんだ。
「サイモンはいい刑事」という警部の言葉もあてにならない。

このシリーズ、これでお終いかなあ?
すっごく気に入ったわけではないけれど、サイモンの感情のなさ加減に興味惹かれましたよ。
ちょっと初期のデクスターみたいな雰囲気だもの=刑事として大問題(笑)。

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ジーヴスのDVD、本当に発売!「天才執事ジーヴス」というタイトルらしい

ウッドハウスの小説、ジーヴスシリーズのドラマ、「jeeves and wooster」のDVDが発売されるとにせみさんに教えていただいておりました。
春頃というお話だったので、「もう春だよな!」と調べ始めました。
そして見つけました、「天才執事ジーヴス」というタイトルで5月発売だそうですよ(amazonでは5月15日と日付も。でもまだ画像借りられない…)!
国書刊行会のHPで予告編も見られます。
リンク先貼っても大丈夫かしら?いいよね、宣伝だもの(笑)。
国書刊行会様
http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336056528/

スティーブン・フライも、ヒュー・ローリーも若い!
とても楽しみなのですが、5月発売の vol.1には2話だけのようです。
予告編の最後に「vol.2 6月発売」とあるので、毎月小出しにされるのでしょうか、〇ィアゴスティーニみたいに(これは週刊か)。
特典映像と解説小冊子付きということでありがたいのですが、ボックスで全話まとめて手に入ると思っていたのでこれはちょっと予想外です。
ちょっとずつ買って最後にボックス出したりしないだろうな…とか自分の貧乏根性が情けないですよ(笑)。
とにかく日本語字幕付きで見られる日がくるなんて夢のようです。
全23話、発売されることを期待してますよ。

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現代のまだらの紐!(笑)「よつばと 12巻」あずまきよひこ&「それでも町は廻っている 11巻」石黒正数

どうしても出ると読んでしまう2冊。



ツボ表現がたくさんあるので好き。
寂しくなってとーちゃんにぽんぽんを要求、ヘルメット似合うと言われれば「よつば、そういうところあるから」と断言、恵那のネックレスへのすがすがしいまでの羨ましがり方、等等。
しかし、今一番タイムリーなツボは「またいう」だ。
目を三角にするところまでツボだ。
母がよく言うのですよ。
一人に話せばみんなに伝わったものと解釈しているらしく、これで何度イヤな想いをしていることか…(笑)。
よつばはいいな。
まわりの人がみんな子どもの自分を忘れてしまってはいないから、遊んであげている感がないものね。
13巻では何して遊ぶのかな。




帯に、「11巻は恐怖それ町」だ!
とあるけれど、怖いというかいつも以上に謎、謎、また謎が濃かった。
新キャラ(だよね?)の城嶋さんの乱暴な性格のうえの正義感、どうやって培われたかね?(笑)
モリアーキーって、歩鳥に対してもっと攻撃的じゃありませんでしたっけ?
これじゃふつうに「いい先生」だよ…
これが時系列の妙なのかしら?とそういった謎も深まる。
歩鳥が夢で見たトリック、「現代のまだらの紐」は是非ネタとして誰かに使って欲しい。
ジョセフィーヌがどうやってカレーライスを覚えたのか、シャンプー「フサ王」も自分で選んだのかなとか、そこも是非知りたい。

今月まんが買い過ぎ…
これで23日には「ムーコ」の3巻も出るんだよ…

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REX9 #4「殺人とアート」

美術評論家カストロが自宅で何者かに殺された。
遺された指紋から男娼のベルトリーニが参考人とされるが、事件当夜予約&キャンセルしてきた電話の声は「お化け屋敷」で聞くような声だった、と不思議な供述をする。

ローマ警察、暢気すぎないか?(笑)
レックスは「お化け屋敷みたいな声」と聞いて、「ボイスチェンジャー!」とわかったのにね。
いや、レックスに限らず、見ていた人みんなが思ったのでは…?
おまけに、レックスが犯人宅から持ち帰ったものを矯めつ眇めつしても何であるかわからず、鑑識のカティアが「ボイスチェンジャーよ」と教えてくれても、今度は声が変わることを喜びまくるという…。
「レックスもやってみろ!」に「ワン!」と言ったのは、「喜んでる場合じゃないでしょ!」って意味だったのではないだろうか。
ベルトリーニから指紋を盗んだ手口があんなに事細かに推測できるのに、ボイスチェンジャーに思い至らないって…不思議だよっ!
というわけで、事件は愛憎絡み。
カストロと別れて自分と結婚したのに、作品までほとんど私がやってあげたのに、またもやカストロと復縁するって何さっ!、きーっ!という嫁の犯行。
夫がベルトリーニの客だったことはどうやって知ったのかしら?
客だったから罪を着せることに利用したわけでしょうけれど。
指紋複製するところ等、見てみたかったですわ、しゅわっと白くなった後に(笑)。

レックスは逃走する嫁の追跡でがんばってましたねえ。
ローマに越してまだ日が浅いだろうに、船のルートを把握して橋に先回りして飛び乗り捕まえるという活躍。
船なんて水上しか移動のしようがないのでルートも何もないけどさ、橋に先回りというところがポイント。
お買いもの先でも顔馴染みとなっているようなので、街並みなんてもう庭と同じなのかな?
ベルトリーニのジャケットのポケットから携帯電話を失敬するという技も披露してましたね。
刑事がやると犯罪だけどレックスならいいのか?、ローマ警察よ。
ベルトリーニ、電話のヨダレを気にしてましたねえ。
違法性を訴えないところに大人を感じました(ウソ)。

新聞とパンを買ってきて、7時になるのを待って、ベッドに飛び乗って起こすという、目覚ましレックスも見られましたね。
ロレンツォ、「パンにジャムがぬってない」と不満を漏らしてたけれど、レックスが食べるからお店の人がぬらなかったにきまってるじゃないの!(笑)
ところで彼、早起きだよね。
モーザーの目覚まし時計は7時15分だったもの(15分だけかいっ!)。
呼び出しの電話で目が覚めて時計を見たら8時半とかいうのもあったなあ。
それは事件がなければ休みという日だったのだろうけれど、7時15分ってのはリアルだと思う。

カティアがクラブ歌手というのは、今後も関係性アリなのかしら?
公務員の副業問題は?とか気になる(笑)。

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先にドラマを見ていてよかった気がする、「靄の旋律」 アルネ・ダール



AXNミステリー1月のスウェーデン特集で放送された「靄の旋律」の原作。
ドラマは複雑な事件を淡々と描いている印象で入りやすかったですが、原作はぎっしりと隅から隅までハードだった。
私の理解力では、ドラマを先に見ていて流れがわかっていたから読めたようなもの。
おもしろくないわけではないけれど読み進めない、そうなる心配を常に孕んでいた印象。
事件が複雑だった、というわけか。
でも、ところどころにユーモアが挿入されていたのは意外でしたよ。
重厚一直線だと予想していたので。

A班のメンバーに関しては、特にドラマチックに盛り立てるでもないのに浮かび上がる感があって、ドラマよりはとらえやすかったかな。
ドラマのおかげで肉付けしやすかったということかもしれないけど。
A班の存続が微妙だったドラマとは違って、小説では常設班となることが明言化されてますね。
シリーズが進むにつれ、それぞれのこれまでの背景や変化などが楽しめるのでしょうか。

ドラマの方で、「ポールが立て籠もり犯を銃で撃ったことが問題視されているのに、同じことしたチャベスは新聞で英雄扱いされていて解せない」というようなことを書きましたが、小説で解明されましたよ。
小説ではポールも新聞では英雄視されてましたね。
ただ、警察の服務規程違反であるために内務監査の対象となっているわけでした。
ということはチャベスも?
でも彼はもう特捜班のメンバーなので、警察のルール適用外かも。

ありがたいことに、AXNミステリーではこのシリーズを一作では終わらせず、「靄の旋律」を「スウェーデン国家警察特捜班」シリーズの第1話と名称変更して、新エピソードも4月から放送とのこと。
小説の翻訳はこれ以降出ていないようだけれど、出ていたとしてもドラマを見てから読むかもしれない。

で、ドラマでの最重要人物、警察署内の清掃員は?(笑)

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