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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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REX9 #3「裏社会からの追っ手」

不法入国でレストランを営業している中国人パパが、開店資金を出してもらったチェンへ借金の返済ができず娘を連れて行かれそうに…というお話。

まず、不法入国者がレストランのオーナーということに驚かされる(結構立派だよ)。
そこはチェンという裏社会に通じた男の技なのだろうか。
でもそのチェンも、マッサージ店の従業員の他は若造一人しか部下がいないみたいで、人望の点で問題ありそうな気がする。
潜入に失敗したロレンツォが、こっそりレックスを店内に呼んで部屋から出してもらい、チェンとのドンパチ合戦もレックスのおかげで辛くも勝利。
レックスに頼りすぎじゃないか? 当てにしていた感もある。
私たちが見たいのは、ロレンツォの腰巻タオルの行方ではなく(見たいというよりは「心配」だよね・笑)、犬刑事の活躍ですから正解なのですけれどもね♪

レックスを嫌うボスへの作戦は、チェン逮捕をレックスのお手柄!と新聞の一面に載せることで解決したようだ。
このボス、レックスを嫌っているようでありながらメガネもちゃんと受け取るし(いや、必要だからだ)、警察にいられるようになった喜びを伝えるのも受け止めてるよね。
実は犬好きだな(笑)。

犬のひとり歩きに見向きもしないウィーンだったけど、ローマでは臭い追跡捜査中レックスのお供のロレンツォに「どうして放しておくのっ!」と注意するご婦人が!
新鮮だ。
でも聞き込みに行った先の中国雑貨屋さんのお兄さんの反応はウィーンっぽかった。
ここではそれぞれの人の犬への反応も楽しみの一つとなるかもしれない。
だけど、雑貨屋さんでもらった牛のおもちゃ、その後遊んでる姿が見られなかったのは残念。
こういうのをその回通して引きずるのがレックスなのに(笑)。

ところで、今回音声変じゃありませんでした?
中国系(というか、アジア系?)の方々の話すイタリア語への対策かしら?(誘拐された少女の人、日本人だ!)
1&2話のクンツとエリカのウィーン刑事のところはそこだけ吹き替えてるみたいだったけど、今回はロレンツォやモリーニのところも後から音をつけてるように聞こえたのですけど、気のせい?
そんな中でもレックスの吠え声だけはオリジナルのようでした(笑)。

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REX9 #2「レックス、イタリアへ 後編」

そうでした、レックスがイタリアに行ってお終いではなく、事件がまだ解決していませんでしたね。
舞台がイタリアに移っても、どこか甘い犯人というのは変わりがなく、好感が持てます。
強盗成功に高笑いしていて不注意運転のあげく人を轢き逃げして恨みを買った、という…。
強盗の女性が独り占めを企んでいるか、建築家が大ボス、と思ってましたが…。
その建築家と仲良くなってしまうエリカ刑事…。
彼女はウィーン警察の人ですから、ぬかっていて当然なのでしょうか。
まあ、事件はそういうことです。

で、イタリアのレックスですが、ロレンツォのボスはお気に召していないようです。
まだ犬刑事としてのレックスの実力を知らないからですね。
なので、最後に真犯人を捕えたレックスに一言欲しかったですよ。
「今回は見事だったな、でも完全に認めたわけじゃないからな!」とか、憎まれボス役らしいセリフ付きでね。
ボスのことはともかく、ローマ警察もウィーン警察並みにレックスの独り歩きに寛容。
現場への初乗り込みも、署内でも「あら、犬が!」なんて顔もなく歩いているのがふつうみたいですよ。
まあ、受け入れられたということでしょう(笑)。

ロレンツォ刑事、前編でも犬バカぶりが発揮されてましたが、後編でもやらかしてました。
強盗に入られた奥様が証言してる時、奥様をじっと見つめるレックスを
「そんなに見つめるのは失礼だ」とたしなめてましたけど、
自分は奥様の話を聞いている間中、レックス撫で回してますよっ!
子どもから話を聞くのに、レックスを触らせてあげずに自分ばっかり撫でていたアレックスを思い出してしまいましたよ。
ここらへんが、レックスの何かをくすぐったのだとしか思えません。
しかし、レックスがくわえてきた電話のヨダレを気にするところは新鮮だった。
今までそんな人、一人もいなかったよ。
ロレンツォの反応が人として一番ふつうなのに新鮮に見えてしまうって…(笑)。

新レックス君(新って何だよ、レックスはレックスだよ)、お腹とお尻の毛が白いのが特徴的ですね~。
そして表情も豊か♪
車の助手席に乗り込んで「シートベルト、やってよ~」というお顔がとってもきゅ~と。
前編での、ロレンツォが帰ってしまうと拗ねてみせるところも、現場での厳しい顔も、車の窓からひょいっと出入り、見事な観察&追跡能力、と犬刑事としてもパワーアップしたみたいで活躍がとても楽しみですよ~。

オマケ。
オープニング、いいですね。
やっぱり、パートナーはレックスに蹴飛ばされないと!(笑)
そういった意味でも「チャンピオン」と同様、モーザーっぽいところを引き継いでいるのでしょうか。

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REX9 #1「レックス、イタリアへ 前編」

始まりました!犬刑事が戻ってまいりました!
週一放送までがまんするつもりでしたが無理でした。

引退して犬舎生活が退屈なレックスは、担当の人をひっかけて脱走しては警察へと遊びに行っているようです。
しかし、警察でも殺人課の部屋にレックスの席はなく、資料室のようなところに居場所を作ってもらっているだけ。
あんなに活躍した犬刑事にこんな仕打ちはないんじゃないの?という気がしないでもない。
でもこれって、モーザー時代にマックスがふらりとやってきていたのと似てるよね(笑)。
ってことは引退した刑事の扱いとしては正解ということなのか?

ローマとウィーンで事件の接点が見つかり、ローマ警察のロレンツォ刑事がウィーンにやってきた!
そしてレックスと互いに一目見るなり恋におち、一旦は別れを決め空港へ向かったものの引き換えし「イタリアへ来ないか?」と決死の告白。
プロポーズかと思ったよ(笑)。
ウィーンの女刑事といい感じになりそうだったのも、レックスへの想いを断ち切るためだったようにさえ思えてくる。
一緒に暮らすの、付き合いの長いクンツじゃだめなの?とも思うけど、ロレンツォ刑事なら自分にまた冒険をさせてくれるかもしれない何かを感じ取ったのでしょうね。
クンツはからかって遊ぶお友だち、犬には役割が大切だからそこらへん譲れない何かがあるのだろうな。
クンツもそれはわかっているようで、あの涙はウィーン時代からずっと見てきた人には深かったはず。

しかし、ロレンツォ刑事、大丈夫かね?
いきなり夜中3時まで遊ばせちゃうし、連れ帰れば居場所までレックスの言いなりだし、これまでで最高の家来体質かもしれない。
ちなみに笑顔がちょっと固いところはアレックスの人と似て見える(笑)。

後編からローマで犬刑事として再スタートするわけですね。
これでウィーンとはさよならなので、お別れの意味もあったのか、街並みをたくさんみせてくれていたように感じましたよ。
犬舎からの脱走で路面電車乗ってたり、自転車のヤツを追跡していた道(道の際にベンチがある道、公園内か?)も、見たことあるような…?
それにしても、国を超えての動物の移動があんなに簡単なことにちょっとびっくり。
空港で何週間も預かられると聞いたことがあるけれど、地続きならOKなのでしょうか?
それともレックスは犬ではなくて刑事だから特別なのでしょうか?
機内でロレンツォ刑事と並んで座っていても違和感ないような(笑)。
なにもかもREXルールだと思えば何も問題ありませんけど。

レックスの希望に燃えた再出発の時に何ですが、ロレンツォ刑事が宿泊していたホテルの玄関、
犬禁止の標識の位置、低すぎないか?(笑)
さすがウィーン、犬に直接語りかけているのでしょうか。
でも効果ナシで残念。

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ケースセンシティブ 静かなる殺人 #2「歪んだ愛 後編」

よかった、ホラーじゃなくて。
第一発見者のお子様の様子が、この世のものではない何かを見ているようで心配だったもの。
子ども心に、お友だちの秘密を話してしまったり、秘密の持ち主も自分が聞かせてしまった相手もいなくなってしまったことに心を痛めていたのですね。
勇気をもってチャーリーに話してくれてよかったよ。

犯人は意外な人物だった。
教授の方がアヤシイと思ってたから(笑)。
妻と娘の死に心のバランスを崩した犯罪学教授の助手、
妻のスペイン語日記を訳してもらっているうちにマークの妻ジェラルディンに横恋慕、
ジェラルディンにそっくりなサリーを見つけたらジェラルディンでは可能性がないからと始末して…サイコ殺人犯なのに「家庭をもちたい」と理由が素朴なことがキツイ。
「ジェラルディンの夫になること=マーク」で、自分をマークと思いこもうとしていたふうなのもキツイ。
妻と娘の死がこたえ過ぎだからか。
妻と娘の死がこれまたショッキング。
お母さんを殺してやる、とその意味も分からない娘は実行しいて現実を目の当たりにして大慌てて中止しようとしたものの時すでに遅し、自分も犠牲となったのでした…
妻は子どもを欲しがらなかったのに…と自分を責め、今度こそ家庭に失敗したくないという強迫観念は見ているこっちが怖かったですよ。

で、チャーリーとサイモンですけど。
チャーリーは部下掌握術がだめだし、サイモンは読みはいいけどタイミングが悪い。
犯人確保するところなんて、サイモンがもうちょっと遅ければ何も問題なかっただろうに。
警部のいうようにサイモンは刑事に向いていないのでは?書類仕事もだめなんでしょ?
この二人の個人的関係よりも、チームのまとまりのなさが気になる。
次のエピソードで急にチャーリーが上司らしくなっていたり、チームらしくなっていたりしてもそれはそれで違う気がするので、このままのまとまらない感じでいて欲しいな、と負の期待をしつつ最後までつきあってみようかなと思います。

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文庫版、「ねにもつタイプ」 岸本佐知子



文庫になっていたことは知っていた。
が、四つも追加されているとは知らなかった。
元本はあっちに行ったりこっちに行ったりしているのでちょうどいいと自分を納得させて購入。
とりあえず、読んでいない追加分だけ読んだ。
これらを読めていなかったなんて、なんともったいない。
クラクラしっぱなしだ。
特に「ツクツクボウシ」のねじれた季節感にはまいった。
四つだけだと途中までねじれた感じでおさまりが悪いので、また最初から読み直したい。
そう決意させる作戦なのかもしれないとちょっと思ってみたりもする。

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