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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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2月のまとめ

小説2冊はどちらもしんどかった。
読むのがではなくて中身が重たすぎて。
そのトゥーマッチな感じが欲しくて読んでいるのだからいいのですけども。

萩尾望都さんの対談本を読んで、まんがにちょっと手を出してみましたよ。
他のはやっぱりトゥーマッチな気がしたので、2歳の猫を主人公にした「レオくん」を読んだのですが(1冊完結だしね)、これがまた読みようによってはトゥーマッチ。
そしてどうしてもクマのパディントンと比べてしまう。
人間世界でふつうに会話していることが基本なのは同じだけど、人間世界に対応できないことに出会うとパディントンは「クマ」と呼ばれながらもその扱いは人間の個人差といった感じ。
でもレオくんでは「やっぱり猫には無理か…」とさみしい発言が。
どっちがよくて悪いということはないけど、能天気な私にはレオくんのまわりをつらく感じたり。
でもパディントンのまわりの人に「どうかしてるぞっ!」といつもつっこんでるのですよね、私(笑)。


2013年2月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1881ページ
ナイス数:20ナイス

きのう何食べた?(2) (モーニングKC)きのう何食べた?(2) (モーニングKC)
読了日:2月24日 著者:よしなが ふみ
六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)六人目の少女 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)感想
いくつもの話が詰め込まれた感じでしんどかった。でもこの詰め込みは「悪」を語るのに必要だったわけで。
読了日:2月21日 著者:ドナート カッリージ
ラジオのすごい人たち: 今こそ聴きたい34人のパーソナリティラジオのすごい人たち: 今こそ聴きたい34人のパーソナリティ
読了日:2月16日 著者:豊田拓臣
レオくん (フラワーコミックスアルファ)レオくん (フラワーコミックスアルファ)感想
「お外に出して」のパラレルワールドが愛おしい。レオくんの冒険を人間に置き換えると目頭が熱くなる…。
読了日:2月16日 著者:萩尾 望都
西原理恵子の人生画力対決 5 (コミックス単行本)西原理恵子の人生画力対決 5 (コミックス単行本)感想
ピキザク!!!(笑)
読了日:2月15日 著者:西原 理恵子
待ちうける影 (創元推理文庫)待ちうける影 (創元推理文庫)感想
30年以上前のものとは思えないテーマ。とりあってくれない警察、ことなかれ校長、マードックが神経を病んでしまったのか?と思ったら。なによりも一番怖かったのは、買い物メモだ(笑)。
読了日:2月9日 著者:ヒラリー ウォー
物語るあなた 絵描くわたし 萩尾望都 対談集 1990年代編物語るあなた 絵描くわたし 萩尾望都 対談集 1990年代編感想
話がおもしろいのはもちろんですが、本の作りそのものにも熱意を感じる。だって、会話にあがった該当ページを掲載して注釈までつけてるのですよ。
読了日:2月6日 著者:萩尾 望都

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ステキな会話

「あれ、ムーコは?」
「ムーコ、いなくなっちゃいました…」
「発注してあります!」
ふだんはあまり行かない書店でこんな会話が聞こえてきました。
いい店じゃないかっ!(笑)
というわけで、買おうと思っていて買えていないお方、この書店には近々入荷されますよ♪(どこかは秘密だけど)。
そして3巻は、3月22日発売予定、楽しみですね♪

 

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ケースセンシティブ 静かなる殺人 #1「歪んだ愛 前編」

ここのところあまりひどいことにはなっていなかったのですっかり油断していたら、けっこうキツイ神経の痛みがやってきた。
油断していたから薬がちょっとしかなくて週末を迎えるという綱渡り状態。
数年前にゴールデンウィークのせいで一週間も痛みに耐えたことを思えばなんてことありませんでしたけれども。
本当にこの薬というのは不思議なもので、飲むと痛くなくなるのですよ。
で、きれると痛みだす。
薬はそういうものでしょうけれど、ほわほわとした感覚も加わってとにかくへんな感じ。
きれると次の薬の時間まで、時計を見ながら貧乏ゆすりがやめられないというお粗末な姿ですよ。
それも、だんだんと痛みが治まっている時間が長くなって落ち着いてくるのでもう少しかと。

数時間は大丈夫なので、WOWOWの「ケースセンシティブ 静かなる殺人」の「第1話 歪んだ愛 前編」を見るという冒険をした。
これ、4話しかないのですね。
4話というか2エピソードそれぞれ前後編。
金持ちの妻が娘を道連れに無理心中と思われた事件だったが、
会社の資金繰りの悪い夫マークが疑われ、
またそのマークととあるホテルで親しくなったという女性サリーがお悔みに来ると自分が親しくなったのはマークの名を騙る別人だった、
その別人は家の様子も事細かく伝えており、今回死んだ妻と娘の写真も持っていた、
この犯人の目的は?とたいへんに薄気味悪い。
副作用で音の聞こえ方に違和感があるので何割か増しの薄気味悪さ。
疑われた夫マークがレストレード警部の人なので、誰かさんに電話してしまうのでは?と期待もしてみたり。

事件も不思議なら、警察内も不思議。
何故なら「警部補がいない」(笑)。
事件を仕切るチャーリーは巡査部長で、一緒にいるのはサイモン巡査。
そして彼らをまとめているのは警部。
警部補は最近なにかをやらかしてどこかに飛ばされ、補充を待っているところなのだろうか…と余計な想像をしてしまう。
チャーリーとサイモンにも私的な交流があったようで、チャーリーはそれを間違いとしたいみたいだけどサイモンはどうなのか、なかなか読めないですねえ。
それはいいや。

次回の後編、薬の影響がない状態で見てがっかり感がないことを祈る。
死んだ娘の友だちのバランスの崩し方や視線が、ホラーを思わせるのがちょっと心配。
こういうドラマでホラー的解決はないでしょうから、これは深い心の傷のせいなのでしょう。
ということは陰惨な結末が待っていると期待(?)してよろしいのでしょうか。
サリーがちびっ子探偵にのめり込むのにも理由があるようなきがするし。

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サウスランド4 ~#5

あっという間の前半5話。
事件は相変わらず悲惨なものばかりでした。
悲惨というか、死体の見せ方が容赦ない(笑)。
前回も書いたけど、バッグを持ったままでちぎれた腕とか、タイヤの奥に巻き込まれた頭とか、見せすぎでは?
他も血が飛び散りすぎだし。
こんなにおもしろいのにJ:COMオンデマンドでしか放送なくて、DVDも出ないってことはそこらへんにも理由があるのでは?と思えてくる。
「デクスター」だってかなり血みどろなんだけどな…。

1話なりシーズン通して事件を追うというよりも、警察官たちが事件と出会うというドラマ。
だから1話でたくさんの町を見ることになる。
「昨日夕食後、庭で遊んでいた息子JCが誘拐されたので捜して」という初老のお母さんなんて、ジョンとジェシカのパトロール中のワンシーンでしかないのに強烈。
息子がさらわれたというにはお母さん年多くないか?というところに「JCは息子さんの名前?何て言うの?」と聞かれて「イエス・キリストよ!」と。
ジェシカは早々に察して車内に戻ってましたね。
大きな事件ではないけれど町の顔のひとつであることは間違いないという出来事。
ジェシカが気にかけていた元軍人さんのこともそう。
パトロール警官は町と共にある事実を見せつけられた感じ。

#5のゲイの高校生マイケルの話と、30歳過ぎの息子を撃ち殺した男性の話は印象的。
マイケルは男子生徒の告白を信じてメールを返したら…待っていたのはヒドイ仕打ち。
それでも学校へ行こうという強い意志を持っていたけれど、現実はあまりにもつらく、ジョンの告白も一時の慰めにしかならなかったようでマイケルは拘束を振り切って…。
知らせを受けたジェシカがジョンに知らせなかったこと、無線で知ったけれど取り乱さないジョン、ジェシカが知らせなかったのは、勤務後にジョンの勤続20年のお祝いの会があったから(本当は22年になるんですけど…というオマケ付き)。
このパートナーには賞をあげてもいいんじゃないかという気がした。
そして素面なのに一番陽気なデューイに乾杯!

息子を撃ち殺したお父さんの話は、痛々しい。
人の親として選べる道はいくつもあっただろうに。
保身ではないウソはきつすぎる。
パソコンも証拠を隠したのではなく、あれがなければ息子の悪事も命と一緒に消えてくれるような、そんな気がしたのではないだろうか。

サミーとベンの方は、イタズラばかりが目立ったなあ。
ロッカーの扉をテープでびっちり貼り付けるなんてのは本当にイタズラ。
でも、ベンが寝た娘に「妊娠した、どうするつもり?」と詰め寄らせるとか、復讐された目撃者から話を聞いてくれと頼まれたのにそれは仕掛け人だったとか、「どっきり」だよね。
あんなにみんなでつるんでおいて、いつサミーの車に鳩を仕込めたのかは謎だ(笑)。
ベンとジョンがパートナーだった頃のシリアス感はどこに行っちゃったのさ?
ジョンも問題抱えていたから暗めだったのだろうけれど、ベンも別人みたいな口のきき方。
ベンと一緒でもジョンのファンだったけれど、ジェシカと一緒の彼はもっといいよ。
ということは、この二人は離れて正解なの?
一緒のパトカーで口数少ない二人というのも見てみたいぞ。

さて、S4の後半5話の配信はいつになるのでしょうか。
今それほど立て込んでいないから続けて見てしまいたかったのに。
早く配信しないとリディアのお腹が大きくなっちゃうような、そんな錯覚が(笑)。

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ELEMENTARY、WOWOWなの?「別冊宝島 シャーロック・ホームズ 完全解読」



コロンボの増補改訂版が発売されたのを見て、ホームズのこんな本も出ればいいのに…と思っていたら出ました(コロンボはドラマ解説だけどこちらは正典解説も)。
そして読み終えていないのに買ってしまいました。
でもいいのです。
BBC版「SHERLOCK」での正典からの引用と思われるところをチェックしてくれているので。
コレ、読んでいたとしても逃していると思われるので私には重要。
さらに、6ページにもわたって映像世界のホームズ&ワトスンのコンビをずらっと紹介(イラストで)。
こんなに大勢が鹿撃帽をかぶっているページなんてクラクラしてくる(笑)。
ジェレミー・ブレットさんが舞台版でワトスンを演じていたというのも新鮮~。
「シャーロック・ホームズ映像読本」でグラナダ版&BBC版のドラマ、「完全解読」で正典、この二冊があればホームズのガイド本としてOKですかね?

で、アメリカ版ホームズの「ELEMENTARY」、WOWOWで放送決まってたのですね。
今秋だとか。

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