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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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REX9、一挙放送!

AXNミステリーで、REX9放送スケジュールのアナウンスがありましたね。

http://mystery.co.jp/osusume/201303.html

まずは、イタリアン・ミステリー特集のひとつとして全8話を2週にわたって一挙放送、その後毎週放送となるようです。
待ち焦がれていただけに一挙放送に飛びつきたいですが、8話しかないならもったいないから少しずつ見たいような気もします。
まだ先のことなのでゆっくり悩むことにします。

ところで、REXの番組ページのイントロダクションに、
「現在はシーズン12まで製作が決定し~」、
「ロレンツォ刑事の登場は9~11」と、まだ日本独自のシーズンカウントを続けるようです。
なので今回の放送は8話だけですが、今後も順次放送予定と解釈してよさそうですね。
これを機会に「REX ローマ編 S1」としてしまえば数えやすかったのに…。

新作放送を記念して、それぞれのパートナーと出会ったエピソードを放送する企画もあるようです。
「REXセレクション~出会い編~」とあるので、今後も何かテーマを見つけてやってくれるのでしょうか。
お別れ編、レックスの買い物編、鬼刑事犬編、またこの人出てるよ編、どうかしちゃってる犯人編とか。
どうかしちゃってる犯人はほとんど全部なのでセレクションになりませんね。

というわけで、現在再放送中のものを録画してあるS1 #3「完全犯罪」を再見しました。
朝ごはんを買いにひとりで街を歩き、疲れて医者に行きたいモーザーをペットショップに導き自分の必要品を買わせ、捜査では帰ろうとするモーザーを「まだコイツへの聞き込みがすんでませんよ」とばかりに店の奥へ導き、完全に主導権はレックスです。
最初っからだったのですね。
最初からといえば、無駄なお色気シーンも(笑)。
これにぎょっとしたのでした。

それにしてもパンの袋を咥えて街を歩くシーン、うっとりしました。
ちゃんちゃかちゃ~んというBGMもぴったりです(音をうまく表記できない自分が悲しい…)。
車の影から飛び出さず、ちゃんと道を確認して渡る姿が風景にぴったりでした。
最初はパンとソーセージは別々だったのですね。
ハンバーガーみたいに出来上がったのが一個ずつ放送されているのよりも趣を感じます(パンを切ってるモーザーの姿が、いきなり子持ちになって慌てているようなのを含めて)。
でも、個放送されているほうが取り合いには向いている(笑)。
ペットショップでのお買い物はすさまじかった!
おもちゃの籠を倒しても、「ちらかして!(怒)」ではなく、「自分で選んでるわ!」という店員さんもよかった!
ウィーンの街自体がレックスのペースで回っている、そんなことを再認識いたしました。

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1月のまとめ

「弱くても勝てます」、結構衝撃だった。
ものの考え方が特徴的。
世代の違いなのかもしれないが、彼らとの頭脳の違いのような気がする。
頭がよすぎて不器用な感じが愛しくさえある。

そして本棚整理していて出てきた二冊のヒラリー・ウォー(もう一冊は今読んでるところ)。
今では書店で見つけたものを買うことしかできないみたいなのが残念。
もっと読みたいのになあ。





2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1301ページ
ナイス数:27ナイス

冷えきった週末 (創元推理文庫)冷えきった週末 (創元推理文庫)感想
関係者の心の内に、じらされながら見事に引き込まれました。地道な捜査を一緒に体験する感じです。
読了日:1月26日 著者:ヒラリー ウォー
きのう何食べた?(1) (モーニングKC)きのう何食べた?(1) (モーニングKC)感想
炊き込みご飯作りたくなった。
読了日:1月21日 著者:よしなが ふみ
オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)オカマだけどOLやってます。完全版 (文春文庫)
読了日:1月17日 著者:能町 みね子
オチビサン 5巻オチビサン 5巻感想
四季を楽しむのは変わりませんが、書き下ろしの「白黒オチビサン」はみんなの心のずっと奥に触れたような感じ。新聞連載の方では出番が少なめのジャックが健気で…(涙)。
読了日:1月11日 著者:安野モヨコ
おんなの窓 4おんなの窓 4感想
いつも汗かいて焦ってるところが好き。
読了日:1月10日 著者:伊藤 理佐
「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー感想
監督を含む部員たちから発せられる数々の名言が病みつきになります。「はい、泳げません」にあった著者とちょっとだぶる気もする(笑)。
読了日:1月9日 著者:高橋 秀実

読書メーター

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クローザー ~#96「スターへの道」まで見た。

安全対策を怠ったと訴えられたブレンダと重罪犯課への内務調査や弁護士介入、回毎のメインの事件と並行して楽しんでます。
またエピソードタイトルが進行している訴訟とリンクしてたりするのもいい感じです(「密告者」とか)。
うっとうしい存在でしかなかったレイダーが、実は味方で(ブレンダの、というよりも警察のですが)調査の結果、警察の弁護士は警察に不利となったらブレンダを切るから個人的に弁護士を雇うことをアドバイスしてくれたり、意外と親切です。
でも彼女の登場シーンは、コントの悪役登場♪のようです。
微笑ましくも憎たらしい、そんな雰囲気の出し方も見事で惚れ惚れします。
ブレンダの弁護士ギャビンと連れ立って歩いている姿など最高です。
このギャビンの人、「LOST」のジェイコブだったのですね。
リタイヤした後でのご登場でお目にかかれなかったなんて残念です。
レイダーとギャビンは一見変人コンビですが、和解案の裏を読み応じることをストップさせる切れ者ぶりも披露してくれるのでたまりませんね。
ところでフリッツ、老け込みましたね。
俳優さんがそういう時期だったというのが正解ですが、ブレンダが苦労かけてるせいだと思えてなりません。

ところで、#94「家族の問題」で娼婦が薬物の過剰摂取で死亡したとみられていたが、彼女は糖尿病患者で薬物を使うはずはないという母親の証言で事件となった話がありましたよね。
ご本人や家族が糖尿病のインスリン治療を受けられている方ならわかっていただけるでしょうが、この注射器登場にいつも違和感を持ってました。
うちは母親が10数年前からインスリン注射をしていますが、方法は注射器ではなくペン型。
注射器で薬を吸い上げるのではなく、ペン型容器に薬がセットされていて使う時に必要な分をダイヤルで調節するというもの。
これの方が簡単だと思うのに、アメリカドラマを見ていると注射器の方がよく出てきますよね。
国民皆保険の日本とは違って、ペン型は保険に入っている人にしか出せないのかしら?と思ってました。
今回も調べてみましたが、検索下手のせいか思ったような答えは見つけられませんでしたよ。
しかし、代わりにとんでもないことを知ることとなりました。
それは、アメリカでは注射前後の皮膚消毒を必ずしも必要とはしない
ということ。
母親は病院にいくと、処方箋をもらうのと一緒にペン型の先に付ける使い捨て針、血糖測定の針、センサー等と一緒に消毒綿も大量にもらってきます。
血糖測定時、注射時、ペンに針を付け替える時に消毒綿は欠かせないものだと思っていたのに!
それに糖尿病は傷が治りにくいから清潔にね♪とも言われてたし。
さらにびっくりしたことに、服の上から注射もOK
という記述も見ました。
消毒しなくてもいいという発想ならではなのでしょうか。
驚くと同時に、これがアメリカドラマで注射器タイプの方をよくみる理由かっ!と頭の上の方で電球が点いたような感じがしました。
保険の問題とかではなく、人前で腹や腕を出さずに服の上から注射するためなのかもしれない!と。
今回私が見つけた情報がアメリカの一般的なインスリンの使い方と完全にイコールとは思いませんが、なんとなく筋が通ったような気がしてひとり納得の今日この頃です。

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「冷えきった週末」 ヒラリー・ウォー



たまたま読んだ「この町の誰かが」をとても気に入り、それと同じ作家という理由で手に取ったため、この本がフェローズ署長のシリーズの最初でないというのは読んでから知りました。
順番を気にするタイプの私にしては失態ですが、そんなこと関係なくよかったです。

本当にこの事件は解決するのか?と心配になりましたよ。
本文374ページの346ページでですよ、フェローズ署長が謎が解けたらしきことを言うのが。
関係者の人間関係や思惑の書き込みが濃くて、満足が得られるジリジリ感を味わえました。
こんなにすごいのに、「小説としては長いけど、最後の方に糸口になるデータと疑問点がまとまってるから読みやすいよ♪」と寝言をおっしゃった方を私は知っています。
全部読んだうえで人に勧めるための言葉だったのだと思いたいです。
でないともったいなさすぎですよ。

二冊しか読んでないけれど好きなタイプだな~と思います。
しかし、もう書店に並んでいるものを探すくらいしかできないのですね。
何かをきっかけにぞろっと復刊されることを希望します。




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バーナビー警部 #69「スパイたちの秘密」 Secrets and Spies

かつて息子と嫁と共にMI6で東ドイツから西ドイツへの逃亡者を助ける任務についていたフレイザー卿は、今では自分の葬儀のリハーサルをするような変わり者。
住んでいるアレンビー・ハウスを生活維持費のために、MI6のセイフ・ハウスとして提供することに了承する。
そこにやってきたのはフレイザー卿とは反りの合わないラーキンだったが、彼がクリケットの試合の直後に獣に噛まれたような痕を遺して死亡する。
羊番をしているセスが、羊が獣に噛まれて死んでいることを報告していたことから、ミッドサマーの伝説では?と疑われるが…。


警部の隠された過去が!
MI6だったとは驚きです。
しかし、幸か不幸かスパイとしての力を発揮する機会はなかったようです。
これだけでも驚きなのに、クリケットの審判に夢中な姿も意外。
いうなれば草クリケットでしょ?
それなのに細かなことにこだわって非難轟々。
「私に頼んだのは君だ」とジョーンズ君に開き直るのも、合間のティータイムでお菓子山盛りなのも、お茶目でした。
そんな警部でしたが、殺人事件が情報機関のものとなると警察上層部からストップがかかりご機嫌ナナメ。
独自の捜査網を非難され、署長に呼び出し喰らって勢いで「辞める!」と言ってしまったようですね。
勢いで何かをやらかしてしまうというのも警部の意外な一面。
辞めたと聞いたジョイスが迷惑そうなのに警部は気付いていたでしょうか(笑)。

で、事件の真相は東ドイツからの逃亡を手助けしていた頃の裏切り者たちに、フレーザー卿の息子の嫁が復讐したというものでした。
セスが演じていた「伝説の獣が羊を喰らった」に便乗して、博物館から骨格標本(ホンモノ?)を盗み出して刺殺した後に噛み傷を残していたという…コレ、REXにもあったよね?(S5 #1「レックスの裁き」)
湖に嫁の死体を沈めてあるから人が来ないように物騒な事件を起こしていたというやつ。
あれは骨格標本そのままぱっくりとやらかしていたみたいで、「それはないだろう」と思ったような覚えがあります。
さらに、フレイザー卿が葬儀のリハーサルしてるのをいいことに、生きたまま火葬場に送り込んでお終いにしようとしているのもどこかで見た覚えが…。
そう、マクベス巡査(#12「お葬式は豪華に」)ですよ。
マクベス巡査では間に合わずに生きながら焼かれてしまい、かなりブラックな解決でした。
こちらは間一髪で助かりましたけれど、心は戻ってこられなかったようで、これもキツイですけど。

警部がMI6だったとか、勢いで警察辞めると言ってみたり、そのいざこざのせいで検視の先生とも小さく衝突してみたり、REXやマクベス巡査風味も味わえた、いつもとは少し雰囲気の違ったミッドサマーでした。

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