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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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リゾーリ&アイルズ~ ヒロインたちの走査線~ #1「宿敵」 See One.Do One.Teach One.

NHK BSプレミアムで始まったので見てみました。
ちなみにうちはWOWOW契約しています(笑)。
心待ちにしているドラマというわけでもなかったので(ケイトの人がどうしているかはちょっと見たかったかも)、再放送でいいや、再再放送でいいや、としているうちにとうとうNHKに。

で、見てみた第1話。
リゾーリが過去に担当した事件の犯人が弟子を従えての犯行というエピソード。
過去ひどい目に遭った時のフラッシュバックの挿入に、少し心配になりましたよ。
何がって、S1の放送をNHKでも逃してたのかな?ってですよ(続きものを途中から見るのはキライなタイプなので)。
でもどうやらこれはどの視聴者にも初めてのことのようでほっとしました。
こういう因縁事件って、まず出会いの事件があって、シーズンエンドとかクリフハンガーで再登場させがちじゃないですか。
なのである意味新鮮だったように思います。
元相棒がコンビ解消に納得していないところとかも。

そして何よりも大事なところ、ワンコですよ(笑)。
リゾーリは犬アレルギーらしいですが(これがコンビ解消理由だというが…?)、元相棒コーサックが拾ったワンコを彼が怪我したら家に連れ帰って世話してますよ。
コーサックは、捨てられたワンコを放ってはおけないタイプのようで、見た目とは関係なく私の中では好感度アップ。
怪我する前に張り込み車内でそんな会話していたじゃないですか。
この時に「コンビ解消はリゾーリがいけない」と私の中で決まったのですけど、彼女もワンコをかわいがっているので、別の已むに已まれぬ理由があるのだなと思えてきました(笑)。
ワンコ、このまま出続けてくれるのでしょうか。
この子、REXが拾ったチビちゃんにちょっと似てましたね。

とうわけで、犬好きコーサックがレギュラーのようなのでもう少し続けてみることにします(笑)。

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キリング2 #1「捜査協力」

はじまりました、オリジナル版の新シーズン。
どうしようかしら?と思っていましたが、チャック見ている時にCMで「左遷された女刑事!」という文字が躍るのを見てこれは見なければ!と決心いたしました。

サラ・ルンドはナナ事件での暴走のせいで国境検問所での仕事に飛ばされているよう(これが左遷ってやつですね)。
コペンハーゲンからは離れているので、息子や母親とも別に暮らしているよう。
そこにコペンハーゲンでの女性殺害事件に何かを感じた元上司ブリックスがサラに事件の印象を聴くところからスタートです。
この上司、組織に属するものとして暴走は見過ごせないが、サラの眼力には一目置いてるってことですかね。
声をかけたものの、被害者の夫の自供で解決となりましたが、大臣たちに送信された匿名メールに被害者がある政治的意図をもって拷問・殺害されたことが明らかに。
まだサラと新相棒(被害者とも言う・笑)は知りませんが、警察に伝わってこないはずはないですよね。
公園殺人、テロ対策法案、収監されている元軍人、どう関係するのかわかりませんでしたがつながりがあるのだな、ということだけは見えたような気がします。
前法務大臣も、収監されている元軍人も、コレ絡みなんじゃないの?
今度のサラは、市どころじゃなく国や軍隊までを敵に回すのか?
ナナ事件で国境だったのだから、今度は国外に飛ばされちゃうぞっ!(笑)

今度の登場人物たちも曲者揃いのようで、捜査は難航しそうです。
そんな中に前歴あるサラを放り込もうというブリックスもけっこうな冒険家です。
ほとんど60分というボリュームも相変わらずですが、今度は前の半分の10話とコンパクト。
この中にサラがおさまり切るのか、見届けたいと思います。

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靄の旋律

AXNミステリーのスウェーデン特集のひとつで、アルネ・ダール原作。
経済界の大物殺人事件に集められた精鋭の刑事たちで結成された捜査チームが活躍するミステリドラマ。
本国ではこれまでに5本製作されているようで、これはその第一作目。

寄せ集めチームであるが故の確執(そんな大袈裟じゃないけど)、主人公の家庭の危うさ、メンバーの大怪我、基本的なことは当然入っております。
それが実に淡々と進み、そんな中で犯人に振り回され、ちょっと面食らいました。
マフィアとのつながりがどうなるのか最後までわかりませんでした(笑)。
本当に素人にあんなことができるのか?と疑問でしたが、ターゲットたちの緊張感のなさを見ると可能な気がします。
一人目ではわからなかったとしても、その後に続く名前を知ったら自分との関わりを思いつかないわけないのに、テレビで今注目の女性実業家ともてはやされたうえに一人でジョギング、愛人とお忍び旅行…等々、警戒心なさすぎ。
いち早く「自分もターゲット?」と警戒し始めた男性は無事でしたものね、っていうか、マフィアに法外な護衛契約結ばされてましたけど。
この大物たち、人間的に最低。
ゴルフ場での狼藉は何ですか。
悪い金持ちの見本のような人たちだったので、何らかのお仕置きは必要だと思いますよ。
犯人擁護するわけじゃないけど。

ポールがA班に招集される前、社会保険事務所立て籠もり事件で、犯人を撃ったことが内部調査されるというのがありましたね。
特殊部隊を待たなかった、丸腰であるとウソをついた、人質がいるのに発砲した、などと違反がいくつもあったということらしいです。
各国の細かい内規は知りませんが(自国のだって知らないもの)、人質がいたら発砲してはいけないんだ!
アメリカドラマだとお構いなしな気がしていたので新鮮でしたよ。
それなのに、メインの事件で犯人にポールが呼ばれた時、チャベスは隙を見て犯人を撃ったよね?
で、新聞に「若手刑事お手柄!」みたいに紹介されてましたよね?
この時も人質いたのになあ…と思わないでもない。
みんなも、緊張感のないターゲットにはお仕置きが必要と意見が一致したということかしら?(笑)

犯人捕えてとりあえず任務の終了した特捜班Aですが、功績が認められて常設班となるのでしょうか、それとも重大事件の度に召集されるのでしょうか。
そしてAXNミステリーは他4作も見せてくれるのでしょうか。
私は見たい。
チームの面々の背景が作を追うごとに見られるらしいし。
元弁護士で子どもに番号付けてる人とか要注意だもの(笑)。
他のメンバーもさることながら、一番気になるのは清掃員。
あの黒板、どういうことだったの?
チャベスが疲れていて黒板マジックが見えてしまった、ということでしょうか。
それとも清掃員自体がチャベスにしか見えてないとか(笑)。
今IMDbで見たら、他の4作にも出てるよ!
しかも最新作では…???
やっぱり彼は謎の人物ってことですか。
原作にもいるの?
清掃員の素性を少しでも知るために読んでみたくなりましたよ。
今回のドラマの原作となった一冊しか邦訳ないですけども。



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Breaking Bad S3(終)

本当はS4までとっくに見終わってるはずだったのですけど。
ゾウズ・フー・キルやら、お正月映画ごっこやらでこんな有様ですよ。

ようやく見終えたS3。
ガスの恐ろしさが際立ってきました。
地元の名士という表の顔が穏やかすぎて、その表情や言葉遣いのままに話すので、一拍おいてやってくる恐怖がまた格別。
「メスの製造は辞められない、辞める時は死を意味する」と悟ったウォルターが穏便にしようとしているのに対し、ジェシーは大金を手にしたくせにくすねて売ることを思いついたり、その企みで知り合った女性の口から友だちの死の真相を知り、暴れ出すという…その敵のボスはガスなのに。
ただ、ここでまずウォルターに相談。
命を考えればそれでよかったわけですが、その後の雁字搦め+ちらつく抹殺の恐怖を考えるとどうだったのか疑問。
手打ちになった後の仕打ちで再度混乱、ここのウォルターとジェシーの関係が見事。
ジェシーが人を殺さないよう代わりにウォルターが、
ウォルターが殺される寸前の電話に目にも止まらぬ速さで対応するジェシー、
パートナーを守ることは自分を守ることであるけれども、直前にあぶっちゃおうかな…とまで落ち込んでたのですよ、ジェシーは。
暗転したけど、きっとジェシーはゲイルを殺ったはず…。
これで命はつなぎとめられたものの、辞める時は死を意味するということは変わらないわけですね。

ジェシーが警察に行ってすべてを話そうとまで言っているのに、ウォルターは拒否。
警察に話したら義弟ハンクの耳にそれが入らないわけはなく、そうしたら治療費も受け取らない。
そんなこと家族に背負わせるわけにはいかないウォルターの気持ちもわかります。
ハンクの大怪我は自分のせいでもあり、雁字搦めになった今、自分とジェシーが真人間になろうとすればそれは身内の崩壊を意味し、黒い世界に留まらざるを得ないわけです。
それをスカイラーの方がちょっとだけ早く覚悟したのか、ハンクのための資金洗浄に積極的。
念入りに策を講じているようだけれど…もつのか?時間的にも精神的にも。

やむを得ず手を染めた悪事ですが、最近では悪人にしか見えない表情しますよね。
思い込んだら激しい質だからなのでしょうけれど。
それでも相変わらずユーモラスなシーンは時々挿入されるのでやめられません。
#10「かなわぬ最期」でラボにハエが入ってきたエピソードとかね。
ウォルターのどうかしてる感がすごくて、転んだ後にこっそり頭に絆創膏貼ってあるのとか細かくて好き(誰が貼ったんだよ?・笑)。
そしてジェシーより先に気が付いた自分も好き(笑)。
この後はどんどん重苦しく、死に時を逃したと苦悩するウォルターが怖く、それを聞かされるジェシーの戸惑い、ただならないものを感じましたよ。

S4も録画してあるのでこのまま見てしまいたい。
しかし新ドラマが始まり、AXNミステリーではスウェーデンドラマ特集もある。
このまま見るか、いやスウェーデンものは長時間だからHDDを空かせるためにはこっちだろうなあ…悩みます。

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正月映画第二弾は「宇宙人ポール」



正月映画として「アンストッパブル」が正解だったので、もうひとつ正月らしいものを、と。
これも正解。
私的には映画を観ている絶対数が少ないので、ネタもとに気付かないところも多かったと思いますが(映画秘宝 2011年12月号で勉強したけど)。
最後の大ボスが彼女であることくらいはわかったよ(笑)。
イヤなヤツだと思っていたポールが、不良で下品だけれども愛すべき人物(?)なところがステキです。
グレアムもクライヴも、RVパークのオネエチャンとお父さんも、ゾイル捜査官も、60年前に知り合ったタラも、みんなポールに何かを気付かされて…ハッピーな映画でしたっ!
ポールが下品だからおしつけがましくなくていいですね♪
リュックの中身には感動さえ覚えましたよ。

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