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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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F.B.EYE #6~9

#6「沈黙の容疑者」
FBIの追っているギャングのボス、ヴィンスが自動車泥棒トロイの保釈申請をしていると警察から連絡を受けたジャックたちは、トロイにヴィンスの情報を教えるよう促す。
頑なに拒んでいたトロイだが、同じく聴覚障害をもつものとしてスーと触れ合いヴィンス逮捕に協力するようになる。
一方、ジャックの部署には新しいボスがやってきて、誰かを異動させるらしいとの噂がたつ。

#7「過去からの執念」
12年前にデミトリアスが逮捕した男ウィテカーが出所し、プレゼントを送ってきたり、食事中に奥さんに話しかけてくるようになる。
復讐を企んでいると察し、彼の家に乗り込もうとすると爆発炎上、現場から死体が発見されウィテカーは死亡したとされるが…。
一方、ルーシーは車のドアをぶつけたとして高額な修理費を請求され困り果てていた。

#8「静かなる聖夜」
サンタクロースに扮した強盗が連続して起きる。
監視カメラの映像から、二度とも現場にいる女性を発見し彼らはチームであることがわかる。
一方、スーとルーシーの家では同僚を招いたパーティーが開かれ、スーの両親もそれに合わせて訪ねてくるが、ママとスーのぎくしゃくした関係が爆発する。

#9「虚飾の世界」
ルーシーの友人イブが、会社の不正に心を痛めていると相談してくる。
事件としてFBIが捜査することになるが、会社側はあらゆる言い逃れを用意し、逆にイブを糾弾してくるのだった。
一方、ジャックたちのチームはDEAとのタッチフットボールの試合を目前にし、練習に夢中になっていた。


こうやってみると、事件より「一方~」の方が大事ですね(笑)。
新しいボスが誰かを異動させようとしている!はかなり重大事件だし。
こうやってスーが一歩引いた形で、チームとしての基礎ができたということなのかしら。
とにかく、この時のスーの言葉通り、「マイルズはチームにとって必要」ですよね。
あの時に仕掛けられて見せた様子そのままの形でと証明したスーは見事です。
オフィス獲得、フットボール、事件以外のところでの活躍が目立ちますが、#9では捜査官としての心も忘れていないところを見せてくれました。
そのマイルズが証拠書類を発見するのは出来過ぎな感じもします(笑)。
#8でのママとスーの関係も泣かせどころです。
想像できることとはいえ、反則に近いものがありました。
で、ジャックのプレゼントは何なのさ?スーがそれを選ぶのはわかるけど(笑)。

ところで、#6に登場した自動車泥棒トロイはスーの人の本当の旦那様なのですね。
ジャック、負けてるぞ…と思ったのもあながち間違いではなかったと。
これからも登場するようなので、ヤキモキするジャックが見られるのかしら?
と思っていたら#9にもDEAのスコットがスーに急接近。
しかし、彼はこれでもう登場しないようなので、ジャックのライバルはトロイだけみたいだ。
このトロイがスーに接近したのは、フットボールの偵察目的だったのですが、その手段が!
カフェでリーヴァイがスコットのアイスクリームを舐めてしまうというものだったのですが…アレ、どう見たって誘導作戦だよね。
テーブル空いてるのに、イスにアイスクリームカップ置くなんて、リーヴァイに「舐めてください」と言っているようなもの。
スー、何で気が付かないのさ!と思ったら、しっかり彼女はわかってました。
「実はDEAなんだ」と聞いた時に「やっぱりね~」と合点がいったのでしょう。

リーヴァイは、#7で車から塗料をはがすスーに対して何のメッセージを送っていたのでしょうか?
地面に身体をすりつけ、前脚で招き猫っぽいポーズをしてみたり、終わった!と逃げ出すスーにまとわりついてしっぽを振る姿は職業犬とは思えないかわゆさ爆発。
#9のカフェで水を飲んでいる姿も反則的だったし。
マイルズにチャームな役割をとられないようがんばっているのだとしたらたいへんな大物です。

カナダのドラマということで、今回書いた中に「リ・ジェネシス」のカルロスとウェスがいました。
あのお母さんみたいに優しかったカルロスが窃盗団のボスとか、忠実なウェスが偽医者とか、ゲスト出演の宿命とはいえちょっと受け入れ難い役でした(笑)。

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串カツ!(笑) 「東京飄然」 町田康



町田さんの本は小説なのかエッセイなのかの区別がつきにくい。
小説と思って読み始めてもそこには町田さんがいるようだし、エッセイだと言われても「そんなことあるかいっ!」の連続で元はあったとしても針小棒大と思われることが多いもの。
それがいけないというわけではなく、好きなのでいいのですが。
ただ、自分はエッセイ寄りのものを好んで読んでいるように思う。
本の厚みで選り分けているような気がしないでもないが。

で、「東京飄然」。

旅に出たくなった。なぜか。理由などない。風に誘われ花に誘われ、一壺を携えて飄然と歩いてみたくなったのだ。

と始まり、気儘にふらふらと出かけて街の匂いを嗅ぎ、風に触れ、何事もない風景が町田節で語られるのだと想像するが…。
みみっちい(笑)。
串カツの件が、カッコイイまでにみみっちい!
大阪でふらりと入った串カツ屋で、自分だけ串の数が一本少なかったことに抗議できない。
確かに、そこで「一本少ないですよっ」と言って訝しげに見られてから出された一本はおいしくないだろう。
なので泣き寝入る気持ちはわかる。
ただ、そこから引き摺る引き摺る(笑)。
何事にも「規定料金を払ったにもかかわらず一本少なくされて文句も言えずに引き下がった男」として周りから蔑まれているような被害妄想にとらわれ、とうとう東京でリベンジを決意する…ってどうよ(笑)。
しかも本数にこだわりすぎて、ただただ疲れて寂しくさえなっているという(笑)。
そしてこの一連のこだわりを飄然者としてどうか?と反省。
飄然者だからこそ、こだわれるようなそんな潔ささえ感じて私は大好きです。

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買ってよかったけど、不安も…。





腿を骨折した母が退院する時、一番心配したのはお風呂。
病院だと、デラックスなお風呂イスもあったし看護師さんがついていてくれたのでよかったのですが、うちの風呂だと狭いし、どうやって手伝ったらいいのさ?と、もうすぐ退院できそうときいても心配が先に来ました。
リハビリできる病院に転院してくれ~とか、入浴介護を申請するか?とか悩みました。
しかし、話を聞くと自分ひとりで浴槽の出入りもなんとかできているとのことでほっとしました。
とりあえず必要なものとしては滑りにくいマットとしゃがみこまなくても座れるイス。
介護ショップにいってみると…イスもマットもかなりよさそうなものがかなりいいお値段。
このまま回復の見込みがないのであれば、値段がどうのこうのよりも便利に快適に使えるものを選びますが、うちはどうみてもちょっとの間だけ。
他にどこで見たらいいんだ~と思っているうちに退院の日が迫ってきて焦りながらみつけたのがAmazon。
介護ショップで紹介されたものよりもマットは倍の大きさでお値段は少し安く、イスは機能の違いは大きいものの桁違い。
時間もないし、ちょっとの間なのでと言い聞かせて注文し、翌日届いて余裕で間に合いました。
使ってみると、マットは浴槽の出入りに足を踏ん張ることができるのでかなり安心。
イスはとりあえず座れればいい程度に考えていたのですが、それで十分でした。
心配だから背もたれ付きを購入したのですが、三日後には邪魔になり取り外しました。
一月半もするとふつうの風呂イスで大丈夫となりましたが、マットだけは今後の転倒予防のために使い続けています。
これからの季節、冷たいのも防げるし。
どちらの商品も、気にしたこともないものでよく考えずに買ったけれども正解でした。
ただ、イス…
使わなくなったからいいのですけれど、お湯が入ったらしくちゃぷちゃぷ音がするのです。
高さ調節できる足の部分かな?と思ったのですが、いくら振っても出てきません。
もしかして?と座面をゆすってみると…ココだ。
でもいったいどこから入ったのでしょうか、入り口も出口もありません。
数日日向に出しておいたのですがまだ音がします。
このままだと中で腐ってしまうのでしょうか。
考えると恐ろしいので物置にしまってしまいました(笑)。

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久々に見た日本ドラマ、「パーフェクト・ブルー」

「シェパード犬の名前がマサ」、原作(「パーフェクト・ブルー」、「心とろかすような」)は私のためにあるようなものなので(笑)、一度は見ないと!と思っていたドラマがTBSで始まりました。
ってWOWOW製作のは見逃しているのですが…。
お父さんじゃなくてお母さんの探偵事務所、お父さんは7年前に自殺、と設定が少し変わってますね。
1話完結形式の事件の背景にシリーズ通して7年前のお父さん自殺に関わる謎めいた言葉「パーフェクト・ブルー」を解明していくというものらしい。
個々の事件も詳しいこと忘れてしまっているので(読み返せよ、私)目くじらを立てることでもないかと。

肝心のマサですが、非常におとなしい子です。
糸ちゃんのモデルやってるから動かないのかと思ったら、糸ちゃんいなくなってお母さんと加代ちゃんが話している時も同じポーズのままで、会話に参加しているかのようでした。
依頼人のジョギングに加代ちゃんと共に付き添って、ダンベルで頭を殴られるというかわいそうな目にも遭いましたが、見ているこっちには頭にネットをかぶったマサという萌えポイントを披露いただきありがたいくらいです。
しかし、共犯者が実行犯刺したり、その刺した共犯者が自分を刺したり、という時にまったく動かなかったのは問題かと…。
マサは引退した警察犬、現役犬刑事のレックスと比べてはいけないでしょうか。
でも刺された人目の前にして救急車呼ばない加代ちゃんが一番問題(笑)。
後でマサの声で「二人は助かった」なんて聞くと、加代ちゃんがますます学習しないのでは…と心配になります。
さらに付け加えると、この探偵事務所、バーのマスターがいなかったらたいへんなことになりはしないか?
というわけで、マサとマスターを見るためにもう少し見てみるかもしれません(笑)。

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いまごろ初見「シャロウ・グレイブ」&「トレインスポッティング」

今までまったく見たことなかったのですよね。
先日のWOWOWでのダニー・ボイル特集で見ました。




思わぬことで大金を目の前にして道を踏み外していく男女3人。
オフにはバカ騒ぎを楽しむが、ふだんは会計士、記者、医者と世間様に胸を張れる仕事を持っているのですよね。
新しく住人に加わった男が部屋で死に、荷物を漁ったら大金が出てきたからさあたいへん。
男の素性や金の出所よりも、金をもらうかもらわないかにこだわったために3人のバランスもそれぞれの精神もおかしくなっていきます。
一番壊れてしまったデビッドを演じるのがクリストファー・エクレストン。
「できないっ!」と言っていた死体損壊遺棄に加担してしまってから、屋根裏に立て籠もったり、金の追っ手を躊躇わずに処理したり、最初に乗り気だった二人が引くほどの変貌。
退屈と表現されがちな会計士の中でもさらに真面目っ子のデビッドだからこその壊れ道のようでした。
いやがっていたのに「穴が浅い」、死体が見つかったら「だから穴が浅いって言っただろっ!」とどこまでも真面目でした。
ビルボロー警部として迎えた最期、似合わないポロシャツ姿に絶句しましたが、ここで見た丸首トレーナーよりはポロシャツの方がいいな、と思えました。
今はいい具合にお年を重ね、なんでもOKになってよかったですね。
最後、医者の女性に肩口を刺されながらもニヤッとしていたアレックス。
その表情を見ながら、「この人ユアン・マクレガーにそっくりだよね、全然見ないのはそっくりすぎて需要がないからなのだろうな、同じ時にいるなんて不運だったな…」と思っていたら本人じゃないっすか(笑)。
最初に名前見ていたはずなのに、まったく失念。
大丈夫か、私。





これは…。
妄想のシーン、「スコットランドで一番最低のトイレ」は…(泣)。
妄想は泳いでいたことだけでトイレはそういうことなのでしょ?
ああ…、一番の恐怖シーンでした。
いや、やっぱりクスリを抜くために自宅ベッドで見た天井を這う赤ちゃんでしょうか。
とにかく映像のインパクトは果てしなく大でした。

クスリに溺れ、仲間とおもしろおかしく生きるレントンが突然仲間を裏切って大金持ち逃げして終わるわけですが、レントンがあの金もって「シャロウ・グレイブ」のアレックスになったのではないでしょうか。
だから刺されてもニヤッとしていたのだな、
ならば新住人が残した金をいただくことに積極的だったのもうなづけるような気がする。
相手はポン引きとケンカ中毒、組織力はないから探し出されなかったと、納得さえしてしまいます。
ケンカ中毒のロバート・カーライル、怖かったですね。
あんな細い身体で一番暴れるって。
飲んでたグラスを後ろに放り投げて騒ぎが起きると、さあっ!って感じで「彼女にグラスを投げつけて怪我させたのは誰だ~?」とやる気満々、キケンだ。


え~と、2本とも日本に初紹介された頃に見たかったなと思いました。
もちろんきっかけを逃したのは自分なのですが。
でも「シャロウ・グレイブ」を見ることができてよかったです。
「トレインスポッティング」がイヤというわけではないですが。

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