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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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REX8 #14「悲しい秘密」

レッド・ジェリー・ケーキが大ヒットしているケーキ屋社長ツァルトマンが公園で銃で撃たれて死亡。
銃創の他に引っ掻き傷がありそこからは安物のマニキュアが検出されていた。


共同経営者と彼と不倫するツァルトマン嫁、レシピを盗まれた自転車好き、意味深な娘、とまたもや「殺したのは誰だ?」状態。
共同経営者と妻との三角関係?
レシピを盗んだことの脅迫に屈しなかったから?
いそいろ想像できますが、真相は最初からアプローチされてましたね。
社長は小児性愛者で、自分の子どもに手を出していたという…
お姉ちゃん(中学生くらい?)はそれに耐えてきたが、弟サシャにまで手を出そうとしていたのでそれを止めようと嫁は共同経営者に相談していたようです。
お母さんが共同経営者から借りた銃をお姉ちゃんが持ち出して父親を制裁したのでした。
それを知ったボーイフレンド、お母さん、共同経営者までもがお姉ちゃんをかばおうと必死でした。
彼らの怪しさは、彼女を守りたいが故だったのですね。
小児性愛者はその対象が限定されているときくので、中学生のお姉ちゃんと小学生になったばかりくらいの弟では、年齢も性別も「?」でした。
が、虐待を受けた子どもたちが暮らす施設の人の話でなんとなくそういうことかな?と理解することにします。

で、唐突とも思われるレックスが拾った子犬クンツちゃん。
人間のクンツも博士も「レックスの子どもか?」と聞くのがおかしいです。
私たちの知らないふだんのレックスは一人外出が多いのでしょうか(笑)。
拾ったはいいものの、仕事はしなければならないけれど車にクンツちゃん一人を残すのも心配…と、子どもか仕事か悩む姿、よかったですね。
最終手段として、買い物カゴみたいなものにクンツちゃんをいれて連れ歩くのでした。
レックスが動物好きなのはわかってますが、クンツちゃんもレックスを慕っていましたね。
サシャくん宅で証拠探しをしながら子守りもするレックス、やさしくてかっこよくて、うるうるしちゃいましたよ。
イヤなテーマの中で清涼剤のようでした。
このまま刑事部屋にワンコが増える?(ニキの代わり・笑)と思ったら、なんとクンツちゃんは被害者の息子サシャくんが飼うことになりました!
心を閉ざしかけている少年にワンコと暮らすことで立ち直って欲しいのね…と思わないでもないけど、あそこにいる大人たちみんな多かれ少なかれ罰せられると思うのですが、その間サシャくんどうするのさ?ワンコつきだよ?
ということで、あの場では名案を出したようにみえるマークですが、実に無責任(笑)。


ところで、昨日放送終了後の8月2日(木)24:00が、ベストエピソードの投票締め切りでしたよね。
2話続けてみると混乱するので、たいてい分けて見るようにしているので全話見てからというわけにはいきませんでした。
とりあえずの最終話(ですよね?信じてますよ、ローマ編もあるって)まで見ずに投票するのは不本意だったのですが仕方ありません、私だけの理由だし。
加えて言うなら、前後編エピソードも1話ずつ独立しているので投票するのに困りました(何に投票したのかバレちゃいますか?・笑)。
そういった問題を感じないでもないシステムですが、純粋に土曜日のベスト5が楽しみです♪
久しぶりに初めの頃のオープニング曲も楽しみたいし!(曲なのか?「モーザーの頭を蹴るレックスが見たい」の間違いではないのか?とひとりつっこみ)

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トゥルー・ブラッド3(終)

ミシシッピの王様ラッセルがオオカミ族を従えてヴァンパイアが人間を制圧した社会を夢見る人だったり、ピューマ族が出てきたり、エリックの1000年の仇がラッセルだったり、忙しいシーズンでした。
人の心が読めてしまうというスーキーの特殊な能力は、フェアリーの血をひいているからという新事実も。
しかもそれはルイジアナの女王様は既に知るところで、その血が欲しい女王様がビルをスーキーに近づけていたということまで明らかに。
ビルとスーキーの出会いは仕組まれていたとエリックがばらした後のスーキーは想像どおり。
彼女、ホントに感情の振れ幅が大きくて、それぞれ振れたところで大爆発するから怖いったらありゃしない。
身内以外で受け止めてくれるのはタラだけだったのに、その彼女もサムとわかりあえたかに見えたのに変身人間と告げられて…「スーパーナチュラルにはうんざり」と、やり直しのできる土地へと旅立ってしまったようですよ。
「ひとりでいたくないから待ってる」と言ったスーキー自身もフェアリーさんたちとどこかへ消えてしまったようなので、やっぱりタラはかわいそうだ。
スーキーのこういうところがキライ(笑)。
エリックとビルのラッセルへの小芝居にも気付かないところも(ラッセル生き埋めの時のエリックの尻馬に乗ったビルの小芝居には私も気付かなかったけど・笑)。
ビルと別れても、きっとハンサム要員として補充されたオオカミ人間のあの人と仲良くなるのだろうな…。
もう一人のハンサム要員、ラファイエットのお母さんの介護士は魔術師だったの?
確かに彼の恋の相手としてだけではもったいないと思ってましたが、魔術師って…。
いい人そうだけど(クスリの売買に厳しかった)、Vを試した後の執着、怖かったですよ。
魔術師としての幅が広がる!なんてことを考えているだけならいいのですが(いいの?)。

というわけで、スーキーはヴァンパイアと決別、タラ再出発、ジェイソンはまた違ったグループの一員となり、ヴァンパイア親子の絆は強く、次のシーズンも大騒ぎな感じが予想されます。
…で、みなさまあまりにも薄情じゃありませんか?
裁判長のこと、みんな気にかけてくれてたかな…(泣)。
エリックもパムも、首ちょんぱされた裁判長を目の前で見ていたくせに後で何も触れないなんて。
ビルが仲間を殺した!って判断仰ぎにいくような威厳があったはずなのに。
ただ、「ヴァンパイア政府のために…」とあくまでもヴァンパイアの社会のために貢献しようという真面目な裁判長であることがわかったのはうれしかったですよ。
「ダンバースがヴァンパイアになって今は裁判長」というストーリーが無理なく想像できます。
なので語られないことが不満ではあるものの(敬意をはらわれてないよね)、裁判長のサイドストーリーを妄想させてくれたところはたいへん評価に値すると思います(笑)。

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帰ってきた…

緊急入院していた家族が退院した。
足の骨折だったのですが、年齢や糖尿病のことを考えるとかなりすばらしい回復らしい。
担当医もリハビリの先生も、もっと早く退院させたかったみたい。
手術直後の担当医の話では、この病院は悪い箇所を治すだけの病院なので、リハビリだけとかになったら転院ということも、というものだった。
が、日にちが経つにつれ、そんな話全くナシ(笑)。
1ヶ月後のレントゲンで問題なければもう病院へ行く必要もないらしい。
リハビリの先生も「その時顔見せてね」だけだったみたいだし。

糖尿病と眼でこの病院に通っていたので、そこに搬送してくれるよう頼んで正解だった。
安定しない血糖値、定期的に診てもらっている眼科、どちらも入院しながらお世話になれたもの。
こういう時、他の病院にかかっていたらどうなっていたのかしら?

というわけで、ドラマ見放題だった日々とはサヨナラ…。
見放題といってもだいぶ削ってしまったのでそれほど見ていないし、見ない日もあったのであくまでも「心情的に」という意味。
まあ、少しの間はおとなしくしてくれていると思いますけども(笑)。

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REX8 #13「記憶を失った男」

パブで酔っぱらいの相手をしていた男性が狙撃された。
命は助かったが男性は記憶を失くしており、同席していた友人も姿を消して名乗り出て来なかった。
男性は、身に着けていた恋人の写真等から徐々に記憶が刺激され、レックスをお供に記憶を取り戻しに病院を抜け出すのだった。



記憶喪失の男性は、社会の敵を告発する番組に、自分の恋人をヒドイ事件に巻き込んだ会社をとりあげるよう依頼している最中に、当の悪徳会社が雇ったスナイパーに狙撃されたのでした。
またルーマニア絡みですよ。
この前は子どもたちに偽札釣銭詐欺をやらせてましたが、今度はわかりやすく売春目的の人身売買だったようです。
まあそういうことで犯人たちは記憶喪失男性の記憶をたどる旅を追跡し、一歩遅れてマークたちも追跡し、なんとかスナイパーを捕えることに成功。
マークに撃たれたスナイパーが、逃げ出さずにまず傷の手当てをしているところに素人臭さを感じました(笑)。
それでもここは銃撃戦やらあったうえでの逮捕ですが、「犯人捕まえた」って報告は唐突でしたよね、思わず「えっ?」って言っちゃいましたよ。
愛する人を救えたことで男性の記憶も戻り、めでたしめでたしというエンディングでした。
…でも船から捕らわれた女性をひとりひとり誘導する特殊部隊(ですよね?)の面々が何か意味ありげに見えて…(笑)私の目が濁っているからですか?

今回、病院に珍しくふつうの看護師さん登場。
「犬は入れません!」と仁王立ちしてました。
でも男性職員といちゃいちゃしているのを見張りの警官に気づかれないよう逃がしてあげたらすっかりレックスの味方でした。
ウィーンですから、所詮その程度です。
いちゃいちゃシーンが必要だったのかも謎です。
擦りガラス越しに見えた看護師のおしりとか(笑)。
いや、これまでは直に裸を見せていたのに擦りガラスということで、オブラートに包んだ新手法でしょうか。

看護師に制止された時に、四肢にキャップを履き、口にはマスクをして入ってきたレックスには驚きでした。
レックスは着替えも難なくこなすスーパー犬刑事なのだ!(うしろで笑ってる男性看護師がいたので彼の仕業ですね・笑)
キャップにマスク…本当に必要なのはマークが着ていたアレなんじゃないのかな?と思わないでもないけれど。
今回は走ったり飛んだりの犯人追跡よりも、記憶を失くした男性に寄り添う癒しのレックスでした。
絵合わせゲーム(そういえば冒頭でマークずるしてた!)、ごはんですよ~♪とワゴンを押して、街をさまようのに同行したり、優しいレックスにきゅ~っときます。

ニキがいませんでした。
クンツは休暇明けで顔真っ赤という説明がありましたけれど、ニキについては一言もなし。
つい好奇心でIMDb見たら、残り2話もニキは credit only となってますね…。
日本放送S8 #12からは本国ではS10で4話しかないということと関係した大人の事情でしょうか。

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知らない国の文化に触れるのも楽しい「湿地」 アーナルデュル・インドリダソン



単純な老人殺害事件と思われたものの、被害老人の本当の顔がわかって事件の見方が変わってくる。
本当の顔に関係した人物をたどるとまた違った側面が見えてきて…事件の重なり具合が広がっても混乱することなく気持ちよく読めました。
内容を考えると気持ちよくは語弊がありますが。
タイトルの意味、その重要性がわかるタイミングが私は好きでした。
焦らされもせず、いきなり?という感じもなく、そのまま受け入れられるような、見事さがあったと思います。

ヘニングマンケルっぽいと比較されているのを見ましたが、こちらの方が読みやすいと思います。
しかしヘニング・マンケルのヴァランダーの方が私は好み(笑)。
まだ一冊目なので単純に比較はできませんが。
本筋の老人殺害事件だけでなく、元嫁の知人の娘が結婚式から姿を消した件も内密に頼まれており、これって必要?と首を傾げました。
が、読後、娘との関係性を語るのに何気に重要だった気がしました。
そう、これですよ。
娘との関係に明るい兆しがあるのですよ。
だめっぷりが低いともいえるから、ヴァランダーに軍配を上げてしまうのですよ(笑)。
また、この「湿地」はエーレンデュル刑事を主人公にした3作目だとか。
できれば最初から読みたいですよねえ。

アイスランドの小説は初めて読みました(たぶん)。
新鮮だったのは、「緊急事態に犯罪捜査官は青いライトを車の屋根に載せて交通ルールを無視して走行してもOKという新ルールを初めて利用した」というところ。
外国の映画でそんなことをしているのを見たけれど、レイキャビクで使うことなんてあるのか?と鼻の先で笑った、とあります。
主人公はベテラン刑事でありますが、「新ルール」というからには数年の間のことでしょう。
この小説が2000年のものなので、1990年代後半でしょうか。
物心ついた時からサイレン音も高らかに赤灯、青灯がくるくる回っているのを見ていると信じ難いですよ。
「その国のことを知るにはミステリを読んでみるのがいい」というのがわかるような気もします。

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