今まで気にもしていなかったのに、何故か7月1日からの連続放送を一気に視聴。
たまたま朝リアルタイムで見てしまい(朝6時だよ、何してたんだ?)、録画してまではね~と思いつつ、翌日からタイマー予約(笑)。
もう何度も放送されているのでご覧になっている方も多いと思うので、即ネタバレですよ。
一応行空けますけど。
ある意味、私の犯人推理は正解だった、それも第1話で。
だって、ヘンリーの笑顔、目が笑ってないじゃないですか(笑)。
「これはきっと心に病みを抱えた男の物語だな、理由はわからんけど」と思ってました。
これも正解ですよね。
トリッシュのお父さんが「あいつはイマイチ信用できん」と言ってましたが、これも正解。
単なる娘をとられる親の寂しさかと思いましたが、人を見る目があったということですか?
嫁は…だけど。
連続殺人鬼となったヘンリーですが。
子どもの頃アビーの言った「この島で二人だけで住みたいね♪」を実行しただけと申しますが
本当の父親ウェイクフィールドが現れるまではどうしてたのでしょうか?
兄妹だとわかってから愛情が芽生えちゃったのですか?
歪みまくっているのでいつからでもいいとも言えますけど。
歪んでいるわりには、トリッシュの元彼が島にやって来た!と慌てている姿はなかなかのもの。
トリッシュに元彼からのメッセージと思わせた手紙で罠を仕掛けるのとか、自分の推理を疑うようなシーンでしたよ。
サリーを殺す時にも「トリッシュを誘ったな!」というので、彼女自身には何の恨みもない、と。
余計に彼女かわいそうですわ。
罪をなすりつけるために生かしておいたジミーとアビーが最後の会話としてお互いの気持ちを確認している姿に「キィーッ!」となってたのはようやく本性が、という見せ場だったのかも(笑)。
皆殺し計画に、いい夢見させて陰で笑うというのが入っていたのもイヤですよ(大金見せてどうするか?ってヤツ)。
彼らって友だちだったんでしょ?
友だちを殺すだけでいいじゃない。
そこに嫌味を持ち込むなんて、壊れた連続殺人鬼としてはどうなのよ、という気がしました(私のプロファイリングに基づく・笑)。
死体の目に赤いインクを入れたり、これも意味不明。
本性見せたヘンリーが壊れすぎていたので、7年前の殺人鬼として恐れられていたウェイクフィールドが急にふつうの人になってしまいました。
ヘンリーがああなるまでは刃物振り回したり、かなりの見せ場もあったのですがね。
でも私には別人格の時に息子を隠したので「息子、行方不明!」と慌ててしまった多重人格刑事さんとしてが初対面なので(たぶん)、今度も実は…?なんてちょっぴり期待してみたり(笑)。
結婚パーティーと称して集めて皆殺し、という犯人側の計画のターゲットの皆様たちですが。
こういうお話にはお約束なのは仕方ありませんが、みんな単独行動し過ぎ。
事件が明らかになるまでは問題ないとしても、「〇〇がいない!」とか言いつつも平気ですよ。
それどころか、誰にも告げずに姿を見せなくなった人のことを「家に帰ったんじゃない?」で済ませるのも恐ろしいですよ。
本土とは船で行き来するしかない島なのに。
第1話で本土から船が出る時にスクリューに縛り付けられていた人とか、死んだことさえ知ってもらえなかったなんてかわいそうすぎます。
途中、そこそこあやしく思わせる人が出てきて疑心暗鬼になっていたのは、島にいるみんなではなくて私の方だったみたいです。
そんな中でも、カルとクロエのカップルはアヤシサを乗り越えて愛を貫いたかのような最期でした。
あの二人だけは守り守られ、愛する人の姿を感じながら死を迎えられただけでもよかったかもしれません(あくまでも他の人と比べて)。
というわけで、私の印象では映画「ファイナル・デスティネーション」シリーズのような、そんなドラマでした。
つまり楽しみました(笑)。