え、捻らないの?(笑)
ここまでひっきりなしに容疑者を引っ張り出してきていたから、もう一回あると思ったのに。
一度容疑が晴れた人の中からの再登場だからもう捻り済みってことかしら?
学校関係者に知り合いがいるとか、先生犯人説へ誘導したりと、今思うとうなずけるものもありますね。
タイスを連れ出してのヴァウンの罵りや告白は、殺してもらうためでしょ?
結局、偶然にタクシーにナナを載せたレオンがナナの駆け落ちをタイスに知らせようとしたけれど、先に聞きつけたヴァウンが引き留めようとしたら生意気な口をきいたから…なわけですね。
議員アパートが血で汚れるほど殴って、タイスの引っ越し先の地下室で監禁してさらに暴行、
ここで殺しちゃったのではなく、林に連れて行って逃がしたって何ですか?
逃げられたのですか?狩りですか?
酷いことはできても殺せないから車ごと沈めたってわかりません。
ただ、タイスの新居の改装に積極的だった理由は納得できました。
ナナを殺したのも、タイスに自分を殺させたのも、タイスへの忠誠心という筋の通った男だったのでしょうか。
でもそうなると、メッテ事件は?となりますが。
とにかく、ペニレは子どもたちとワンコを大切にしてタイスを待って欲しいと思います。
ただ、ワンコをくれたのがアイツだと思うとやり切れない気もします。
ワンコに罪はないのは承知でも、精神的にはキツイです。
マイヤが撃たれる間際に驚いた顔をしたのはわかりましたよ。
レオンじゃなくて、お前か!ってことだったのでしょう。
それなのに、最期の言葉が「サラエボ 48」って!「ヴァウン」って言おうよ!
チームを指揮できると思ったら前任者がなかなかどいてくれず、折り合い付けて協力できるようになったら殺されてしまった、気の毒な人でしたが、これはちょっと…(笑)。
停職中なのに、タイスの新居を同僚使って破壊、拘束されても銃を横取りして仲間から車を乗っ取り、ルンドは最後まで自分の考えを押し通す、24時間闘い続ける彼のような人でした。
そう考えると、あの副局長はできた人ですね、というか同情します。
ルンドを拘束しても、検事局と対立しても捜査を続ける必要性はわかってくれたわけですから。
市庁舎との関連や同僚の監視、過去の事件との関連性はなかった、この条件を彼女は呑むのでしょうかね。
強情だからなあ…(笑)。
そして、市長選。
現職は卒中のせいで退陣を余儀なくされ、選挙はハートマン有利みたい。
しかしこのハートマン、自分のところのスタッフにもぶれまくり。
恋人でもあるリーと仲直りしたと思ったら、やっぱり解雇。
殺人事件の情報を隠したり、自分を疑った人とは一緒にやっていけないということらしいです。
病床の市長の告白に間違いだったと気付いてももう遅い。
残ったのは、それこそアパートの惨状と自殺未遂から自分を犯人と疑った盟友ウェーバー。
ウェーバー、これまでのおどおどしたところが消え去り、ハートマンを操ってるようでしたね。
ナナとハートマンが一緒に写っている写真を市長側から入手できたり、現職市長陣営とつながっていたのは彼だったのかも…と意外な策士ぶりを拝ませていただきました。
一度クビにされて荒れていたのは、ハートマンをつかって市政を握る野望を絶たれたからだったのでしょうかね。
結局、ハートマンもウェーバーはクビにしないのですから、するつもりだった警察への情報提供も口をつぐむことになるのでしょう。
警察も内部のごたごたを収めるのに必死なので聞く気もなさそうだし。
ぶれぶれ市長の誕生にコペンハーゲンの未来はあるのか?(笑)
ちょっと消化不良な気がしないでもないですが、毎回のようにクリフハンガーでしめるほとんどCMなしの60分×20回、楽しませていただきました。
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