神童を支援する団体を主催するアンドレアが殺された。
彼女は前日に、自分の団体の支援者であるレオンに「誰がメアリーを殺した?8章を読め」のメモを添えて元MI5幹部の出版した本を送り付けていた。
アンドレアと恋愛関係にあり直接本を届けたエルモが殺され、エルモの指導教授がヒ素を盛られ、本を送られたレオンは殺され、と不審な出来事が立て続けに起き…。
愛する人を取り戻すため、でいいんですよね?
信念を曲げてまで愛した人を取り戻したいという一途な心が殺人を…ということですか。
ヴォスは愛するメアリーを捜してやって来たわけですが、メアリーの叔母さんはヴォスを追っていたのにメアリーの消息には辿りつけなかったわけですね。
早くに知っていれば犯罪に手を染めずにすんだのに…。
元弁護士事務所のパブの主人(フィッツのベックだ!真ん丸顔はフィッツ特番で見ていたので驚かなかった・笑)は、この地に偶然逃げてきて元メアリーを見つけたのかしら?
脅迫を企んだアンドレアたちがヴォスと元メアリーの会話を聞いたのも偶然、と運命のイタズラとしかいえないようなエピソードでした。
元MI5の人の本のサイン会を手に入れて、「学生時代MI5にスカウトされました」とまたハサウェイの驚きの過去が。
スカウトなんてあるの?と思うところですが、既に「CHUCK」で聞いていたので驚きません。
透明インクで申込用紙を書いたけれど出さなかった、というところに彼らしさを感じます。
彼ならきっと採用されていたかもね。
だって、「大きすぎるからダメ!」と思われたSASに合格したものね(笑)。
「S.A.S 英国特殊部隊」、もっとしっかり見ておけば…と後悔してますよ。
そんなハサウェイ、ルイスとどっちのサンドイッチを食べるかでエビを取らされた結果、吐き気に襲われることに…。
と思ったら、ヴォスのコーヒーを飲んでしまったためにヒ素の被害に遭っていたのでした。
エルモの飛び降りたところから下を見てふらついてたので、「高所恐怖症?似合わないよっ!」と憤慨気味でしたが、ヒ素のせいとわかってよかったです(笑)。
今回、ハサウェイが言葉にこだわるところを「君は自分の賢さにうぬぼれてないかい?」とちょっとルイスが機嫌悪かったです。
オックスフォードを「イギリスで2番目の学校が~」と評するのにも釘を刺したかったのかもしれません。
知らず知らずのうちに高慢な印象を与えていたのかも…と謝罪するハサウェイですが、持ってる材料(これが知識なんですよね)を駆使して思考しているだけなんですけどね。
足で稼いだルイス(本の執筆者からしつこく聞きだす)、ハサウェイがこだわった部分の解明が答えに導いてくれた、と二人そろってこその解決だったんですよね。
ということで、この二人はまたチームとして成長いたしました、ルイスとホブソンは今までとはちょっとだけ違う関係をスタートさせることにしました、といいうことで今回の放送はお終い。
本国では、この次のシーズン(S6)の第1話が放送されたばかり。
続きはどんなに早くても一年後でしょうね…それどころか今回みたいに2シーズンまとめて放送となると…無限に長く感じます(笑)。
加齢のせい?と心配されたルイスの声の調子が戻ったものの、このコンビの売りのひとつ(ホントか?)である大股歩きの捜査会議が減ったような気がします。
息が上がっちゃうから、とかあるのでしょうか。
好きなシーンなので「もっと見たい!」と思う気持ちが強すぎるのかしら?
この「捜査会議」でもそうですが、二人が話している姿って関係性を知らなければハサウェイが上司だよね(なのでヴォスが「おまぬけ英国軍の大尉殿」とハサウェイを呼び、ルイスが「じゃあ私は下士官」と言ってたのってジョークに聞こえないよ)。