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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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MAD DOG 2 イビサの罠

「置いては行けない!」とクイン救出から始まったS2。
みんなでフェリーに乗ってマジョルカ島から本土へと脱出するはずが、着いた先はイビサ島。
アルボの家から持ち出した金の持ち主がイビサまで追いかけてきて…

相変わらず「お前なんかと一緒にいたくない!」と喧嘩しては協力しなくちゃね、と仲直り、でもまた喧嘩して…の繰り返し。
と言っても、今回喧嘩していたのはリックとバックスばっかりだったみたい。
クインの落ち着きと、酒に手を出してしまったものの、要所要所で頼りになるウディが見所だったでしょうか。
マリア像をかついで車に乗せたり、ビーチでいい大人勢揃いでアイス食べさせられたり、銅像パフォーマーからお金を盗んだり、小ネタは嬉しいところですが、ドタバタしてるだけに見えちゃいましたよ。
いや、ドタバタして当然なのですけどね。
S1の、お互いの過去を持ち出したり、今を詮索したりのネチネチした物言いから発展する喧嘩がいい具合だったのでちょっと物足りないですかね。
送金してもらうために元嫁に電話してるバックスの、細々としたいやらしさはよかったですが(カルメン、あれ聞いてもバックスから離れなかったので、マッケンジーの送り込んだ刺客だと思った・笑)。
それに、アルボ。
彼、嫌味言いながらウディを金銭的に助けたがってたの?
マッケッンジーに無理矢理「仕事」を押し付けられてどうかしていたのかしら?
彼らに家屋敷を遺したというのも大きな謎。
まあ、回想シーンでクインが撃ったのは悪徳刑事だったとわかっただけでもいいでしょうか。
リックの家にアルボと名乗って電話かけてきたのは誰?とか他の謎は残りますが。

足りない100ユーロのために、クスリを作って売って得た500万ユーロ。
これで解放されると思ったのも束の間、マッケンジーは金を受け取らずに、それが偽クスリのレシピで、気付いた売人どもが追ってくるぞと爆弾発言。
しかし、本土へのフェリーの時間と自分のコンテナへの密航の道を残してくれ、今度こそ解放かと思ったら…
着いた先はモロッコで、扉の外には装備した警察が。
これは、リックが税務係官に電話してしまったからマッケンジーの復讐なのでしょうか。
でもその前にフェリーの行先違ってるから、すんなり解放する気はなかったと見るのが正しい?

そんなこんなで、S3はモロッコでの彼らの逃走劇になるのでしょうね。
モロッコの景色をふんだんに見せていただけるのなら、それ目的で見るのもいいかしら?

S1ではエンディングに「次回も見てね♪」と順番で俳優さんが挨拶してくれていたのに、今回はなかったのが残念だったなあ。

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犬好きなら、きゅ~んとくる「犬はどこ?」 林丈二



路上で出会った犬たちの写真とエッセイ。
表紙の彼(彼女かもしれないけれど)のナイトぶりが実に可愛い。
「アジワン」、「犬を旅する」に漂う雰囲気と近いかも。
ワンコたちの生活感あふれる様子と、その生活を当て推量する文章が軽快。
小屋の前にある座布団、屋根の上に陣取る姿、出入り口が二つある理由、等等、想像が膨らんで愉快じゃないですか。
また、ほとんどが犬種を特定できるようなワンコではないのも魅力のひとつ。
写真から受ける生活スタイルから、生まれた経緯なども探れそうな気がするし。
これはちょっと前の本なので、今だと完全外飼いはかなり少なくなってきたし、それ故に不思議なミックスちゃんも少ないだろうから、ある意味貴重な資料と言えるかもしれない。
そして巻末にはワンコ好きで有名だった方のあとがきが。
未だに彼女がワンコを遺して、というのが信じられないのですよ…。

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久しぶりに「あっ!」と思った、「千年ジュリエット」初野晴



「退出ゲーム」、「初恋ソムリエ」、「空想オルガン」に続く高校吹奏楽部を舞台にした“ハルチカ”シリーズの4作目。
青春モノなのに私が楽しみにしているという珍しいシリーズでもある。
キラキラ、まぶしい青春モノには違いないが、出てくることが日常の謎と呼ぶには重すぎて、一筋縄ではいかないから好きなのですよ。
そんな感じですが、今回は夏の大会を終えて一段落した文化祭のお話。
部員たちの一段落と同様にちょっとサブストーリー的な印象を受けました。
普門館へ向けて、まだまだ彼らに会えると思うと嬉しくなります。
またパーティー増えたし。

タイトルにつけた、久しぶりに「あっ!」と思ったというのは、「決闘戯曲」。
立会人の仕掛けた罠(?)に気づいた時、気持ちよかった!!
気付けた、と言う方が正解かもしれませんが(笑)。

昨日(5月4日)に読み終えたのですが、虹がキレイに見えたとかで(うちのところは雨降らなかったからダメでしたけど)、その偶然に何かしらの運命感じた(ウソ)。

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REX7 #3「復讐への道筋」&#4「小さな証人」

復讐への道筋
フリークライマーが市庁舎を登る競争途中で落下して死亡するが、ことの発覚を恐れた仲間は工事現場に遺体を捨てる。
その後も仲間が故意に切られたロープで練習中に落下する事故が起き、仲間みんなを調べると意外な人物が紛れ込んでいたのだった。

途中で復讐ってこと忘れちゃったので犯人の意外性にびっくり。
あの金髪リーダーが、ハンスとのマドンナ争奪戦を仕掛けたのだとばかり…。
ということは、金髪リーダーは…ただのおバカさん?
市庁舎登っておいて誰にも見られてないと思ってるし。
犯人が数学じゃなくて化学の学生だとわかったら、「じゃあ〇〇って薬品作れるわけだっ!」と相変わらずの飛躍もスピード感と置き換えると心地よい(笑)。
「箱に乗せて下ろして!追跡するから!」というレックス、勇敢でした。
犯人も一歩も動けず観念しているので復讐は野蛮な正義ということで情状酌量?


小さな証人
若い女性が自宅で絞殺体となって発見される。
同居恋人と喧嘩していたとの証言から恋人トリッチャーが疑われるが、大家の言動に不自然なものを感じ捜査すると、賃貸契約を解除して改装して売りに出したい大家にフォーグラーが抵抗していたことがわかる。

この大家、バカ?売りたい物件で人殺しちゃったの?改装しちゃえばOKっ!てこと?
ウィーンには事故物件の説明義務とかないのかしら?
そんなことはどうでもよくて(笑)、今回はレックスとチビちゃんですよ。
現場外を歩いていたチビッ子ワンコをレックスが連れ帰り、いつもの動物好きを思わせる面倒見のよさにほっこりさせられましたよ。
クンツでなくても「犬になったらレックスに守られたい」と思ってしまうほど。
口にケチャップつけても、風呂はダメ!とやっても、鈍感なマークには伝わりません。
私も「そんな小さいのじゃなくて、大きなお風呂で洗って!」という意思表示かと思いましたよ。
そしたらなんと、真相は「チビちゃんの口元を見ろ!」という現場保存命令でした。
ああ、犯人の足首に噛みついてたものね。
犬刑事の本領発揮です。
アレックスならレックスの言いなりなのですぐに伝わったかもしれませんがマークはまだ修行が足りないようですね。
事件解決後にクンツに洗ってもらって別犬のようにふわふわのチビちゃんもかわいかったです。
チビちゃんの行き先も、想像通りでほっとしました。
これを機会に田舎に戻って、クラウディアの形見となったチビちゃんとなかよく暮らしてね。
…と、トリッチャーの人柄に賭けてみようと思いましたが、あんた、両親殺してるからっ!
ちょっと登場させる間隔短すぎやしませんか?(笑)



新メンバー同士の急接近で、クンツとレックスの仲間外れ感が気になった先週ですが、
今週はマークとニキがベタベタしすぎることもなく、いい感じだったかも。
「もう時間だからこのへんでっ」と無理矢理押し込めたような終わり方が気になった前シーズンに比べ、最後は4人で締める余裕の時間配分もいいかも。

#3では、警察犬訓練所のイジワル教官が登場。
警察犬としての登録更新のために無理難題を仕掛けてきますが、レックスは体力と賢さでクリア。
歯噛みするイジワル教官、絵に描いたような悪者でした。
それにしても、レックスが警察に出入り禁止ってどんな通達なのさ、ちょっと前には表彰までしていたくせに
対して、#4では「家に仕事を持ち帰るクラウディアが犬を飼うなんてありえません!洋服に毛がついたらたいへん!」というクラウディアの雇い主が、店でレックスが洋服の間を練り歩いて捜査をしてもお咎めなし。
やはりウィーンの人はこうでなくちゃね♪

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ルイス警部 #18「野蛮な正義」 Wild Justice

アメリカ人女性司教がワインで毒殺された。
彼女の宗教観への反発心による殺人かと思われたが、聖ジェラーズ副理事候補者が相次いで殺されたことから、本当は副理事選に絡んだ事件で、女性司教は人間違いだったのでは?という説が浮かぶ。


最初に言うことじゃないけど、モースが献体考えていたとは意外だ。
臓器移植のほうが役に立つと言われて「私のでも?」なんて控えめなこと言うのも。

フィリックスは身近でホープを見ていながらも、今の彼女を見ようとは思えなかったのですね。
それが復讐心なのでしょう。
ホープは10歳の時に、なんとも残酷非道なことをしたものの(自分だって犯罪者であるホープの恋人でさえも、過去を聞かされたら引きましたからね。黙考の後、戻ってきたけど)。
少年刑務所なり矯正施設なりで罪と向き合って、新IDを与えられて今があるはず。
それでもフィリックスにはホープは自分たち家族の人生を壊したサリー。
復讐とは野蛮な正義、完遂できなかったフィリックスの無念な表情が残りました。

ホープの力になっていたはずのマンチーニが「立候補を辞退しないと過去をばらす」と言ったり、
司教、司祭、修道僧、托鉢僧…そんな言葉の違いに惑わされたり、
復讐文学になぞらえた復讐(シェイクスピア?)、
信仰心や知識のなさが捜査の障害になりました(笑)。
ルイスの電子辞書が欲しくなりましたよ。
電子辞書なくても何やら難しいこと知ってましたけど(刑事は博識・笑)。

前回心配されたルイスの声、今回はどうだったでしょう?
治ったのか、聞きなれてしまったのか、正直私の耳ではわからなかった。
でも加齢のせいにするにはまだまだお若いので、風邪か何かで不調だったのが治ったということにしておきます。
だって早期退職者募集ポスター見てるのが笑えないもの。
娘と将来的には近くに住みたいという話が娘の妊娠をきっかけにそう遠くない話になったところで早期退職者募集。
考えますよね。
これをホブソンに相談するのも、ホブソンが「ジェイムズには話した?話すのよ」と言うのもチームファンには嬉しいシーン(こことは関係ないけど「声を荒げて悪かったです」、「何のこと?」ってイノセントとのやりとりも)。
その話す相手ハサウェイもまた聖職者に接して、神学校退学した身の上を話したために研修生の道を勧められたりしてちょっと揺れてます。
でも現場に行く前から早期~のポスター見てたよね。天職だから辞めないってウソだよね(笑)。
ルイスの正直な告白に、「警部が辞めたら自分も辞める」とこれまた正直。
他の人とは組めない、お互いにベストパートナー見つけちゃったわけですね。

そして、禁煙完全に失敗。
あれ、禁煙したんじゃないの?とか会話がないところが大好き(笑)。

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