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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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4月のまとめ

心がどうかしてみたり、ばたばたしちゃってなんだかなあ…という月だった。
今月もばたばたすること必至だし。
なので、どうかしそうになったらムーコを見よう。
毎日全力でこまつさんが大好きで、突っ走る彼女は気持ちいいからね。

4月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:838ページ
ナイス数:23ナイス

アイアン・ハウス (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)アイアン・ハウス (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
ずっとテンション高い。きょうだい愛に満ちた物語でありました。
読了日:04月26日 著者:ジョン ハート
いとしのムーコ(1) (イブニングKC)いとしのムーコ(1) (イブニングKC)
いつもパワフル、頭の中もフル回転のムーコにやられますよ。
読了日:04月24日 著者:みずしな 孝之
罪悪罪悪
淡々とした感じは前作と変わりませんが、捉えどころが見つからない感じ。ちなみに前作はすごく好きだったはず。コンディションが悪かったのかしら?
読了日:04月14日 著者:フェルディナント・フォン・シーラッハ
木曜日のフルット 2 (少年チャンピオン・コミックス)木曜日のフルット 2 (少年チャンピオン・コミックス)
鯨井先輩、頼子、フルット、漫画家、野良猫、みんなの生活感がすごく好き。担当さんの「~フィクションです」は、苦しい時もあるが豆知識としても大切な存在だ(笑)。
読了日:04月08日 著者:石黒 正数
萌え死に。萌え死に。
どれを見てもきゅ~っとなります。
読了日:04月06日 著者:

2012年4月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

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「世界屠畜紀行」と合せて読んだ方がいいと思う「飼い喰い」内澤旬子



食肉業界の奥深さ、抱える問題、著者の心持等、いろいろな意味で衝撃だった「世界屠畜紀行」。
その著者が自分で育てた豚を食べてみたいと、交配、迎える場所、飼育、肉にして食べる会を開くまでを綴ったもの。
「世界屠畜紀行」は、たいへんに興味深く、己の無知を痛感し、ものを食べるということに改まる想いだった。
しかし、かわいがることと食肉にすることが同列な感じに受け入れ難く思ったのも確か。
そしてこの本では、三匹の豚それぞれに名前を付けて飼い、その豚たちを実際に自分で食べるところを体験されているのであった。
受け入れ難いと思っていたことを見せてくれるのだから読まないわけにはいかない。

豚との日々は養豚業の苦労よりも、微笑ましくてたまらない。
リーダー戦争、拗ねる、脱走、甘えてみたり、このあたりのイラストがもっとたくさんあればいいのにと思った。
それだけにやはりつらい想いがした。
育てたわけでもない自分がそんな気持ちになるのはどうかしているとわかっている。
結局は屠畜の実態を知らないから持てる幸せな(おめでたい?)感情なのかもしれない。
愛情がなければおいしい肉にはならない、でもその愛情も一緒に暮らすのか食べるためなのかでは違うのではないか?と思う。
いろいろ手助けしてくださった方が呑んだ勢いでなのか
「どうして豚に名前付けるんだよ~」と言葉にされたり、係留所に導く時の電極棒を使うのを躊躇う「かわいそう」という気持ちを持ち込むとはそういうことのような気がする。
なのでやはり私的には結論は出なかったが、著者の豚たちへの愛情も、おいしかった、感謝していると言えるのも本物の潔さだと思う。
著者のお母様の態度の豹変を実に面白く感じたが、たいていの人はそうなのだろうな、
自分も著者に近い存在だったら同じような反応してただろうな…(苦笑)。
そんな私のちっぽけな感情よりも、過程すべてに関わる人の仕事ぶりを心に刻むべきですね。

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キラー・インサイド・ミー



ジム・トンプスン「おれの中の殺し屋」(小説原題「The Killer Inside Me」)の映画。
トンプスンの小説はふつうの人の、こんなにも?という壊れっぷりから目が離せないので好きな作家の一人。
映画見る前に再読しようと思ったけれど、まあ読んでることだし…(笑)。

みんなに慕われる保安官助手ルー・フォードが、娼婦を追い出す仕事を押し付けられたことから潜んでいた殺人衝動に囚われて、あれこれ画策するがどうにもならなくもつれて…というもの。
語られずチラ見えする過去、無意識に焚き付けられた復讐心、なんてことない日常、それらが積み重なって壊れたルーが出来上がるのですが、
殺人に手を染める以前も以降も、決断を迎えても、ルーの表情が変わらないのがいい。
というか、ルーは表情ないよね。
唯一あるのは、決行する時に見せるにやっとしたところか。
そんな彼をとことん愛する女たちは、彼によって狂わされたとでもいうのでしょうか。
彼女たちの愛は純真だから悲劇だよね。
確かに暴力シーンは酷い。
でもそこがルーの病的なところをこれでもかと見せつけているのだと思うと否定できない。
そういうわけで、トンプスン好きとしてはそのとおり、という感じでした。
すっごい久しぶりに「ホミサイド」のボランダーも見られたし!

それにしても、ジェシカ・アルバちゃん、すごい。
あんなに痛めつけられる汚れ役なのに、かわいすぎる!
娼婦役なんて似合わないと思ったけれど、かわいさ、無垢さがポイントになるのだから適役ですよ。


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REX7 #1「新しい仲間」&#2「盗品に隠された謎」

新しい仲間
カップル殺人事件。
禁欲的生活を強要されてきた息子が壊れちゃった、というお話。

片方だけのハイヒールとか、変態チックな臭いをふりまいておいてそれっきり。
「前の部署でそんなことあったわ!」とつなげるために見せた感も。
それにしても「(前の部署の事件)被害者の恋人が逮捕されたけれどフリッツがあやしい」って警察の言葉としてどうよっ!
「また偏頭痛が」、「じゃあ光治療して来い」って、この間に人殺してましたってわかりやすい。
偏頭痛の光治療ってどんなものなのでしょう?


盗品に隠された謎
銀行頭取宅に入った強盗が、家主と出くわしてしまい燭台で撲殺。
頭取姉は盗まれた燭台が売りに出されていないか手当たり次第夫に探させるのだった。

盗品売買潜入捜査エピソードと見せかけて、肝は燭台に隠されたデータ。
なんと、殺された頭取は男を買っては首絞めプレイを楽しんむ人で、うっかり二人殺してしまったらしい。
強盗した人は、殺されそうになって逃げたため代金を取り損ねたので代価をいただきにあがったということのようで、プロの強盗ではないようです。
頭取の姉さんは、プレイの写真が入ったデータを燭台の台座に隠していたのでそれを取り戻したかったのです。
捕まったとたんに「罪を償います」と素直に言うくらいなら早く廃棄しておけばよかったのに。



とうわけで始まったS7。
レックスはクンツと映画見てましたね。
ポテトチップスを食べるクンツに「うるさいっ!」と怒って夢中になってる様子がうかがえてかわいいです。
その後、ストーリーに没頭しすぎたのか鼻息荒くて他のお客さんに「静かに!」と怒られても、スクリーンの前に飛び出していって吠えまくり。
そんなに興奮するような映画だったのか?と思ったら、ナント映画館のガス漏れを感知し、みんなに危険を知らせてあげていたのでした。
クンツ、レックスの様子に気づけよ、お菓子の袋で顔隠してる場合じゃないぞ。

と、そんな頃新メンバーのマークとニキはインラインスケートでお互いの素性を知らぬまま(翌日仕事場で会ってびっくりって!)にデートから大人の関係へ…脱ぐの早いよ、二人とも。
#2でも、マークはレックスにパンツを引っ張られてお尻を出し、ニキは潜入捜査で娼婦っぽい衣装に着替え、とアレックスの契約は何だったのか?(想像だけど・笑)と思うくらい露出が多い。
せっかく見せていただいて何ですが、ありがたみがないっ!(笑)
主役コンビをそういう関係にしておくと裸に必然性があるとでも考えたのでしょうか。
でもニキは最後のキスとか言っていたのでそれはないかな。

幻のさよならエピソードのせいでこの間に何があったのかは想像するしかないですよ。
レックスが特に寂しそうにしていないのでアレックス殉職ということはなさそう。
マークとレックスの対面も、同じ部署にいて有名犬刑事だったことを差し引いてもあっさりしすぎ。
なので、マークとアレックスの間には何かしらの引継ぎがあったように思いますよ。
それならそれでいいのですが、レックスの家(モーザーやアレックスの、ではない・笑)はどうしちゃったのさ?
マークの家に住むの?
その説明がないから、レックスが住所不定みたいで見ているこっちが落ち着かないですよ。
それにさあ、仕事しているレックスに赤いボールでちょっかい出すマーク、いやだなあ(笑)。
モーザーは犬好き、アレックスは犬になりたい犬好き、そしてマークは犬そのものですか?(レストランの門扉をレックスとくぐる姿、見分けがつかなかったよ)

そしてウィーン警察に新しい波もやってきました。
通貨単位がシリングからユーロ、部屋の配置換え、PC画面が薄型!
指紋照合もデータもDNA解析もピピッと出てきてしまいます。
これではお得意のローラー作戦の出番がありませんっ!
ローラー作戦に文句を言いつつやり遂げる彼らが見どころのひとつだったのに(ホント?)。
さらに#1で不法侵入して見てきたものを語るマークに「それを証拠として!」と言うクンツに、
マークは「令状ない不法侵入だから使えない」と!
「これだから元法学部は~」みたいなことをクンツは返してました。
ウィーンから違法捜査が排除されてしまう!そんなのウィーンじゃない!(笑)

偶然とはいえ、マークとニキがそういう関係だったために会話の端々でクンツに仲間外れ感が…
見ている私たちもちょっと仲間外れっぽい?
レックスの見せ場もあるはずなのに、私たちが好きだった犬刑事ぶりよりもワンコ部分が強く目立つような気がして…
そんな印象の新REXでした。

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ルイス警部 #17「遠い日の悲しい出来事」 Old, Unhappy, Far Off Things

オックスフォード最後の女子学校マチルダ・カレッジの同窓会兼ダイアナ・エラピー教授の壮行会で、大学職員ポピーが殺された。
彼女は在学当時から成績も評判もよくなく、敵は多かったらしい。
担当するルイスは10年前にこの場で起きた少女の傷害事件の担当でもあったが、直後に妻が死亡したために退き事件としては消化不良だった。
「今の事件を見てください」とのハサウェイにアドバイスされるものの、二人目、三人目と被害者が続いてしまう。


このエピソードから本国でのS5。
前エピソードから1年近くが経つわけですが…ハサウェイは髪型を戻す気ないらしい。
でも失敗タンタンの部分は止めたみたい。
そして禁煙に挑戦中(しかし失敗)。
それよりも何よりも、とても気になったのがルイスの声。
へんでしたよね。喉の調子でも悪かったのでしょうか。寒そうだったので風邪かしら?

女子校だと守衛さんも女性なのですね。
彼女の雰囲気があやしかったので「また守衛さんが…?」と心配になりました。
ただ卒業生に対しても、在校生に対しても容赦なく厳しかったということかしら。

事件はたいてい身勝手な考えのために起きるわけで、今回もそう。
10年前、教授は「自分の主張を踏み越えてまでの純愛を踏み躙られた!」と怒ったわけですね。
教え子たちみんなと合間を見て関係持つような男を選んでおいて純愛もないですが。
細かい経緯がいまひとつ理解できなかったなあ…。
ポピーは悪人というよりも、卒業アルバムを見ると病んでいた印象が強いし、
ルイスの元同僚は、5年前の娼婦の情報から10年前のマチルダ・カレッジ事件を単独捜査していたわけですよね。
何故警察を辞めてまで(元同僚を検視するホブソンとの会話、「失礼な態度だった」、「わかってるって(そんな感じ・笑)」、「いや、君にはだめだ」ってところは好きだねえ・笑)?
一番わからないのは二人目の被害者は何故殺されたのか?ということ。
彼女、在学生ですよね?
今集まっている人の中に犯人がいると思わせるためのとばっちり?
「犯人は身勝手」と思えば何でも説明ついちゃうけど、自分の理解能力の低さ知ってますから(笑)。

というわけで、今日のみなさま。
マチルダ・カレッジでの事件を知らせに行った時、ルイスはスーパーで買い物中。
ここ、初回で買い物してた冷凍食品コーナー曲がるとワイシャツがかかっていたアソコ?
買い物カゴ取り上げてちょっとした笑みを与えておいてから、マチルダ・カレッジを前にして表情暗いルイスですよ。
10年前の少女傷害事件の2日後に奥さんが亡くなって事件を外れ、それ故に気がかりでなおかつ寂しい記憶が手繰られてしまうという。
それを「気をつけていて」とハサウェイに言うホブソンがいいですよね、お腹ぺこぺこなのに。
「今の事件を見てください」とハサウェイに言われるも、どうも抜け出せず。
ならすっきりさせてあげようと(自分も疑問感じ始めてただろうけれど)10年前の事件を順序立ててくれたハサウェイを「かわいいやつ!」って見ているルイスもよかったです。
ただ、この時、テーブルにはタバコの吸い殻が。
「禁煙するからいらない!」って灰皿捨てたのかしら(そういう人、知ってる・笑)。
こうやってちょっと不良なハサウェイが私は好きだ!
タバコ=不良のアイコンってわけじゃないし、タバコは大の苦手ですよ。

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