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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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布ブックカバー

文庫本を読む時はブックカバーをする派。
お菓子の包装紙再利用はもちろん、合皮、ビニール素材のものを買ったりもした。
しかしそのどれもいまひとつ気に入らない。
包装紙は本の形にフィットしなくて浮いてしまいガソゴソするし、
合皮ものは厚すぎて本を読んでいるという気がしない。
プレゼントや付録でよくあるビニールものはぺっとりするのが好ましくない。
これまでで一番好きだったのは、昔新潮文庫の布カバー。
たぶん夏恒例の100冊何とかでもらったのだと思う。
白いけれど布だから汚れたら洗えたし、ほつれるまで使い倒した。
その後、上記に示したようになかなか気に入ったものに会えなかった。
というか、探しもしていなかった。
が、最近「本の雑誌」で見つけた広告に惹かれてHPを拝見。
DON HIRANO http://don-hirano.com/
派手派手でもなくシンプルな布カバーじゃないですか。
欲しい!使いたい!そう思ってもまず触ってみたかったので躊躇っていた。
そしたら、あまり行かない書店にぶらりと入ったらあるじゃないですか。
二枚重ねなのに分厚くないし、かわいい栞付き。
これならよさそうと購入して早速使用しておりますよ(ちなみに購入したのは、七色つむぎ)。
ああ、この感じですよ。
浮かないし、分厚くならずに読みやすい。
そしてかわいい。
たいへんに満足であります。
DON HIRANO さん、ありがとう。
きっと私はリピーターになります(笑)。

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3月のまとめ

読まなかったなあ…。
しかし津原泰水さんの「11」は濃かった。
どれも違った色が濃く流れていて酔ったような気分でした。
「五色の舟」は「件(くだん)」と聞いて百閒先生を思い出すという余計な寄り道もしましたがかなり来ました。
それよりもさらにぐっときたのは「土の枕」。
参りました。
どれもこれも脳にダイレクトに浮かぶ感じで、自分の脳は、心はどこにあるのか、見失ってしまうよう。

11 eleven
津原 泰水

430902047X
河出書房新社 2011-06-16
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3月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1134ページ
ナイス数:29ナイス

西原理恵子の人生画力対決 4 (コミックス単行本)西原理恵子の人生画力対決 4 (コミックス単行本)
映画「テルマエロマエ」はそんなラッキーなことになってたのか!リラックマの解釈とアナグラムに納得(笑)。今後は断られた人をどうやって騙して連れてくるかの手腕を楽しみにしたい。
読了日:03月20日 著者:西原 理恵子
11 eleven11 eleven
どれも不思議な雰囲気にのまれました。なかでも「五色の舟」、「土の枕」は何かきました。理解というよりも頭の中にダイレクトにやってくるといった感じもしました。「くだん(件)」と聞くと、どうしても百閒先生を連想してしまいます。
読了日:03月15日 著者:津原 泰水
謎解きはディナーのあとで 2謎解きはディナーのあとで 2
え、影山、現場に行きたがっちゃうの?それに、毒舌じゃなくて口が悪いんだよね。
読了日:03月07日 著者:東川 篤哉
破壊者 (創元推理文庫)破壊者 (創元推理文庫)
サイコパス野郎のあの顔この顔はともかく(独白も興醒め)、関係者聴取で同じ人について話しているのに違った印象なのはリアル。ちょっと「悪女について」を読み返したくなったり。
読了日:03月04日 著者:ミネット・ウォルターズ

2012年3月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

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ウォーキング・デッド2、残すところあと1話

毎回うなりながら見ているウォーキング・デッドS2。
再開したばかりだと思っていたのにもう次回でお終いですよ。
シェーンの危うさはみんなが知るところなので、こうなる運命であったのだと衝撃よりも納得の方が大きかったでしょうか。

S2の感想は次回を見てからとして、ドラマ本編終了後のことを少し。
ドラマ部分終了後、製作者たちが「ここはこんな風で~」とネタバレにならないように解説くわえてくれますよね。
あそこも結構好きなのですが、今回はその後にローリ役の人が来日した時の浅草探訪&インタビューもありました。
ローリのような厄介さをまとわないさわやかな受け答えで、「女優」を感じました(笑)。
「実際にあのような状況にあったら生きられないのは誰?」という質問に
「ダリル役のノーマンよ」と即答して笑っているのには驚きました。
なんでもノーマンさんは都会っ子で、スポンサーからもらったナイフの刃を出すこともできないサバイバル能力ゼロだとか。
この回のドラマ本編ではダリルの屋外での観察能力に感心させられていたので、まったく逆の証言登場という、実にナイスなインタビューのタイミングですよ。
本編では「二人並んで歩いていた」、「ここで倒れている」と足跡を追跡し、
木の幹についた血痕、落とされたままの目隠しに、そこで何があったのかを察し
変わり果てた姿でやってきたアイツを倒した後は検視まで行い、
誰が何を企んでどうしたのかすっかり悟った様子。
「あんた、CSIだよ!」と小躍りしそうでした。
それなのに本当は折りたたみナイフをどう使ったらいいのかわからない人だなんて。
そう話すローリに、ダリルがナイフを使うシーンをかぶせる意地悪さがまた効果的でした(笑)。

さて、繰り返しますが次回で一区切り。
もうこれ以上減るのは勘弁ですね。
この事態の展開みたいなものも見たい気がします。
大きなお世話ですが、次シーズン早く撮影しないとカールが間に合わなくなっちゃいますよね。
私が一番意地悪か…。

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REX6 #8「死の芸術」&#9「愚かな計画」

死の芸術
女性の身体を白布でまとい、「死」をイメージした写真を撮る写真家のリーダー。
そのテーマで個展を開くが、本当に殺した女性を撮影しているのだった。

モデルにスカウトされたイリスが脱がなくてもいいと言われているのに「むしろ脱ぎたい」と積極的に服を脱ぐ姿に、「ああ、このドラマの女優さんもそういうことだったのかも」と変に納得してしまいました。
しかし、イリスはキレイに痩せたことが嬉しくてみんなに自分を見てもらいたかったのだとか。
犯人のしたいことはわかったけど、謎多過ぎ。
イリス殺してから1週間後に個展開いてるよね?
「被写体二人で、一人はイリス」ということは、もう一人はプールでスカウトした女教師?
この二人がいなかったら個展はどうするつもりだったんだ?
イリスがスタジオで見ていたのは「仮死」の写真で、それを展示するつもりだったけれど、思いがけずに本物が手に入ったので、ということでしょうか。

リーダーの予定なんかどうでもよくなるくらいに、レックスパートも都合よすぎ(笑)。
リーダーの隠した鍵に犯罪の臭いを嗅ぎ取ったアレックスは、レックスに泥棒を命じます。
なんと、引き出しを開けて鍵を取ってくるよう練習までさせましたよ。
本番でレックスは難なくこなしますが、この時の引き出し見ました?
レックスが取りやすいようにふかふかタオルの上に鍵がありましたよ!
リーダーはそれほどまでに鍵を大切にしていたのでしょうか(笑)。
当然、鍵を戻す時もタオルがクッションとなり音はしません。
しかし、咥えて歩いている時ちゃらちゃら言ってたような気がする。
せめて、あの部屋に音楽が流れていればかなりいい線いってたのに…(ウソ)。
とにかく、このシーン、びっくりしすぎてかわいいくらいでした。

アレックスがマキ割りしてるのを積み上げようとして逆に崩してしまったり、鳴っていた固定電話を携帯電話と同じ感覚で外に持っていったりと、レックスにしては不調なようでした。
車降りるなりサッカー遊びの子どもたちに紛れ込んで夢中だったり、最近のレックスは刑事としてよりもワンコ部分の活躍が多い気がします。
でも、鍵の扱いが上手だったので相殺です。
それに、固定電話の件は携帯電話にかけないベックのミスだよね(笑)。

そうそう、なかったことにされたかと思った死を嗅ぎ取ったポーズ、やってましたね。
忘れてなかったんだ(笑)。



愚かな計画
営業時間終了後の銀行に強盗が侵入し、行員一人を射殺し頭取を人質にして逃走。
しかし捜査してみると、この銀行は多額の負債を抱え、たまたま貸付られた大金を盗られていること、頭取夫人には離婚契約書があって死別でもないかぎり金銭的に不利であることがわかる。

愚かな計画って、今回に限った事じゃないよね(笑)。
いつもに輪をかけてということでしょうか。
確かに、防犯カメラに写るからの演技だったのに忘れもの取りに来た行員に対して頭取は「殺れ」って頭振っちゃってるし、横領で前の職場を解雇されているような男を共犯に選んじゃうし、頭取の愛人の秘書も強盗練習で興奮したのか犯人役の男と関係して妊娠、でも頭取は不妊症で「俺の子じゃない」と内輪揉め。
妊娠判るくらいの時間があったのにこんな計画…というところがタイトルの所以なのかしら?
頭取夫人とゴルフコーチの不倫なんてかわいく見えましたよ。

逃走する頭取が、観光バスをのっとりそのバスの屋根にレックスが乗って追跡!
なんて危険なことさせるのでしょう。
乗ってどうする?目印?と思ったら、ルーフから中に入れたのですね。
「頭取、終点ですよ」とアレックスがうまいことオチをつけて、めでたしめでたしですよ(笑)。

捜査会議を兼ねての食事中、レックスだけはピザ職人さんに遊んでもらっている!と思ったら、なんとお持ち帰りピザ特別メニューをご注文中でした。
刑事部屋に戻って完食、きちんと蓋をしてゴミ箱に捨てるエライ子ですねえ。
でもアレックスはレックスの健康管理にもう少し注意を払って!

捜査でわかった「頭取のお父さんは電気技師、だから頭取も」って話もどっきりしたなあ。
このどっきりがあるからやめられません(笑)。

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ルイス警部 #13「侯爵家の人々」 The Dead of Winter

ハサウェイは、モートメイン侯爵邸でバスツアー用の模擬戦争中の実弾事故、
ルイスはツアーバスで見つかったブラック教授の遺体の捜査にあたる。
ブラック教授の足取りを追うと、どうやらモートメイン邸の教会で殴られ、
ツアーバスに乗せられたらしいことがわかる。
翌日には邸宅管理人グレアムが遺体で見つかり、
妻リンダの家出の原因であるブラック教授を殺した後に自殺したとの線が浮かぶがルイスは納得いかない。

始まりました、新作が。
順番にうるさい質のくせに、録画できているかの確認の意味も兼ねて順番ぬかし視聴。
いや、確認は朝起きてすぐしましたけども…録画できていなかったとしてもリピートないから意味ないんですけども…。
不満ですよ、ハサウェイの髪型。
あの頭にはりついたようなギリギリの短髪が好きなのに。
骸骨っぽいといわれるからやめたのでしょうか。

裁判の証人になるハサウェイに付き添うルイスという早速コンビファンへのサービスシーンです。
そんなに仲良し?と思ったら、これは特別な事件で、変わり果てた少女の遺体の第一発見者であるハサウェイをルイスだけでなくみんなが気遣っているということがわかりました。
この事件でハサウェイは荒んでいるうえに、モートメイン邸敷地内で12歳まで両親と共に暮らしていたことが事件に影響してしまいました。
またハサウェイの謎がひとつ明らかになったわけですが、これを聞いた時のルイスの顔ったら…。

事件としては、グレアムの妻リンダの家出まで話は戻り。
実は家出ではなく、オーガスタス・モートメインの少女趣味を告発しようとしたため、
モートメイン家を守ることを使命とする執事に殺され銅像の下に埋められていたのでした。
描きかえられた絵画に何かしらの秘密を感じて調査し始めたブラック教授が邪魔な執事が、リンダ家出の噂を絡めてグレアムごと始末したのです。
当然のようにオーガスタスの娘スカーレットを「家を守るため」と脅して、教授とリンダに関係があったように細工をさせる執事は狂気でした。

この執事と、婚約パーティーを控えているスカーレット、ハサウェイはいわゆる幼馴染。
で、おそらくスカーレットはハサウェイの初恋の人。
これが捜査に多少の影響を及ぼすのですから、執事には嬉しい誤算だったでしょう。
しかし、ハサウェイはよろめいたものの、捜査は捜査と区別できる人でした。
スカーレットに「あなただって同じことをしたはず(捜査の進み具合を探るという意味)」と言われ「自分は違う」と断言して、煙草を吸う不良姿をご披露。
「人の不幸ばかり見ているのはイヤ」なんて聞いていたから
「書類を提出します」に「辞職?」と返すルイスの不安な感じもよかったですね。
情報漏洩の可能性の責任をとりたいハサウェイを思い止まらせるのが「私たちは結構いいコンビ♪」というのがかわいいです。
ホブソンの「言わなきゃわからないわよ」を素直にきいているところも。
「新しい相棒とやり直すのも面倒くさい」は「ハサウェイがいい」の照れ隠しだって見抜かれてるよっ!(確か顔かきながら言っていたような…?)

家を守るためアラブの石油王との望まない結婚、
妻死亡で後継ぎを産んでもらうために若い娘(17歳!)との結婚、
産んでもらえればあとは恋愛自由(リンリー警部は後妻の恋人なだけでした。実弾が当たったのも偶然)、使用人にまで気配りを怠らない当主の裏の顔、
守らなければならないと同時に煩わしくもある爵位というものを考えさせれれるエピソードでした。
考えてもわからないけれど。

英国ドラマを見ているとこのように時々重要なポイントとして爵位が出てきますよね。
不動産はあるけれど現金がない、土地建物を売ってしまえ!とトラブルになるとか。
使用人との関係も様々なようで、こんな本を読んでみたことがあります。
また読み返してみようかしら。


図説 英国貴族の暮らし (ふくろうの本/世界の文化)
田中 亮三
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で、「あの年代の〇%は遺書を残さない」って、
本当にシリアルの箱の裏にそんなこと書いてあるんですかっ?(笑)

 

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