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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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コールドケース7 #16「レスラー」 One Fall & #17「炎」 Flashover

#16「レスラー」
1986年の港湾労働者ミック・マローン殺人の凶器である銃が見つかった。
当時ミックは借金の取り立てなど危険な仕事もしていたが、インディプロレス団体で活躍するレスラーでもあった。
銃を登録していた同じ団体にいたレスラーに話を聞くことから再捜査が始まる。

私、一時期WWF(今はWWEだけど)見てたなあ。
プロレスを字幕で見るって今考えるとなんかへん(笑)。
「ベビーフェイス」って言葉をスコッティが知らないなんて、どこのお坊ちゃまだよ!と言ってやりたくなった。

息子ともっと仲良くなりたいという気持ちで始まったプロレスが
結局は自分たちの関係によいものをもたらさないとミックは思い知る。
強いパパを見たい、見せたい、それだけなのにプロレスには盛り上げるための筋書きが必要。
そこがマローン親子と興行主が相容れなかったところ。
団体を大きくするためのテレビ放映チャンスとはいえ
興行主にしては直情的過ぎる気がしないでもないがそういうドラマだ(笑)。

スコッティの追っていた強盗事件は
面会した被害者が「犯人を見かけた」とスコッティに会いに来たことで急展開。
「会いにいったらドアが開いていた、不審な物音がしたから中に入った、そして免許証コレクションを発見した」誰が聞いてもその通りだとは思わないよね。
スーツ姿でない訪問に戦闘意欲を感じてしまったよ(笑)。
いい弁護士がついたら罪に問われないですぐ出てきてしまいそう。
お母さんが被害者の中から消してもらえればそれでいいのか?
君を信頼して目撃情報を告げに来た女性が安心して眠れると思うのか?
と、ちょっとこの結末は腹立たしい。

で、ヴェラがまたいないよ。
予告を見る限り、「不在の役」だな(笑)。

と、ここまで書いて投稿するのを忘れていたので続けて。



#17「炎」
リリーの元へヴェラから「人を殺してしっまったかも」と謎の電話が入る。
酔ったうえの事故だと思って駆けつけるがヴェラの姿はなく、車内には酒瓶が。
飲酒運転による事故を隠すため、チームはボスに内緒でヴェラの行方を探す。
すると、過去に担当した事件をひとりで辿り直していることがわかる。

ヴェラが気にかけていた事件とは…。
2006年に自宅に放火し、幼い息子二人を焼死させたとして逮捕、有罪となったジョー・ドンが最近刑務所内で殺されていた。
殺される数ヶ月前にジョーの弟が兄の無罪の証拠となるかもしれない出来事を届けに来たがジョーの有罪を信じるヴェラは取り合わなかった。
しかし、事件を調べ始めるとほころびが次々に見つかり、ジョーが犯人とは思えなくなってきた…。

当時は専門家の意見を信じて状況と照らし合わせただけ、ヴェラの落ち度ではなかったかも。
でも無実の人が刑務所へ送られ、そこで「子ども殺し」として命を落としたのも事実。
家族がヴェラを恨みに思う気持ちもわかる。
放っておけば隠し通せたことかもしれないが、
間違いを明らかにするヴェラという男の決意を見せられた、そんなエピソードでした。
元奥さんに会いに行ったり、ジェフリーズの留守電へのメッセージはタイミングがおかしい気もしたけれど、ジョーの家族へ会いに行くタイミングを計っていたのと同じ理由かな?

ヴェラのために一丸となるチームがよかったですね。
この隠密捜査がすぐにばれるとわかっているからこそ言えることですが。
ヴェラのためだけでなく、ボスのためでもあるところが重要なのですよ。
一番の味方であり、決して悪いようにはしないボスだとわかってます。
だからボスは上からの風当りが強くて、みんなが心配してるのはそういうこと。
しかしそれも今日まで。
宿敵の副本部長がボスの正しさをようやく理解でき、感謝の言葉を告白できましたからね。
「部下にも同じように」という言葉は不必要に思えましたが、ボスの温情面(4回見過ごしたとか)も含んでいると考えると副本部長がいい人になりすぎ?(笑)

これでようやく放送と同一週視聴に追いつけた~、かな?

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コールドケース7 #14「メタモルフォーゼ」 Metamorphosis & #15「花婿」 Two Weddings

#14「メタモルフォーゼ」
1971年。サーカスの空中芸でスターだったミア・ロマノフが演技中に墜落死。
事故とされていたが、当時観客だった女性が、サーカスの転落事故を集めた写真展でミアの墜落する瞬間の写真を発見し、墜落途中に既に死亡していた可能性を指摘したため再捜査となる。

犯人探しに焦点を絞って見ていないとはいえ、今回はまったく予想外。
レスターも自分を守るため、家族を守るための手段だったとはいえ…。本当の自分を隠しに隠している故の爆発だったのでしょうか。
ただですね、レスターが犯人では?と至った理由がですね、ビッギー(ツインピークスの人ですよね?)の薬代、その払い主の実名、と私たちにも取調室まで知らされないのですよね。
ちょっと反則っぽい(笑)。
しかしビッギーが繰り返し「経営筋が…」と言いつつも口を割らなかったところで推測すべきとも言えますね。

前回ラストで車中で射殺されていたキッチナー。
当然と言えば当然にリリーにも事情聴取が待ってました。
ボスに事件の当夜の行動を聞かれると正直に「ひとりだった」と答え、
その直後にスコッティから「書類を届けに行った、と言っておいたよ」と聞かされれば事情聴取でそれを使い、ボス困惑(笑)。
しかし真犯人はリリーがキッチナーに襲われる原因となった事件の被害者のお父さんでした。
理由はもちろん娘の復讐。
リリーの疑いは晴れたものの、相棒の無実を信じているからとはいえ、
そういうかばいだてをボスは大嫌いなはず。
今後に影響しないといいですね。
スコッティがお母さん事件で荒れそうなことを自ら予告してるし。



#15「花婿」
鑑識のルイが結婚することになった。
バチェラーパーティーにもよばれたスコッティが、花嫁の前回の結婚騒動についての噂を仕入れてくる。
2008年。式の前夜に結婚できないと言い出した花婿ダンがホテルのバルコニーから転落死。
花嫁アナの家族は金持ちだったので、第一容疑者でありながらも彼女は事情聴取もされていなかった。
犯人かもしれない女性とルイを結婚させるなんて…とチームは式場、披露宴会場で独自に再捜査を始めるのだった。

結婚式・披露宴のその場での捜査という変わり種で面白かったですね。
もちろんボスの遠隔操作(捜査?・笑)も含めて。
しかし、いつもデスクワークもきっちりこなしていると思っていたボスがレターケースの招待状を確認もしていなかったなんて。
ベル検事だってちゃん返信してたのに(笑)。
きっとあのファイルケースは私信専用だったんだな。
さすがボスは仕事優先な人だ!ということにしておきましょうか。

転落死したダンの人、「ダメージ」でも結婚前に殺される人だったので「そんなに同じ役やらなくても…」と思ったら微妙に違ってましたね。
出直すつもりで選んだアナとの結婚に嘘はなかったが、
8年間意識のなかったメラニーに自分の名前を呼ばれたとあっては、
気持ちを引き戻されても無理はない。
それが最期の言葉であったのなら自分の選ぶ道もひとつしかないと思ってしまったのでしょうね。
コールドケースには珍しい、自殺という結果でした。
アナは怒りながらもダンの気持ちを理解してあげていたのでしょうか。
それもルイがいてくれたからこそなのかもしれませんが。

結婚式が舞台ということでみなさんの正装姿というサービスエピソード。
ミラーがいないのは残念ですけども。
ここ最近、必ずと言っていいほど誰かしらが休んでおりますが、大人の事情だったのでしょうか。

で、最後のブーケトス。
受け取ったというか拾ったのはリリーでしたが、
私はヴェラがダイレクトキャッチするような気がしてました。
はずれてよかったです(笑)。

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10月のまとめ

パディントンを読み終えて、いつものペースに戻った感じ(笑)。
そのパディントン、11月3日よりカートゥーンネットワークで朝11時より放送中。
本の通りではなく、ちょっと違った展開になってました。
例えば、フランスへは家族旅行ではなく、グルーバーさんのお供とか。
相撲部屋見学エピソードなんて本にはなかったし。
でも、朝ごはんをトランクにしまって出掛けて、はみ出したベーコンに犬がついてくるという、見たかったシーンはしっかりあるので大丈夫です。
録画しておいて、心がさみしくなった時に見ようと思います。
というのも、パディントンの声が藤原啓治さんですから。
子どものくまときたら、子ども子どもした声をあてられそうな気もしますが、パディントンの妙にきちっとしたところがぴったりで感激です。
藤原さんといえば、「LOST」のソーヤー、「フレイジャー」のナイルズさん、と私好みの声でいらっしゃるのでまさに運命かも(笑)。

10月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1151ページ
ナイス数:11ナイス

シャーロック・ホームズの冒険 (創元推理文庫)シャーロック・ホームズの冒険 (創元推理文庫)
BBCドラマ「シャーロック」に触発されてきちんと読んでみることに。…だめだ、カンバーバッチさんとマーティンが古装している映像が浮かんでしまう(笑)。
読了日:10月26日 著者:アーサー・コナン・ドイル
奥さまは社長―爆笑問題・太田光と私 (文春文庫)奥さまは社長―爆笑問題・太田光と私 (文春文庫)
田中のパートをもっと読みたい(笑)。
読了日:10月18日 著者:太田 光代
きのこいぬ(リュウコミックス)きのこいぬ(リュウコミックス)
どうして「きのこいぬ」なのか、すべてがつながるお手紙にやられました。
読了日:10月15日 著者:蒼星 きまま
パディントンの大切な家族―パディントンの本〈10〉 (福音館文庫)パディントンの大切な家族―パディントンの本〈10〉 (福音館文庫)
終わっちゃったよ~。もっと読みたいよ~。
読了日:10月03日 著者:マイケル・ボンド
パディントンのラストダンス―パディントンの本〈9〉 (福音館文庫)パディントンのラストダンス―パディントンの本〈9〉 (福音館文庫)
読了日:10月01日 著者:マイケル ボンド

2011年10月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

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イベント #14「返信」 A Message Back & #15「対決」 Face Off

#14「返信」
大統領生意気(笑)。
せっかくスターリングさんが一息入れさせるために「お話でも…」とやってきて差し上げたのに「進展があるまで来るな」とは何事ですか。
この人、決断力と独断をはき違えてるよね。
まだ口元の痣も痛々しいスターリングさんによくもあんなことが言えますよね(笑)。

トーマスが故郷へ送ったメッセージの返信がきました。
内容は「もう1年以内に住めなくなる」という移民を急がせる絶望的なもの。
帰還派だったソフィアもこれではどうすることもできないので、発端は違うながらも仲間のためにトーマスに同調するしかないようですね。
今は故郷の仲間を救うことで一致するでしょうが、
侵略派と共存派でまた揉めるであろうこと必至。

ショーンはビッキーという逞しい仲間を得て、
黒幕富豪デンプシーの悪事を暴くのに協力するよう副大統領を脅迫。
デンプシーはデンプシーで、お付きの女性に次の子どもをご注進。
誘拐しているのはやはり特別な子のようですね。
で、エキスって!不老のクスリとして欲しいだけなの?
なんか小さい気がする(笑)。


#15「対決」
イノストランカで会ったトーマスが、リー係官の血液を検査した病院で検査技師のふりをしていた人であることをスターリングさんが思い出しました。
さすが、スターリングさんだ。
もうお口のまわりの痣がほとんどわからないことなんて気にしないぞ!
大統領とリー係官が、スターリングさんを挟んで会話しているのを、
くるっくるっと頭回して聞いてる姿が今回のツボでしたでしょうか。

というわけで、リー係官とソフィアのやりとりの傍受に成功して、
「私たちを無事に出さないと何するかわからないわよ!」がはったりであったことを知り、
大統領は彼らのバスへ襲撃を許可しましたよ。
はったりであるならスターリングさんが言うように拘束するのが筋じゃないんですかね?
悪夢が影響してたり、ウソばかりつかれてキーッとしている感じなのですかね。
そんな人が自国のトップなんて、嫌だな。

で、ここでドラマがありました。
トーマスはやっぱりお母さんに頭が上がらないようでした。
というか、リーダーであるために頑張ってきたのは確かでも、
どこかで理想とは違っていたことをわかっていたようですね。
今、仲間に必要なリーダーは母であるソフィアと認めたうえで、
「真のリーダーには犠牲も」などとかっこいいセリフをソフィアに遺しました。
あの女がトーマスを焚き付けていたにすぎないわけだな(笑)。

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コールドケース7 #13「グラフィティ」 Bombers

1982年。街の壁にスプレーペンキで絵を描いていたカルロスが、口にペンキをスプレーされた姿で遺体で見つかる。
当時、母親はいつもペンキを持ってどこかへ行ったきりなのでシンナー中毒だと思って家を追い出していたが、最近になってカルロスの持ち物を整理していたらアルバムで彼の「作品」を見つけた。
母親は、中毒のうえの野垂れ死にではなかったと自らの誤解を解くためにも再捜査を依頼する。


友の死で、伝えたかったことをようやく見つけ、それとは反するキング(自称)の行為に宣戦を布告したためにカルロスは殺されてしまったのでした。
小っさいキングでした。
今もなお、カルロスのラストの署名ターボ102を使ってこっそりやってるところからも小ささがうかがえますね。
このキングの人、どこかで見たことあると思ったら、「リーパー」のベンじゃないですか。
お肌、どうしてしまったのでしょう…(苦笑)。
ともあれ、カルロスの死の真相はお母さんにも支えとなることでしょう。
ラストの笑顔なら追い出した自分を責めることなく、息子の正義感に胸を張れるのかなとさえ思えます。

で、チームメンバーもいろいろありすぎ。
ミラーは、元旦那が再婚して近くに引っ越してくるので定期的に娘と会いたいと要求されたようです。
正当な要求だけれど、かつてギャングだった彼と今の幸せそうな彼がミラーにはつなげることができずにいますね。
同じく離婚経験者でたまに子どもと会えるだけのベル検事は「親には子どもと会う権利がある」と元夫の話を聞こうともしないミラーにちょっと苛立ってました。
その後、目を合わせても寄って行かなかったことがちょっと心配です。
しかし、ベル検事のだらしなさ(リリーへの訴状を出す時)を見られて何かうれしい(笑)。

スコッティのお母さんが遭った強盗事件は、想像どおり強盗だけではありませんでしたね。
刑事としてひとつも疑ってみなかったのか、スコッティ?
自分の母親が被害者ならできるだけ悪いことは考えたくないから仕方ないか。
「豆ごはん」後のデザートのテーブルで、お父さんの手をお母さんは拒否してましたね。
拒否されたお父さん、自然に握り返せないお母さん、見てしまったスコッティ、みんなにツライです。
ところで、スコッティのお兄さんはこんな時何してるのさっ!

ヴェラはまた休みでした。
非番なのでしょうが、きっとあのファイルに関連して何かしてるね、って、中途半端な推理癖に泣いたばかりなのに懲りてないね、私(笑)。

そして大問題なのは、キッチナーが車内で射殺されていたらしいこと。
訴えられたリリーに疑いがかかるのは当然のことでしょう。
で、誰がやったのさ?

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