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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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ヤギと男と男と壁と

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読みたいと思っていてそのままになっている、ジョン・ロンスン「実録・アメリカ超能力部隊」が元と聞いたので見た。
ベトナム戦争で受けた啓示を見つけるために旅して回ったビルがたどりついたのは超能力だった!
そして超能力部隊「新地球軍」のリーダーとなり、部下を超能力兵士として育てることに励むのだった。
…旅して回った先がことごとくヒッピー文化、だから持ち込んじゃったんじゃないのかな?と(笑)。
ビルの愛弟子ともいえるリン役がジョージ・クルーニー。
私、シリアス路線の彼はあまり見たくないので、あのヒゲ、長髪、キラキラ眼力、ネットで買ったおたまみたいな武器、ユアン・マクレガーを前にしてジェダイを名乗る等々、楽しかったです。
ユアン・マクレガーのボブも、「あんたウソつきだ!」みたいにリンを非難しておいてすぐにまた信じるお人よし具合がよかったですね。
ただですね、去り方がキレイすぎるように見えるのが不満ですかね。
本、探すか~。
実録・アメリカ超能力部隊 (文春文庫)
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 著者:ジョン ロンスン
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イベント #3「真実のありか」 Protect Then from Truth

ショーンはただの青年かと思いきや、少年時代にハッカーとして逮捕(?)された天才君らしい。
秀でているのはオタク系要素だけではなく、サバイバル能力もなかなかのもの。
これじゃコリアー捜査官も協力するしかないよね。
というわけで、
収容されていた人たちと、1944年に逃げた人たちの間には考えに溝が生じているらしい、
収容されていた仲間にも差異あり、
ビッキーは秘密工作員、
不時着飛行機にショーンが乗っていたことがCIAの知るところとなる、
不時着後謎の死を遂げた乗客たちが息を吹き返す(DNA変わってたりして)、
本筋はそんなところでしょうか。

そして今回のスターリングさん。
誰かっ、彼に日傘を!!
あんな色の白い人をサングラスだけでアリゾナの砂漠に出してはいけませんっ!
サングラスもメガネへのマグネット式らしく、重さでちょっとずり下がってますよ(以前に使用経験あり)。
日傘をさしかけ、メガネを押し上げるために駆けつけたかったです(笑)。
肝心の黒さの具合ですが、
副大統領も仲間だと思ってましたが違うようですね。
「捜査官の調査はどうなる?」とか暗に「怪しんでますよ」とほのめかされてます。
大統領より副大統領の方が冷静と見た(笑)。
清掃員に成り済まして飛行機に乗り込んでいたショーンを探す命令を出した後「わかってると思うが機密だよ」と言っておりました。
ということは大統領には秘密なんだな(私、しつこい)。

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コールドケース7 #4「ソウル」 Soul と「ファミリーヒストリー」

息子の宿題である家系図を手伝っているうちに、自分が生まれる前に死んだ父親ビリーのことを知りたいと男性が殺人課を訪ねてきた。
遺留品はワインボトルのラベルとハチの絵が描かれたトランプのみだったが、トランプを見たジェフリーズはそれが秘密ジャズクラブのVIPカードであったことを思い出す。


咄嗟に殴ってしまったというのはコールドケースならではですが、
理由が実らぬ恋心、そして償うかのように墓石代を寄付し(ビリーの金だけど)、教会活動に没頭というのは珍しいことだったかも。
せっかくのフィラデルフィアソウルの幕開けを見せてもらったのに、音楽に詳しくないのでジェフリーズほどにはこの行方を堪能できなかったかも(笑)。

「亡き父親のことを知りたい」から始まった今回のエピソード、続けて見たNHKの浅野忠信さんの回の「ファミリーヒストリー」と重なって、見終えてからも「コールドケース」の余韻に浸る、という展開に。
浅野さんが会うことがないまま亡くなったアメリカ人の祖父ウィラード・オバリングさんの足跡をたどるというもので犯罪とは無関係なのですが(笑)。
以前浅野さんが、「アメリカ先住民族の血が流れているかも」と言うのを聞いたことがあり、どういう運命で日本に来られたのか関心があったので見てみました。
実際は、先住民族と関わりの深い地域の出身で、浅野さんの曽祖父母は北欧からの移民だそうです。
浅野さんもお母様も初めて知るとのことで見ている私たちと一緒に驚かれておりましたよ。
ウィラードさんはアメリカに戻って二人の息子がいる女性と再婚、自分の兄弟にも語らなかった日本での結婚を義理の息子たちには一度だけ話したそうです。
遺品整理で見つかった財布から浅野さんのお母様の写ったぼろぼろになった写真が見つかったのにはぐっときました。
戦争が終わると同時に想いも消えたから離日したのでは?と勝手にイメージしてましたが、当人たちにしかわからない理由を見た気がしました。
浅野さんとお母様の、ウィラードさんの義理の息子さん二人との対面は時間と血を超え、同じ人を父と呼んだ、なんともいえないリアルな「コールドケース」に思えました。

本家のラストも、ビリーの足跡をたどって牧師の祖父と対面、そしてリリーの元にも会ったことがなかった弟が訪ねてきてましたよね。
二人にとって父親である人の若い頃の写真をはさんで微笑む姿は、「ファミリーヒストリー」を見た後ではまた印象深いものとなりました。

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7月のまとめ

少ないなあ~。
簡単な英語の本をたくさん読んだから仕方ないかも。
読んだものはどれも方向性はまったく違うものの、楽しかったからいい読書です。

英語の本では、オー・ヘンリーの話がきれいなことばかりではないというのがわかって大収穫でした。
私の読み間違えかしら?(笑)

7月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1211ページ
ナイス数:25ナイス

無力感は狂いの始まり 「狂い」の構造2 (扶桑社新書)無力感は狂いの始まり 「狂い」の構造2 (扶桑社新書)
表現は乱暴だけれど(殺育とか)頷いてしまうと同時に自分の姿も見えるような気がして少し怖い。
読了日:07月26日 著者:春日 武彦,平山 夢明
スペインの宇宙食スペインの宇宙食
音楽、特にジャズはわからないけれど、最近気になる人。「どうかしている感じ」から目が逸らせなかった(笑)。
読了日:07月24日 著者:菊地 成孔
セカンド・ラブセカンド・ラブ
「イニシエーション・ラブ」と並べて語られるから、あの人とあの人は=だと想像ついたが…単なる一つのエピソード的なあれがポイントでしたか。倉持さんに何かを期待していただけに残念(笑)。
読了日:07月17日 著者:乾 くるみ
中国なんて二度と行くかボケ!! ・・・・・・でもまた行きたいかも。 (幻冬舎文庫)中国なんて二度と行くかボケ!! ・・・・・・でもまた行きたいかも。 (幻冬舎文庫)
参考にはならない旅行記だけれど、相変わらず敢えてツライことを選んでいるのが楽しい。これからもどんどん地元の人との闘いを読ませて欲しい。
読了日:07月14日 著者:さくら剛

読書メーター

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最近見た「主任警部モース」

#15「魔笛」
コーラス仲間で好意を寄せている女性が殺され、第一発見者となったモースがどんどん疑われ出して停職に追い込まれるという話。

以前逮捕した詐欺師ド・フリースによる復讐だったのですが、追い込まれるモースがルイスに「ありがとう」などと言うのが聞けてたいへんに意義のある一話だったと思います。
殺された女性の家からモースの私物が見つかるのですが、そんなところにパンツを広げておくかね?というモースには有り得ないことが次から次へと出てくるのに疑惑が強くなるところは理不尽ながらもドラマチックでありました。
コーラス仲間の別の女性が、ド・フリースに操られるように事件に協力していたというのはわかりませんでした。
彼女、モースといい感じになるのかな?と思ったのに最後の取り調べでの変貌はさすがでした(何が?)。


#16「メアリー・ラプスレイに起こったこと」
引退するヒリアン(副警視総監?)がパーティーの後、自宅に侵入した男に殺される。
彼はこれまでの警察で関わった事件を本にするつもりだった。
犯人はその原稿の一部、未解決となっている18年前のメアリー・ラプスレイという少女の殺害事件の部分を持ち去っていた。

蒸し返されたら困るという真犯人か?
嫌がらせが繰り返されることを恐れた当時の第一容疑者か?、との展開でした。
筋は当たっていましたが真相はもっと深いところにありました。
メアリー殺し隠蔽も、メアリーの敵討ちも、父親の子どもへの愛情からなるものでした。
モースと一緒にメアリー事件を担当したドーソンの、父親の気持ちからの証拠不十分な第一容疑者への嫌がらせ、その後の償いとも思えるいたわり、メアリーの復讐にミッチェルを殺したのは間違いだと告げられて「では何故殺したと言ったのだ?」に「父親だからだろう」と答えるモース。
息子テレンスの犯行だと気付いたミッチェルが、息子に悪いことを繰り返させないよう設計士の仕事を諦め戒めの見張りとなったとか、ちょっとずつ間違ってはいるけれど子どもを思う親なればこそというエピソードで見応えありました。
というのも、メアリー殺しの真犯人であるナイーブな青年テレンスが、Christopher Eccleston だったからかもしれません(笑)。
このエピソードは1991年のものなので、私が見た中では一番若いと思われますね。
若くてもやっぱり耳たぶが…(笑)。

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