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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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REX4 #3「千の顔を持つ男」

スーパーで強盗事件発生。
犯人は白髪の老人で強盗後にのぞき部屋に入っていったとの目撃情報を得る。
しかしのぞき部屋では客への礼儀から顔をしっかり見なかったと言われ手がかりを逃す。
が、一連の強盗事件の犯人の似顔絵を重ねてみると変装はしているものの、同一犯である可能性が推察される。


…なんで?(笑)
似顔絵重ねちゃって「ほらね!」って自信たっぷりなところがわからない。
同様にベックの手についた化粧落としのジェルで「あいつが犯人!」と確信に至った理由も。
正解だったし、そういうドラマじゃないからいいけれども。
犯人がかつての得意メイクで強盗重ねてるのも、「エーゲ海でバーを開く!」という決意の元、チマチマとスーパーマーケットを襲っているのも微妙でした。
エーゲ海で~!などとホザイテいるのならバ~ンと一気に銀行とか現金輸送車とかどうかね、一回で済むし。
「あとちょっとで目標金額」とか言ってるので親しい人の手術代かしら?とほろりとしかけた気持ちをどうしてくれるのさっ!
脱走を企てての最後の変装に女性ウェイトレスを選んだのもかなりの冒険だ。
どう見たって男だったよっ!

強盗後メイクを落とすのがのぞき部屋である理由は何だったのでしょうか。
顔をじろじろ見ないところ+サービス精神でしょうか。
新しいシーズン始まったばかりで忘れかけていましたが、このドラマは視聴者ターゲットがかなり広いのでしたよね。
レックス=子どもや犬好き、イケメン刑事=主に女性の目の保養、
レックスに遊ばれるベック=コント好き、
残された男性方を獲得するための女性の裸、
これで老若男女全ての人にREXを見ていただくことができる!との計算なのかと推察されます。

今回のレックスはイタズラが過ぎました。
アレックスのサンドバッグを破いてしまったのは仕方ないとしても、
曲芸師女性のスカートを取っちゃうのはいかがなものか。
アレックスが見て見ぬふりをしていたような気もする。
でも動物園での追跡はたくさんの動物に気を取られながらもがんばっていたのでよしとします。
今度のお休みにはアレックスに動物園へ連れて行ってもらいましょう。
スーツの買い物じゃなくてねっ!(笑)

レックスの家(笑)にアレックスが引っ越してきましたね。
サンドバッグ、たくさんの本、オシャレな内装で今までとずいぶん印象が違います。
外観とのギャップもかなりだ。

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ユーリカ3 #9「新保安官はロボット」

ソーン引き渡しに応じなかったカーターは保安官の職を解かれる。
後任にやってきたのはロボット保安官のアンディだった。
しかし着任早々、木が倒れ、巨大アンテナが折れ、アンディ保安官が車ごと潰されるという事件が発生し、原因調査に首を突っ込んだカーターは驚くべき真実を知る。


カーターが保安官をクビになるのはへん。
確か、通りすがりだったユーリカという町の秘密を知ってしまったため、半ば強制的に保安官にされたのではありませんでしたっけ?
まあいいや、こういう話が見たかったのだから。

アンディ保安官はロボットだから、倒れた木に動揺する町民を「大丈夫、驚いてるだけでバイタル安定してるから」とその場でスキャンできたり、潰されてもファーゴの修理ですぐに元通り。
名前が覚えられないとか、オランダ語しか話せないとか、修理ついでに本当はそこにも手を加えたのでは?とファーゴの仕事を疑わせるような付録もいい。
極めつけは「私の生還率は7%なのでやりません!」とロボなのにの任務拒否。
小難しい理論はわからないので、こういう見ていてわかりやすい小技の畳み掛けが好きだ。
「計算し直したらあなた(カーター)といると成功率が上がるのでやります!」、
「私にはこの仕事は向いていない」とロボに言わせる、SFと人情が同居した名セリフも聞けたし。
ロボットに仕事を選ぶ権利を与えるとは、ユーリカらしいね。

驚くべき真実とは、重力をいじった一連の事件の黒幕がサラだったということ。
カーターとゾーイがいなくなったらイヤなので新保安官を文字通り潰してしまおうとしたらしい。
そのために電力使いすぎの博士を利用するとはかなりブラックだ(前からのメールのやりとりは単純にお友だちだったのだろうが)。
そういえば、アンディが制服取りに来た時「正しい保安官ぶりが鼻につきます」って言ってた。これが伏線だったの?(笑)

「私が見たかったユーリカだ!」とご機嫌だったものの、重力を元通りにするのに失敗したら
「復興に10ヶ月はかかる」、「カリフォルニア一体に住めなくなる」等、心のどこかを突かれるようなドッキリなセリフも(笑)。
やっぱり油断ならないな、ユーリカは。

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チャック2 視聴終了

インターセクトから解放されたチャックは、エリーの結婚式を楽しみにし、サラと休暇を過ごした後に新しい人生を踏み出そうと決心し、ひとつ大人になったような表情でした。
しかし、そこへインターセクトを諦めないフルクラムがやってきてチャックは大きな決断をすることに。
それは、またもやの人間インターセクト。
しかも今度はデータが脳内に甦るだけでなく、身体反応のおまけつきだ。
「何かカンフーできちゃいました」はチャックらしい締め括りのお言葉。
情報つきなうえに闘える身体を手にしてしまったチャックをベックマンが放っておくわけない。
バイモアも退職したことだし、本当のスパイになってしまうのでしょうか。
モーガンは家族同然、ビッグマイクはそのモーガンの家族同然、いつのまにかジェフとレスターもバトウスキー家に結構自由に出入りしているのでバイモアがなくてもいいのかもしれない(ウソ)。

みんながチャックを大切に想っている、それを受け止めてするべきことを選んだチャック、これが全てのシーズンファイナルでしたねえ。
ブライスはどうも心が読めなくて最後まで信用できなかったのですが。
だって、サングラスかけさせてインターセクトのバージョンアップしたじゃないですか。
でもどれもこれもチャックが大好きだから。
なので今度の危険なインターセクトは破壊しろと教えてくれたのですね。
が、ブライス最期の眼力を「インストールしろ」と読んでしまった私は鬼かも。

できすぎ、ベタと言われようと、この安心感が好き。
チャックとサラがパパ救出時、自分に声をかけなかったことをミスだと詰ったり
新たな任務に向かう先でもチャックのピンチに駆けつけて、危機を救った後もエリーの結婚式の手配を自らするケイシー(「それだと色がケンカする」って適当じゃない感じが伝わってくる名言だ!)、
もうチャックとサラの疑似恋愛じゃなくて、ケイシーを含んだ三人をずっと見ていたい。
秘密を知ってしまったデヴォンの眼差しもまたツボ。
結婚式を遅らせるのがチャックの頼みだと聞かされれば「チャックがそう言ったんだな!」と頭の中にスパイ活動のあれこれが渦巻いてる感じ、ホントにお見事キャプテンだった。
しかし、エリーがあんなにがっかりしているのに口を割らないのは褒めていいやら信用ならんやら(笑)。
だって、デヴォンの中ではチャック>エリーってことでしょ?
いや、チャックじゃなくて国家への忠誠か。

本国ではS4が終わったところで、そのままキャンセルとはならずにS5が最終シーズンとして製作されるとのこと。
最後を決めてもらえるなんてドラマ業界では幸せなことですねえ。

余談。
やっぱりサラの顔下半分、色が変だよ!ヒゲがのびてきたみたいだよ!
うちのテレビのせいだろうか…。

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REX4 #2「新パートナー 後編」

レックスとアレックス、出会ったばかりというのが信じられないような連係プレー。
アレックスがそのまま握れるように銃を落とすなんて神業だ。
セスナに乗って、スカイダイビングで現場に降り立つなどアクションシーンもたっぷり。
これまでもやりたかったけれどできなかったのかな?(深い意味なし。多分)。

女性検事も無事、娘の病気もたいしたことなく、誘拐された検事秘書の妻も無事に保護され、めでたしめでたし。
ホテルの怠慢な施錠確認と、殺し屋に部屋を使われたおばあちゃんはかわいそうでしたけど。

それにしても仰天なことばかり。
前編でも殺し屋のうっかり加減に驚いたが、百歩譲って不測の事態(あら、懐かしい言葉。以前は毎週使ってたなあ)だからと言えたかも。
しかし、今回メインの仕事、女性検事狙撃も大失敗。
部屋主のおばあちゃんの隠し方も中途半端、どかした植木鉢も戻さない、
そして直接の失敗の原因が猫って!
ちらちらと猫を映すので「まさか…?」と思ったらその通りだとは。
いろんな偶然で対峙したアレックスを殺しもしないでじっくり顔を覚えさせてるのは捜査に協力しているのかと錯覚さえする。
仲間が「早く逃げろ!」とわざわざ言ってるのに戻ってきてたものね。
あいつらは殺し屋失格で、こんな奴らを雇っている組織も捕まるのは時間の問題だったのでは?
女性検事の出張は本当に必要だったのだろうか。
女性検事といえば、彼女のいろんな事情がぬいぐるみ購入後に一気に語られ、たいへんにわかりやすかったです。

アレックスは、パートナー犬の爆死時に片耳を悪くしたようです。
レックスに「耳となってくれ」とお願いしてました。
大丈夫、犬刑事レックスはこれまでだって携帯電話をくわえた盗聴、小型カメラをつけられての盗撮、街中の尾行も難なくこなしてきたのでアレックスの耳の助けをしてもおつりの貯金ができますよ。

今回のような活躍は警察犬(警備犬)のお仕事なので、人刑事が見落としてる証拠を見つける犬刑事としてのレックスも見たいですねえ。
アレックスの加入でアクションシーンが増えるのかな?

余談。
モテ刑事役のアレックスへの接近、ホテルの女性従業員があやしいと思ったら、検事の方だったとは!
アレックス、彼女子持ちだよ!(笑)

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「水の時計」 初野 晴

水の時計
「水の時計」
 [単行本]
 著者:初野 晴
 出版:角川書店
 発売日:2002-05
 価格:¥ 1,575
 by ええもん屋.com
臓器移植と尊厳という重いテーマなのに、どこまでもピュアだ。
第22回 横溝正史ミステリ大賞の大賞受賞作ということで巻末には選評が掲載されている。
この選評を読むのも大好きだ。
選考員のうちのお一人が「今の世、セックスを脳裏に浮かべないティーンエージャーがいるとしたら、お目にかかりたいものだ」とおっしゃっておられます。
小説冒頭に挿入されているように、オスカー・ワイルドの「幸福の王子」を下敷きにしているのならティーンエージャーであろうとなかろうと「あり」だと思う。
ピュアな心を前提にした、ミステリというよりもファンタジーなのだ。

心臓をもらうことを拒否した恩師の物語は現実味があったようにも思う。
しかし、昴の高校受験のエピソードはちょっと問題あり。
よかれと思ったのでしょうがベテラン教師はそこまで考えをめぐらせるべきだったなあ、と(ここ、「OZ」でマクマナスがミゲルに仮釈放審査を無理強いして絶望に突き落とした話を思い出してしまった。どこまでミゲル好きなんだか…)。

選評によると、受賞の前年も初野さんは「しびとのうた」という作品で最終選考に残ったらしい。
読みたいが、「改稿して出す予定だったが没にした」とその後のインタビューで答えるのを読んで少しがっかり。

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