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ささくれた日々

海外ドラマ、映画、本等の偏愛感想。ネタバレの配慮はあまりされていませんのでご注意を。

   

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「トラウマ映画館」 町山智浩

トラウマ映画館
「トラウマ映画館」
 [単行本]
 著者:町山 智浩
 出版:集英社
 発売日:2011-03-25
 価格:¥ 1,260
 by ええもん屋.com

テレビっ子だった祖父は、昼下がりの映画をよく見ていた。
私も並んでぼんやり眺めていることが多かったので、町山さんよりは年下とはいえ、かすっているものがあるかもしれないと期待していたが、見たものゼロ。
記憶に残っているものゼロなのかもしれないけれど。
何がきっかけだったかは覚えていないが、町山さんの本に親しんできたので(定期刊行される前から映画秘宝を買っているという…。でも近くの映画館はアレなので見た気になってるだけなのが残念でたまりませんよ)、この本もどれも興味深い。
どこかの局が本のタイトル通りの番組として放送してくれればいいのに。
ムービープラスで6月から「未公開映画を観るTV」が放送されるようなので望みがないこともないかな?

余談。
「かわいい毒草」に出演したチューズデイ・ウェルド、
マシュー・スウィートの「ガールフレンド」のジャケットの人だったのですね。
数ヶ月前からマシューブームが再来してましたが
この本を読めば、マシューという名前とジャケット写真を目にしてしまうので、
ブームは避けられなかったということですね。
Girlfriend
「Girlfriend」
 [CD]
 アーティスト:Matthew Sweet
 レーベル:Volcano
 発売日:1991-10-22
 by ええもん屋.com

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「ブイヨンの気持ち。」 糸井重里

ブイヨンの気持ち。
「ブイヨンの気持ち。」
 [単行本]
 著者:糸井重里
 出版:東京糸井重里事務所
 発売日:2009-04-13
 価格:¥ 1,575
 by ええもん屋.com

写真に添えられた言葉が歌のようだったりする。
二度と同じようには歌えない歌を歌った日々を思い出す。
私、毎日新曲を披露していたのだなあ、一匹に向かってだけだけど。
リードは手をつないでいるのと同じこと、これは自分も強く感じたことがある。
うちの場合、自由に歩きたいけれどもつながっていることを確認するような弱虫でもあったし。
そして、そうか、あれは「できあい」だったのか。
「できあい」をしなくなってからモノモライができないなあ。

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働く犬たちを知る本、「働く犬大全 選ばれし犬たちの魅力を探る」 

働く犬大全―選ばれた犬たちの魅力を探る (イカロス・ムック)
「働く犬大全―選ばれた犬たちの魅力を探る (イカロス・ムック)」
 [単行本]
 出版:イカロス出版
 発売日:2011-04-22
 価格:¥ 1,600
 by ええもん屋.com

私たちの生活を守ったり、助けたり、様々にサポートしてくれる犬たちを紹介してくれる本。
警察、空港、自衛隊で働く犬はもちろん(今回の東日本大震災に出動した様子も掲載されています)、
牧羊犬等人と動物の間となるもの、
生活そのものをサポートしてくれる補助犬、
そしてタレント犬としてソフトバンクのCMでおなじみのカイ君の仕事と日常を垣間見ることができます。
書店でぱらぱらしたら、訓練や仕事での真剣で凛々しい姿と
任務を離れたワンコそのものの姿、両方見られることに興奮して購入決定しました。
かっこいい!、かわいい!だけでなく、それぞれの仕事の厳しさ等初めて知ることも多くて勉強になりました。
警察犬と警備犬の違いなんて知りませんでしたよ。
ちなみに、警察犬は刑事部鑑識課の所属で足跡追跡や行方不明者を探すのが主で
警備犬は警備部警備課所属で爆発物探知、被災者捜索、犯人に跳びかかることもこともあるとか。
警備犬の職務はまさに犬刑事(=レックス)といったところでしょうか。
ハンドラーとの信頼関係、愛情が最も大切なことなのに、装備品であるという事実も忘れてはいけないなんて。
ハンドラーもまた厳しい仕事なのです。

麻薬探知犬も、一番楽しいことはハンドラーとの匂い探しであると思ってもらうために、
オフ時(散歩とか)積極的に遊ばないようにするというのも厳しい。
楽しみがないわけではなく、仕事を仕事と感じさせずに一番楽しい事であると思えるからいいのかなあ。

登場する犬たちが、名前、所属、生年月日、体重といったプロフィールつきで紹介されています。
性格、特技、好きな遊びまで。
厳しい任務を任されながらもワンコであることが伝わってくる項目ですね。

最後にカイくんがタレント犬代表として登場しますが、その選択に「有名どころを起用して…」と少し懐疑的でありました。
しかし、犬が座ったままの姿勢で吠える(喋っているように見せるあのシーンですね)のはかなり難しいことだとか
カイ君の家系はひいおじいさんの代からの俳優一家だとか、
これからCMを見る目が変わりそうです。

結構満足度の高い本でした。
が、同じ説明が書かれているところは少し気になりました。
そんなこと、写真見てれば忘れてしまいますけどね。

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ニュー・トリックス5 #8「戦士たちの哀歌(エレジー)」 Mad Dogs

ブライアンが息子とパブでサッカーの話をしていると男に絡まれた。
話を聞くと彼は元軍人、仲間4人とある研究所で治験に協力していたがそのうちの一人がある日遺体となって発見され未解決事件となっていることに心を痛めているのだった。
再捜査を始めると残された仲間も何かを隠している様子だし、国防省からの妨害も入る。
国家的な秘密が隠されているようで、一旦は手を引いたかに見えたUCOSだったが…。


ストリックランド、やるじゃないか。
時々長いものには巻かれることが優先だけど、UCOSを評価し正せることは正すという心意気はあるのですね。
奨学金で学校に行ったのに奉公してないところに私憤の匂いがしないでもないけど。

軍はこの事件を自分たちの人体実験が兵士の精神状態を破壊して、殺人も彼らの無意識によるものと考えていたから横槍を入れたのですね。
しかし事件はもう一捻り、死亡した兵士の家庭の宗教問題だったとは。
でも軍に入ることがすでに教義に反してるよね。
彼はもう信者ではなかったということなのかな。
それだったら「お父さん、そこまで…」と思っちゃうよ。

ブライアンが被害者の家で宗教の本(エホバの証人?)を見つけたことが解決につながってお手柄だったわけですが…
ブライアンの頭からは酒が離れず、エスターとのディナーの約束も忘れてとうとう一人で「祝杯」をあげてしまいましたね。
むむむ、どうなることやら。
これでS5はおしまいだけれど、一週休んで5月9日からS6放送開始なのでやきもきしないで済みますね。
っていうか、それほどやきもきしてないけど。
だいたい、ジャックの殺人未遂(!)、父親の死因をめぐってのサンドラVSジャック、とクリフハンガーエピソードも、新シーズンになったら何かうやむやになってるじゃないですか。
今度も更生施設からブライアンが戻ったところからスタートしそうな気がする。

だいたいついでに言うと、
ジェリーは同席していても平気でビール頼むし(しかも勤務中)、
他の人も「おつかれ~」ってブライアンを一人でパブに残してますよ。
この前はあんなにブライアンの酒への執着を「気にかけましょう」だったのに、ちょっとちぐはぐじゃないの?


おまけ。
当時の仲間で今も軍隊に残っている人役の Andrew Tiernan。
この前見た「マーダーランド」にも出てましたね。
取調室でフィッツと対面という、「恐るべき恋人たち」の再現のような錯綜感を味わいました。
ちょっと前に放送された「バーナビー警部 #57 物言う死体」でのデジカメ振り回してた不良姿も忘れられません。

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バーン・ノーティス3 #7 Shot in the Dark

フィオナの家に泥棒が入る。
捕まえた少年ジョーイは義理の父親エリックを殺すために銃が必要だったと告白する。
ママの元で事情を聴くと、エリックの横暴ぶりと実兄がギャングで汚い仕事の隠れ蓑になっていることがわかる。
エリックに親権を渡さずに母息子の安全を取り戻すためにマイケルたちは一肌脱ぐことにする。
一方、マイケルを自分の手元に置きたいスパイ・エージェント、ストリックラーのプレゼント攻勢は続く。
マイケルは、彼の立場がどれほどのものか探るために連絡係ディエゴを利用することに。


愉快だったよ~。
自然な流れで小道具作り出したり、相手をやり込めるための小芝居も楽しかった。
今回は特に小芝居の部分が効いてましたね。
精神的に追いつめられたエリックが駐車場で汗びっしょり、
ジョーイの運転する車のスリップ音だと気付かずに慌てまくってるのとか
マイケルたちがヤバイ奴らに撃たれた!と逃げ出すところは最高のコント。
エリック役の人、お見事だ。
それだけでなく、家族を守ろうと銃を盗むジョーイに自分を投影して犯罪者にはしないよう気を配るマイケル、
事情を聴いて家に匿ってあげるマイケルのママ
殺しの代金として受け取った金を全額差し出すフィオナ
と人情に篤い部分も心に沁みますねえ。
携帯電話を盗聴器に改造する(当然のことのように何してるかわかってる自分に驚く)のを見せ
銃を離すようにの説得、ラストの車を背にしたツーショット、と
この二人を見ているとジョーイを弟子に迎えたいくらいだった。
だって、銃を探しにフィオナの家を選ぶところで素質が感じられるじゃないですか。

なおかつ!
この前からちょこちょこと Otto Sanchez が登場しているのも嬉しいですね。
マイケルにパシリ扱いされてるけど。
ちょっとお人よしっぽくて一流の匂いがしないところがまたステキだ。
「キッドナップ」でのかっこよさが思い出されますよ。

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